安芸の小京都 竹原アルバム

このブログは私の故郷竹原のディーブな散策アーカイブです。 1996年から続けていた旧ホームページをブログとして継続中。 (ご注意:観光向けではありません)

 もうすぐ節分だが昨年は豆撒きも恵方巻もしなかった。そもそも昭和時代の竹原では恵方巻の風習?はあったのだろうか。NHKのバラエティ番組に踊らされて発祥も由来も分からず「今年の恵方は南南西ですよ!コンパスで確かめてね。」と家族全員が同じ方位を向いて巻ずしを無言で無理やり喉へと押し込む。その間抜けな姿をお互いに片目で眺めながら我に返った時の情けなさといったら・・・。
 正月が過ぎて節分までに何かを食べる儀式?もあったはずだが、やっと思い出したのが「花びら餅」であった。それを食べる時期を調べてみれば1月中旬頃までらしく、また今年も食べそびれてしまった。ならばと毛木の本店「いちかわ菓子舗」で久しぶりに生菓子を買って帰った。(2023/01/27,28撮影)

 朝方よりも寒く感じた晩ご飯の後に生菓子を食べながら熱いお茶をすすった。
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 今回選んだ生菓子は「サザンカ(左)」と「福寿草(右)」と・・・
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 「ツバキ(左)」と「雪中梅(右)」の全4個。どれも冬の花をモチーフにしたものを選んだ。
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 ついでに翌日のティータイム用にと「台湾カステラ」も買っておいた。
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 ちなみに前回「花びら餅」を食べたのは一昨年の正月明けだった。竹原帰省時には「イズミ」や「菊壽堂」で「花びら餅」を買っていた。(以下は2006年1月3日に「イズミ」で買ったもの)
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 生菓子で思い出したのが2000年の韓国旅行で立ち寄った明洞のロッテデパート本店。プラ型に押し付けた粘土細工のような生菓子に「和菓子」のラベルが貼られたパックが多数あり、その手前に置かれた日本語の解説を読んでロッテデパートで土産を買うのはやめた。それは「日本の和菓子の起源は韓国の韓菓です」のような意味の文面だったと思う。日本が「冬ソナ」ブームに沸いたのはその数年後であった。

 天気予報は朝方に雪とのことで、朝日山上部に薄っすらと積もる雪を期待していたのだが不発。昼前にはクレジットカードの引落し通知メールが突然届き、先日の電気使用料金の倍額葉書に続いてあまりの高額に驚いた。考えてみれば先月中旬にスタッドレス・タイヤを取り付けた支払い額が含まれていたのであった。そろそろ1月が「いぬる」が、このまま一度も竹原での雪道を走ることなく、2月が「逃げて」から3月が「去る」頃には元のノーマル・タイヤへ戻すことになるのだろうか?
 まぁ、それはそれで・・・心身をニュートラルに戻せる場所で思う存分寛げる春が何事もなく訪れてくれるのは嬉しい。3月20日で帰郷してから丁度3年間となるが、「竹原という独特の地域性」に未だ完全に馴染めてはおらず、たとえ眠れない日々が続いたとしても「癒しの場所」が豊富にあるのは救いである。
 
 その「癒しの場所」ひとつが「カフェ・ホクストン」の向いにある「長浜自然海浜保全地区」の砂浜。(2023/01/03撮影)

 ここに折り畳み椅子を広げてお気に入りオールディーズが聴ける季節が待ち遠しい。ちなみに今のお気に入りはこの曲である。
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 竹原駅前商店街の三叉路に昭和時代からある『手づくり郷土(ふるさと)賞』の道標碑。車道とアーケード歩道の狭間にあるせいか普段目に留まらなかったのだが、この日は背後から迫る自動車を自転車に乗って避けた際に、偶然この碑の手前で停まったことで改めて存在に気がついた。(2023/01/22撮影)

 この碑を初めて見付けたのは2003年の夏帰省だった。一見、「町並み保存地区」が「手づくり郷土賞」を受賞した記念碑に見えるのだが、この当時に「竹原駅前商店街」の愛称であった「あいふる316」が「手づくり郷土賞」の「ふれあいの並木道 三十選」部門の選考にて選ばれ、昭和62年7月にこの三叉路専用に造られた道標碑が(社)中国建設済会からから寄贈されたものであった。
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 現在もこの選考資料(PDF形式)が国土交通省の公式サイトに残されているので興味ある方は閲覧してほしい。
 掲載されてる懐かしい昭和時代の「あいふる316」の写真には「並木道(竹並木?)」があるアーケード街、今は上部が取り外された竹原駅側のアーチも写っている。また、文面を読めば「あいふる316」の名の由来が「愛が降る316mの買物道路」であったことも分かる。これまで「愛がFULL(あふれる)」の意味も含んでいると勝手に思い込んでいたが違いであった。
 そして興味深いのが地図に書かれた謎の「尾原川」だが、田ノ浦川や本川の上流と小梨町内でつながっているようでもあり、単純に「本川」の誤記とは言い切れない。もしかしたら国土交通省においては「本川」の公式名称は「尾原川」なのかもしれない。
 ちなみに「町並み保存地区」も昭和61年に「手づくり郷土賞」を受章しており、平成25年には大賞部門でも受賞している。

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