町並み保存地区を訪れたのは半月ぶり。酒蔵交流館の向いにオープンした古カフェを初めて訪れた時からだが、12月になって無駄に時間が経つのがヤケに早く感じるのは歳をとったせいなのだろうか。このところ観光客が徐々に増え始めたのが嬉しくて、カメラを持ちながら観光客のふりをして保存地区を色々と巡ってみた。その中で目に留まったのが初代郵便局跡(旧上吉井邸)での作品展示イベント「広島海景」である。(2022/12/15撮影)
  
 長生寺の「八十八ヶ所巡り」コースから普明閣を経て西方寺の石段を下ると、初代郵便局跡の前に青い看板が立てられているのを見付けた。
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 タイトルは「広島海景」・・・広島市立大学芸術学部 2022年度日本画専攻地域展開型芸術プロジェクト。下に列記された学生12人によるアート作品が屋内に展示されているようだ。
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 こちらは裏側。
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 こちらについては別途調べてみた。先ずは「竹原アートプロジェクト2022」についてはこちらの公式サイトが見つかった。聴きなれない「NFT」についての解説はこちらが良いだろう。特別なデジタルデータ(アート作品)の購入者がそれを転売すると作者や購入者へ利益の一部が報酬として還元される仕組みのようなのだが解説は難解であった。本イベントでは竹原の要所8種類のNFTが入手でき、4種類を集めると特定の商店で特典が受けられる。
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 狭い間口の玄関から中へ入ってみると「注意事項」。どうやらカメラ撮影制限があるようなので作品鑑賞には注意が必要だ。
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 先ずはどの作品が撮影禁止なのかを事前に確認。だがどれも「撮影可」であった。
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 では入口に近い部屋から順に作品展示を鑑賞。
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 隣りの部屋にも作品展示。
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 更に奥の部屋でも。
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 振り返れば3部屋の展示はこうなっていた。
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 全作品を巡って鑑賞したが土間からは遠くて近寄って見られないものもあった。また、タイトル「広島海景」の「海の景色」に因んだものに限られてはいないようでもあった。多数の作品の中で特に魅かれたのがこの「⑨-2 眺望景観 竹原(作:村上 明花里)」である。この赤白の煙突が描かれていることで一目で竹原であることが分かる。
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 この作品を観た約30分前、長生寺の「八十八ヶ所巡り」コース終端辺りから観ていた「眺望景観 竹原」がこれ。
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 これが「意味のある偶然の一致」・・・いわゆる「シンクロニシティ」なのだろうか。