コロナ感染者が急増して緊急事態宣言が発令される数日前、久々に西方寺と普明閣を訪れてみた。盆休みの週は観光客と帰省客で町並み保存地区が賑わっていたが、曇天の平日ということもあって人通りはゼロ。考えてみれば前回ここを訪れたが普明閣の境内に桜が咲いていた頃だったので半年ぶり。(2021/08/24撮影)

 西方寺の石段を登って山門をくぐると境内にも来訪者なし。先ずは参拝を済ませて鐘楼から普明閣を望むと舞台にも観光客は居ないようだった。これならば普明閣の舞台が独占できるに違いないと更に石段を登って普明閣の境内へ。

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 あれから半年が経過した第一印象が「何だが朱塗りが酷く色褪せてしまっている」であった。
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 「時かけ」のエンドロール・ラストで芳山和子(原田知世)が駆け寄ってくる境内も長らく雨だったせいか鬱蒼としていた。暫くの間、真下から普明閣を撮っていたが藪蚊まみれになって退散。
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 では誰も居ない普明閣の舞台へ・・・。
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 土足現金の階段も土足では上がりたくない程に朽ち果てて汚れていた。
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 踏み抜きそうな床を恐る恐る靴下で歩いて舞台へ。
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 ここから眺める朝日山と町並みの屋根は何度見ても飽きない。
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 舞台の欄干も朱塗りが色褪せ一部が剥離しており、手摺りを触ると外れてしまいそうな状態。
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 蚊に喰われながら見上げていた境内を今度は見下ろしてみた。
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 春にはよく見えていた三井の煙突も、どこに有るかを探さないと分からない。
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 籠り堂側からも舞台を撮ってみよう。
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 写真を十数枚撮り終えた後は、舞台に座って普明閣からの眺めと吹き抜ける風を独占。曇天でなければ小一時間座っていたかったのだが、肌寒い風に小雨が混ざり始めたので去ることにした。
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 この祠の右横にあるコンクリの四角い台は何だったのだろうか?上がってみると竹原町の街並みが一望できるのだが、ベストショットが撮れるポイントなのだろうか。この白壁の塀は「時かけ」撮影当時は簡単な柵だったと記憶している。あのテープ再生による普明閣の解説装置もいつのまにか消えてしまった。
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 この祠は「十一面観音小祠」。西方寺の山門横にある守護堂には室町時代の秘仏である十一面観世音菩薩様(木造十一面観世音菩薩立像)が安置されているが、どちらの観音様も無病息災・縁結び・開運の御利益がある。秘仏については御開帳は50年に一度なので、普段お願いするならばこちらの小祠が良いであろう。
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 竹小時代に入って遊んでいた普明閣の脇にある不動明王洞も観光客には知られざる場所といえよう。

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 小雨に濡れながら西方寺の石段を下りる。朝日山には霧が降りていないので本降りにはならないであろう。
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 次回、普明閣を撮りに訪れてみたい季節は紅葉の季節。再延長の予定との話も聞いているが、その頃は緊急事態宣言は解除されているのだろうか?5月の連休は団体観光客で賑わっていたが、宣言が解除されたら閑散とした街並み保存地区が再び賑わうよう不動明王様と十一面観音様にお願いしておかねば。。