以前から気になっている看板。場所は楠通りから西幼稚園跡へ抜ける途中の外川荒物店跡横の駐車場。(2021/10/24撮影)

 この狭い通りは本川を跨ぐ古庭橋が新たにできたことから、道の駅~榎町~新開~中通までの抜け道となってしまい、交通事故が多発しているルートの途中でもある。右の緑のテントが外川荒物店跡でその隣の鉄骨スレート造りの駐車場の柱にその看板がある。
#01
 これがその「出光灯油」の旧ロゴ看板である。
#02
 一見、新旧の違いは感じられないのだが、出光興産の最新ロゴと比べると、このロゴの時代の古さが分るであろう。これを「旧ロゴ」と書いたが、時代の遷移的には「旧旧ロゴ」あるいは「旧旧旧ロゴ」になるかもしれない。
#03

 このロゴは一般的には「アポロマーク」と呼ばれており、この正円内に太陽神アポロンの顔を模ったデザインは2006年までのものらしい。その後、正円が楕円へと変えられ、楕円が外されたものから顔がシンプル化されたものへと何度も変貌を遂げている。
 この「アポロマーク」はトリビア的に色々と掘り出せる美味しいロゴのようだ。先はこの毛筆の「出光」だが、創業者の直筆らしい。この横顔は女性に見えるが太陽神アポロンは男性の神、どの古い彫刻を見てもカーリーヘアなのだがオールバックのストレートの謎。最もトリビアなのが横顔に隠された文字。目が「ア」、口が「ポ」の発声状態で、耳が「ろ」であり、合わせて「あポろ」⇒「アポロ」となっている・・・ちょっとコジツケ的ではあるが「なるほど~」と言えよう。これは「キリンビール」の麒麟ラベルに「キリン」の3文字が隠されてたとの公式的な情報ではないが、隠し文字「アぽろ」が語れる貴重な古い看板である。