緊急事態宣言の延長が明けた初日の日曜、長らく臨時休業だった長浜の「お好み喫茶エデン」が営業中となっていた。コロナ禍前から訪れてみたかったのだが、これまではどうしても生ビールが飲みたくて近場のお好み焼屋ばかりを訪れていた。ここは自宅まで歩いては帰れない場所でもあり、初めて訪れる今回は店主と色々雑談などをしたくて、生ビールは泣く泣く我慢することとした。(2021/10/03撮影)

 場所は忠海長浜の国道185号線沿いで、このハイブリッドな目立つ看板(川端旅館+旅館・エデン+ヤマザキパン+喫茶・お好み焼+たばこ自販機・・・)がある佇まいの店舗なのである。
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 車を店舗手前の空き地?に停め、「一生懸命営業中」の看板を確認してから暖簾をくぐった。
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 午後1時を過ぎていたせいか先客は無し、店内では店主がカラオケ用テーブルで寛いでおられた。店内の飾り付けの第一印象は「広島東洋カープ」一色!ここを初めて訪れたことと Twitter を相互フォローして頂いていることを告げ、メニュー最上段の全部入り「お好み焼(エデン焼)」と(ノンアルコールの)コーラを即注文。( ブログ掲載もしたいことを告げて店内の写真撮影承諾を頂いた)このリーズナブルな価格は、この店が地域住民向けの店である証(あかし)と言えよう。
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 「お好み焼屋」なのにこの「定食」の多彩さが「お好み喫茶」・・・なのだが、「焼物」と「飲物」が加わって「居酒屋」級なのである。これに「カラオケ店」の機能が加わって、更に「旅館」が加わるともう・・・・。
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 幸運にも店内貸切状態だったのでカウンター席にて「エデン焼」が出来上がるまで色々と雑談(マスクが苦しいがガマン)。先ずは店名「エデン」だが、聴くまでもなく忠海が舞台の映画「エデンの海」から名付けられたとのことであった。今年も中止や縮小開催となってしまった宮床祭りや祇園祭などについてディープな会話、店舗裏にある楠神社や、ズムスタでの竹原紹介イベント出店エピソードなど・・・・で出来上がり!
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 ここでは嬉しいことに渡されたのは「ヘラ」のみ!マヨネーズ不要を告げて美味しく頂いた。生地は他店に比べてカリカリ感にあふれ、竹原では「お好み焼」の必須の具と言えるイカ天が入っていた。
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 販売形態については色々と工夫されているそうで、壁面にはこのようなポスターが貼られていた。
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 また、楽天市場店では、この箱に注文品を詰めて発送されいる。
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 店内で一番気になっていたのが、食器棚の上に置かれた「たけはら焼」の看板。これは出店時に吊るす看板である。
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 このイラストの似顔絵。一目で店主と分かる出来栄えなのだが、顔自体は何かのイベントで描いて頂いたもので Twitter にも使われている。この看板は「たけはら焼」ということで「かぐや姫」版のようである。
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 滞在時間は約1時間、お互いに色々な「竹原成分」を摂取できたと思う。後ろ髪を惹かれながら次回はエデン版の「たけはら焼」を食べに来たいと告げた。これは会計時に頂いたイベント出店時に配る「LEDライト付ボールペン」である。
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 店を出てからはハイブリッドな看板を撮影。
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 店主との会話で今回得たトリビア。「アンパンをお好み焼用鉄板で焼いて食べてみたら、なかなかどうして、これがもう美味しくて・・・」(その当時はステンレス製ではなく鉄製)、焼き立ての「松屋の二重焼」に負けず劣らずらしい。