国道185号から「梅林園」へ向かうルートの半ば辺りにある「長寿の清水」を再訪した。前回は災害復旧工事の車両が往来していたので車が停められず路上真上から眺めただけ。「湧く清水」の傍に近寄ってみたのは2014年の夏なので再訪は約10年が経過している。(2023/03/11撮影)

 その場所は非常に分かり辛い。
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 看板は運転席からは見えない。
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 余程、脇見をしていないと通り過ぎてしまう。
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 離合場所からは10m以上は離れているので車が停められるのは長くて数分。深い額がある看板に「長寿の清水 此の下にあり」と書かれている。
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 看板の「此の下にあり」が読み辛いので停まって真下を眺めて見ないと分からない。
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 昭和時代はこの土台に旧看板が立っていたのかもしれない。
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 看板脇から坂を下ると・・・
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 御地蔵様とペットボトルへ汲むための漏斗(ろうと)や柄杓(ひしゃく)が常備されていた。
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 「お願い」 お賽銭は固くお断りします 合掌 管理人より
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 ちなみに賽銭が固く断られているのは、この道を大井まで通う子らが悪戯(賽銭泥)する気を起こしてしまわぬようにと願ってのこと・・・と地元民からは聞いている。

 謂れについては経年変化で判読できなくなっていた。
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 たぶん・・・こう書かれているであろう。
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 遠い古(いにしえ)より世は移り変われるも
 変わる事なく尽きる事なく
 大自然の恵に今尚直に清水
 として湧き出ずる此の冷水は古来
 より道ゆく人々に親しまれ愛飲され
 心身に安らぎを与えております。
 何卒一服の清涼剤として御愛飲
 いただき一層の御健康と美容を
 保たれ長寿を全うされることを
 只管(ひたすら)祈願致しております。
              合掌
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 その清水が沸いているのは・・・
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 この半円の窪みだろうか?確かに澄んでいるようである。
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 前回はペットボトルを持参していなかったので汲めなかった。今回も汲めなかった、いや、道路わきに停めた車が邪魔にならないかと気になって汲む事すら忘れていたが、昨日車内で飲んだコカコーラの空ペットボトルがドアポケットに挿し込んであったのをすっかり忘れていた。