安芸の小京都 竹原アルバム

このブログは私の故郷竹原のディーブな散策アーカイブです。 1996年から続けていた旧ホームページをブログとして継続中。 (ご注意:観光向けではありません)

2020年03月

2020.03.09

 本川通りも歯抜け状態となりつつある。この梶川玩具店の隣りも気が付かないうちに更地となっていた。考えてみれば梶川玩具店を訪れたことは無かったかもしれない。いつか訪れてやろうと思いながらも店舗前を素通りばかりしてきた。それに今回初めて気が付いたのは看板に梶川玩具店と書かれていたことである。今までずっと「駄菓子屋」だと思っていたので入りづらかったのである。玩具店ならばプラモデルなども有りそうだし、もしかしたらビンテージ物も残っている可能性もあるので入り易いではないか。
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#01-03:梶川玩具店(2020/02/22撮影)

 この梶川の隣りが更地になっていたのだが、何が有ったのだろうか?古い写真を遡ってみると隣りは長屋店舗となっており、「帽子・靴・履物 合田商店」と「青果食料品・・・」のテントが見える。靴を買う時は合田へ行っていたが隣りの青果食料品店は何だったのだろうか?
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#04:梶川玩具店(2015//12/31撮影)

 更に遡ってみると「坂口商店」であることが分かった。私の記憶では「坂口商店」も靴屋で、平川生花店となる前の商店隣り辺りだったと記憶しているが、その頃の写真は見つかるだろうか・・・
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#05:梶川玩具店の隣り(2014//05/06撮影)

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#06-07:梶川玩具店と坂口商店(2011/12/30撮影)

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#08-09:梶川玩具店と坂口商店(2004/05/05撮影)
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2020.03.08

 竹原市のゆ一般宿泊施設はどのぐらいあるのだろうか。昭和~平成時代で有名なところでは「ホテル賀茂川荘」や「かんぽの宿」が旅行カイドなどに毎回載っていた。最近で目立つところでは「グリーンスカイホテル竹原」が広島大学入試(東広島)の指定宿泊施設にも選ばれ、最高級クラスの「NIPPONIA HOTEL 竹原 製塩町」も新登場。長期間の素泊まりならば「ホテル大広苑」があり、観光としては大久野島の「休暇村大久野島」がある。観光サイトに載っているのはこれぐらいであろうか。
 竹原にはこれら以外にも多数の宿泊施設がある。竹原駅からロータリーへ降りると、目の前に有るのが「竹原ステーションホテルグルマン」とその先に「ゆあさ旅館」、グリーンスカイホテルの向いに「竹原シティホテル」、市役所付近に「天野屋旅館」がある。竹原町以外では高崎町の「民宿ぱくぱく」、福田町の「ビジネス民宿よしだ」、長浜の「シーサイドホテル竹原」と「川端旅館」、忠海駅前の「あかだま旅館」と「網野旅館」がある。竹原町内には更に本川通りの「ほんかわ荘」と田ノ浦に「日本橋旅館」がある。
 過去には、あいふる付近に「旅館よしつね」と「富貴荘」、警察署向いに「万惣旅館」、「日本橋旅館」の近くに「旅館おだ」があった。西野町の「竹原ロイヤルホテル」、高崎町の「佐々木ホテル」についてはどのくらい知っている人がいるだろうか。
 その「日本橋旅館」について紹介しているサイトは殆ど見当たらないが、唯一、竹原商工会議所のHP詳細が載せられていた。和室6室(定員20人)で料金は5000円前後である。載せられた室内の写真を見ると竹原町で『竹原らしさ』を満喫するなら「日本橋旅館」がベストかもしれない。
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#01-04:日本橋旅館(2020/02/24撮影)

2020.03.07

 創建ホーム株式会社(本社)のCMパネルが 2019年版から 2020年版へ更新されていた。昨年からふたりとなったCMキャラクターは大瀬良選手と鈴木誠也選手のままだが、企業スローガンが「HIROSHIMA PRIDE」から「CHANGE THE MOTION」となって、選手の直筆サインが英文字の活字となった。
 創建ホームの創立は35年前の1985年12月12日。本社は竹原で支店は広島県の主要都市と仙台にあるのだが、なぜか東京には「株式会社創建ホーム」と「創建ホームズ株式会社」なるものが存在する。どちらも「創建ホーム株式会社」とは無関係の住宅建築業で、社名の「株式会社」が前に着くか、「ホーム」に「ズ」が付くかの違いだけなので紛らわしい。
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#01:SOKEN HOME本社(2020.02.23撮影)


 公式CMは「創建ホーム 2020 カープ TVCM「CHANGE THE MOTION」2人編」だが、選手名と会社名が英文字となっている。激しく差し替わる顔はカープファンなのだろうか?ナレーションが無いまま「CHANGE THE MOTION」で終わるのでこの意味を知りたいのだが、たまに「球辞苑」を観るくらいで野球用語には詳しくない。直訳すれば「動きを変える」なので、35周年を迎えて会社が大きく変わるのであろろうか。
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#02-05:SOKEN HOME本社(2020.02.24撮影)

2020.03.06

 扇町の生協跡から竹原駅へ向かう途中、HIRO HOUSE の雰囲気が違っていることに気付いた。自転車に乗っての流し撮りのためブレてしまったが、写真を確認すると外観が垢抜けているようだった。竹原駅からロータリーへ降りる時、いつも歩行者信号機が青になるのを見ているので HIRO HOUSE側を見ることは少なく、2019年にも店を訪れたがシオタまでのアーケードがあるので店全体を眺めることもしていない。2019年ここを訪れたのは、久しぶりに幼馴染の友人と街中でバッタリ会い、その友人の馴染みの店が HIRO HOUSE だったのである。ではどこがどう変わったのかを比較するため過去に撮った写真を探してみた。
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#01-02:2020年現在のHIRO HOUSE(2020/02/22撮影) 


 これは2006年当時の HIRO HOUSE 外観である。現在とは店の看板と外壁が変っている。看板では COFFEE & JUICE と書かれた楕円形が、長方形に COFFEE、FOOD、JUICE を示すピクトグラムになった。壁は2階窓枠下がブラウンに塗り替えられている。 2019年に訪れた時と店内の様子は特に変わってはいなかったと思う。
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#03:旧外観(2006/08/12撮影)

 私が気に入っているのがガラスに取り付けられた丸い換気扇である。店内は現在も喫煙可なので換気装置は欠かせない。これは 2006年に呉線待ちで家族でランチを食べた時の注文の品、息子はフレンチトースト、夫婦は HIRO HOUSE 定番のグラタンにした。
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#04-06:家族で食事(2006/01/04撮影)

2020.03.05

 皆さんは「竹原大橋」をご存じだろうか?実は私も2004年にこの銘板を撮るまで長らく「橋」であることを忘れていたのである。「竹原大橋」とは、呉線を跨ぐ国道185号線のスロープである。通常の橋は河川に架かるものだが、この橋は呉線が本川(正確には汐入川)に架かる「汐入川橋りょう」を跨いでおり、本川に沿って走っているのである。(暗渠となっている所もある)よって、どこからどこまでが竹原大橋なのかは判別しにくい。たぶん路上の金属製の接合部分がその境界であろう。
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#01-02:竹原大橋(2020.02.23撮影)

 「竹原大橋」の全景を眺めるには歩道橋へ上がるのがベストなのだが、その眺めはただの片側2車線の国道にしか見えない。今回は敢えて橋のスロープを中心に撮ってみた。
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#03-11:竹原大橋(2020.02.24撮影)

 この橋を前回撮った2004年時は塗り直しの年月日が1984年12月だった。その後、2012年2月に一部塗り直しされていることがこの履歴にて分かる。灰色部分(塗装面積5650平方メートル)が1984年で、青い部分(塗装面積170平方メートル)が2012年であり、両塗装工事の塗料名、塗料会社名、施工者が異なっている。
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#12-13:竹原大橋塗装履歴(2020.02.24撮影)

 この橋は1971年に造られたものだが、なぜだかその工事の様子は全く記憶がない。住吉祭りの露店が礒宮辺りまで伸びていた1970年頃までは現在の歩道が国道185号線であり、現在の国道は本川だったはずである。国土地理院の空撮写真に1970年以前のものがあれば、北堀を含めて国道がどうなっていたのか確認できそうだ。
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