酒蔵交流館向いに新たな古民家カフェが先月オープンした。交流館辺りにできることを知ったのが5月頃だったが、それらしき古民家が1件見付かるもののリノベ工事をしている様子は無かった。月日が過ぎて7月下旬だったか、玄関格子戸のガラスに透けて珈琲豆を入れる樽が見えたことからカフェとなることが確定。そして「憧憬の路」の初日夜だったと思うが、正式オープンだったようで店頭にてテイクアウト販売をされているのを目撃。客対応中だったので店名が聴けず、翌日夜にも立ち寄ってみたが既に店は閉じられていた。
 それから半月が経過した頃に、私よりも早く店を訪れた知人から店名が「Like a trip」であったことを聞く。更に先週末、私より先に家内に先を越されて店内写真を多数撮って見せられた。店名をたよりにネットで探すもそれらしき情報は未だここくぐらいしかなく、今週末に訪れてみることにしていた。だが、昨日に店頭を通った際に23日(水)と26日(土)がオープンと書かれた黒板が目に留まった。
 
 ならば・・・と勤労感謝の日(23日)の本日、雨があがった15時過ぎにひとりで「Like a trip」へと向かった。先ずは店内からのベストショットを1枚。(2022/11/23撮影)
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 これは昨日に立ち寄った際に目に留まった黒板と店名について。オーナーへ店名の由来を訊くのを忘れてしまったが、個人的には「旅たび」よりも「らいくあとりっぷ」と呼ぶのが何となく良さそうに思える。
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 場所は中ノ小路の酒蔵交流館向い。 
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 町並み保存地区の景観に馴染ませる配慮なのだろうか店名看板などはなく、玄関両脇に2本吊るされ螺旋状の手作りオーナメントが目印になっている。
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 格子戸を開くと先客が数名。屋内は古民家の雰囲気を保ちつつ、アンティークな飾り付けがされおり、席の周りに飾られている各種展示物などは販売品を兼ねているとのこと。
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 店内の撮影許可を頂いて、オーナーと色々と雑談をしながら反時計回りに店内を撮影。先ずは南面から。
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 東面のこのレトロなガラス戸の向こうが厨房。
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 厨房横にはリノベ前から有る廊下と小さな池のある坪庭が残されていた。
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 北面にはオーナーが収集されたアンティークな鞄と小物類が飾られていた。
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 その左には重厚なカワイ製のピアノを置く予定であったが、搬送中のアクシデントで壊てしまい実現できなかったらしい。古いアップライト・ピアノの飾り付けがここに似合いそうだと話をしていたら、実は・・・ここへ置きたかったとの偶然一致のエピソード。実現が惜しまれる。
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 西面の棚ににも小物が飾られている。
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 そして中ノ小路に面した玄関と出格子風のガラス戸。
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 現在のメニューは主にホットコーヒー系。
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 今回はホット・ラテ・マキアート(本日はチョコレート付)を注文。
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 ミルク風味たっぷりのマキアートをすすりながら小一時間、客対応の合間に色々な話を聴くことができた。
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 ちなみにこの写真はリノベが終って飲食店営業の認可待ちであった頃の1枚。(2022/07/25撮影)
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 日本酒やワインなどのアルコール類の提供も予定されているとの事で、ここなら自宅へ千鳥足になっても帰れることから期待している。