過去ブログ記事「消えた「煉瓦造りのゴミ捨て場」(吉名町平方)」にて、謎の溜池が中国煉瓦株式会社の跡地に関わる場所であったとの貴重なコメントを頂いた。今回は、溜池の真ん中を仕切っていた煉瓦造りの橋のような建造物が現存しているかの再確認と、消えてしまった煉瓦造りのゴミ捨て場が一体何だったのかが知りたくて平方の南屋を訪れてみた。(2021/10/03撮影)

 どうやらこの「吉名メガソーラー発電所」の広大な太陽光パネルヤードに中国煉瓦株式会社が在ったようだ。
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 前回の訪問ではゴミ捨て場しか確認していなかったが、今回は先ず溜池とレンガ造りの橋が未だ残っているのかを確かめることにした。ガードレール沿いに車を停めたら溜池も橋もそのまま残っていた。
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 橋全体には草や木々が茂っていて石炭が運ばれた通路が全く見えなかったが、わずかの隙間から仕切られた右側の溜池が確認できた。この橋の幅はおおよそ90cmといったところ。右側の溜池全体の様子はこの隙間以外は木々に遮られて全く見えなかった。
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 そして前回も撮った「消えた煉瓦造りのゴミ捨て場」があった場所。この電柱が立つ辺りから向こうである。
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 ゴミ捨て場自体は残されているようだ。
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 海岸沿いから煉瓦造りのゴミ捨て場があった区画全体を確認した。この区画は一体何だったのだろうか?
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 この情報が得られるであろう、昭和時代から平方にポツンと一軒建っていたと聴いている「南屋食料品店」を訪れてみた。店内に入ると生活用品から食品や飲料品が置かれていた。何となく懐かしい雰囲気がする陳列の仕方だが、たばこも売られているレジ場にはコロナ対策のビニールが吊るされていた。
 店主の姿が見えなかったので「ごめんください」と店の中まで入ると、奥にある今から男性の店主が「いらっしゃい」と出てこられた。店内で買い物をしながら10年くらい前に平方を訪れた際に煉瓦造りのゴミ捨て場があった事などを伝えると、「ああ、あれは危ないので壊してしも~たんよ」との事だ。中国煉瓦の倉庫だったが、造りも古く子供達が遊ぶと危ないので解体したことが聴けた。
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 この南屋の向いにある砂浜が丁度引き潮だったので、砂浜へ降りても良いかを店主に確認。南屋の駐車場があるので停めておくと良いとの事。店で買ったコーラとスナックを食べながら遥か彼方に見える島々と、湾内に浮かぶ牡蠣いかだを眺めていた。

 これは防潮堤手前に置かれた長椅子と灰皿。どうやらこのポイントが絶景が眺められる場所に違いない。
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 絶景なので綺麗に撮ろうとミラーレス一眼で撮ろうとしたら、シャッターを押しても画面が固まって動かない。電源も切れず電池を外して再起動してみたが何度試みても改善せず。ズームレンズの自動フォーカス機構から異音がするので、望遠レンズに差し替えて見たら再発しなくなった。・・・ということはズームレンズが壊れてしまってオートフォーカスが効かないまま固まっているに違いない。そこでマニュアルフォーカスに切り替えたら撮影ができるようになった。これではいちいちピント合わせしないと撮れないことからピントぼけは必至。
 めんどうなピント合わせをしながら平方の砂浜を色々と撮ってみた。
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 牡蠣いかだ。時季外れなのかフロートが載せられていた。
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 遥か向こうには契島。
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 溜池ゆ河川からの河口。
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 その東側にも砂浜があった。
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 静かな砂浜を独占しながら小一時間を過ごした。

 自宅に帰って気が付いたのだが、煉瓦造りのゴミ捨て場が「中国煉瓦の倉庫跡をゴミ捨て場にしていたが、古くなって崩れると危ないから解体した(された?)」との情報が得られたことと砂浜の絶景に加えてズームレンズが壊れてしまったことに気を取られて、この平方の砂浜をこの地域では何と呼んでいたのか、以前テレビ番組で視た「カブトガニが生息する吉名の砂浜」がこの場所だったのかを南屋の店主に訊くのを忘れてしまっていた。まぁ、またいつか南屋へ訊きに行けば良い。