敷地内に神社がある「道の駅たけはら」は施設しとてはユニークなのではと思う。その神社の元々の場所は旧竹原警察署隣りの田ノ浦川沿いに在ったもので、岡本芸南堂薬局の裏であった。下の写真は1999年頃のものでハイライトを施した橋の向こうに見える祠や地蔵様が現在の場所へ移設されものである。当時は数基の祠と数えられない程の御地蔵様が20坪の敷地に詰め込まれていた。
以下が現在の橋から写真である。芸南堂が解体された場所に川向こう側に在った消防庫や火の見櫓が移転。
小さく見える「たまゆら」のパネル裏辺りが神社が在った場所であり、道の駅の工事前には新設の鳥居がある石塀内へと移設されていた。
これまでは神社の前を通り過ぎるだけで境内内へは入った事が一度も無かったが、鳥居の神社名を眺めただけでは納まらず観光客のフリをして突入。一眼カメラを出して撮ってみたのがこれらである。(2020/10/20撮影)
神社の名前は「正一位玉福神社」。鳥居は真新しいが額は当時のままにしては朽ち方が足らなさすぎる。新調されたにしては古すぎるので文字部分以外を磨いたような感じがする。
多用している「たけはらの神仏を訪ねて」によると移設前の写真が掲載されていた。俗称は「たまふくさん」。丸太づくりの鳥居から正面には小さな祠が数基、左には大きな祠、右側に地蔵様が雛壇状に置かれていた。この辺りの旧地名は「京栄町」だったことも書かれていた。
真新しい鳥居をくぐると目の前に大きな新社殿があり、鈴はあるが賽銭箱が見当たらない。移設前には社殿は無く、格子から中を覗くと何も置かれていなかった。
社殿から右を振り向くと大きな地蔵様が祀られている祠で、これは移設前からのもののようだった。
ここで賽銭を入れて「特別な撮影許可を頂きます」と地蔵様へお願いした。
保存地区などの御地蔵様同様に「おん かかかび さんま えい そわか」がある。
その隣奥には移設前と同様にお地蔵様の雛壇。
社殿裏には、元々は鳥居正面にあった複数の祠。扉は閉じたままだったのでご本尊は拝めなかった。
社殿の裏となっているが、神社の構造としては社殿(本殿)越しの向こうにご本尊の祠があるので問題なし。
これが移設前の将正一位玉福神社でデジカメではなくフィルム撮影だったようである。(1997/08撮影)
以下は道の駅ができる前に移設された確証となる写真である。(2008/12/28撮影)
移設前の場所には鳥居、祠や地蔵様は無くなっていた。
新築の本殿には移設後の祠が見えている。
この神社、「正一位」であることから神様の位は最高位である。密かなパワースポットとなっているとの情報があったが本当だろうか・・・。これまで拝んでいる人を見掛けたことは無かった。
以下が現在の橋から写真である。芸南堂が解体された場所に川向こう側に在った消防庫や火の見櫓が移転。
小さく見える「たまゆら」のパネル裏辺りが神社が在った場所であり、道の駅の工事前には新設の鳥居がある石塀内へと移設されていた。
これまでは神社の前を通り過ぎるだけで境内内へは入った事が一度も無かったが、鳥居の神社名を眺めただけでは納まらず観光客のフリをして突入。一眼カメラを出して撮ってみたのがこれらである。(2020/10/20撮影)
神社の名前は「正一位玉福神社」。鳥居は真新しいが額は当時のままにしては朽ち方が足らなさすぎる。新調されたにしては古すぎるので文字部分以外を磨いたような感じがする。
多用している「たけはらの神仏を訪ねて」によると移設前の写真が掲載されていた。俗称は「たまふくさん」。丸太づくりの鳥居から正面には小さな祠が数基、左には大きな祠、右側に地蔵様が雛壇状に置かれていた。この辺りの旧地名は「京栄町」だったことも書かれていた。
真新しい鳥居をくぐると目の前に大きな新社殿があり、鈴はあるが賽銭箱が見当たらない。移設前には社殿は無く、格子から中を覗くと何も置かれていなかった。
社殿から右を振り向くと大きな地蔵様が祀られている祠で、これは移設前からのもののようだった。
ここで賽銭を入れて「特別な撮影許可を頂きます」と地蔵様へお願いした。
保存地区などの御地蔵様同様に「おん かかかび さんま えい そわか」がある。
その隣奥には移設前と同様にお地蔵様の雛壇。
社殿裏には、元々は鳥居正面にあった複数の祠。扉は閉じたままだったのでご本尊は拝めなかった。
社殿の裏となっているが、神社の構造としては社殿(本殿)越しの向こうにご本尊の祠があるので問題なし。
これが移設前の将正一位玉福神社でデジカメではなくフィルム撮影だったようである。(1997/08撮影)
以下は道の駅ができる前に移設された確証となる写真である。(2008/12/28撮影)
移設前の場所には鳥居、祠や地蔵様は無くなっていた。
新築の本殿には移設後の祠が見えている。
この神社、「正一位」であることから神様の位は最高位である。密かなパワースポットとなっているとの情報があったが本当だろうか・・・。これまで拝んでいる人を見掛けたことは無かった。