去年の暮れに本川通り商店街の西端を曲がって竹原駅前商店街を散策していると強烈な違和感。巨大タイル壁画ビル(旧大沢ビル)の雰囲気がこれまでと何か違うのだが、それが分かるまでに十数秒間を要した。(2022/12/25撮影)

 これらはその違いに気付いてから撮っておいた写真である。サムネ(サムネイル=タイトル画像)へ答えや結論をわざと書かずに再生を誘う youtube動画の「嫌らしさ」みたいになるが、どこの何が以前とは異なるのかお分かりだろうか?
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 その答えは「青い外壁塗装」である。2年前に撮った写真と比べて欲しい。屋上にあるエレベータ機械室と4階の軒裏面にベランダの手摺りが真新しい鮮やかな青色に塗られている。このビルのシンボルといえる巨大タイル壁画については特に変化は見られない。路地側のテナント看板は全て白いので空ビルのままなのだが、劣化したコンクリート面の補修ならば鮮やかな青色にはしないだろうし、空ビルが何かに再利用される兆しが感じられる。