1ヶ月前に訪れた「吉崎排水機場遊水池」が激変していた。現在、3月末まで浚渫工事が行われており、この「遊水地」の底に溜まっている土砂をすくい取って除去しているようだった。水面から飛び跳ねる巨大な生物がつくる環状の波が見られたが、その水面が殆ど消えて池の底の土砂(汚泥?)が見えていた。さながらあの人気テレビ番組「池の水ぜんぶ抜く大作戦」であった。(2022/01/11撮影)

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 飛び跳ねていた生物は一体何だったのだろうか?まだ水が抜き取られていない水面をしばらく観察してみたが、何の動きも見られなかった。淡水ならば鯉だと思われるが色の付いた魚は泳いでいない。凶暴な外来種の亀や魚も棲んでいたハズである。
 工事名は「吉崎排水機場遊水池浚渫工事」であり、「浚渫(しゅんせつ)」とは海や河川の底に溜まった土砂を撤去して、安全に船舶の運航ができるよう改善することである。この「遊水池」は雨水などを溜めて高低差がある江戸堀へ排出する緩急的な溜池であり、溜まった土砂を撤去することで貯水容量が増せば、それだけ排水機による吸出し時間に余裕を持たせることができる。
 例えれば・・・撮り鉄集団で狭くなった駅のホームに一気に大勢の乗客が電車から降りると線路へ転落するほど溢れてしまうが、これ以上はホームの拡張や改札口の数を増すことができない。そこで撮り鉄がホームの一部を占拠しないよう入場制限を設けるといった対応である。東京駅ホームに新型の新幹線車両が初到着した際にトラロープが張られて撮り鉄溜まりを制限していたのを対面ホームで偶然目撃したのを思い出した。人ゴミの「水面」から巨大な脚立やカメラケース上に立って車両を悠々と撮っていたのが「飛び跳ねていた謎の生物」といったところか。