本日は散策へは出かけずに、安芸津の「ジスボーイ」で買ったレコードでも聴いてようとしていたところ、大広苑向いのパチンコ・オリンピア(大広苑)駐車場でフリマが開かれているとの情報を得た。出かけてみると敷地沿いに赤い「フリーマーケット」の幟。関東に住んでいた頃はよく出かけていたフリマだが、安芸津町の国道沿いでよく見掛けてはいたものの素通り、今回の竹原市内での開催を訪れるのは初めてであった。(2021/06/20撮影)
竹原市民による素人フリマではなく、関東と同じようなフリマ専門仲介業者による主催のようだ。
本日はここの駐車場エリア1/3の東側が貸し切りの会場になっていた。
開催が土日だったのか日曜のみかは分からないが、この時は訪れている客より業者の人数が多い状態。回覧板や広報等で事前に情報が伝えられていれば、もっと賑わっていたであろう。
矢印左側に「毎月第2♥第4日曜開催 夜明けから2時ぐらい」と書かれた紙が貼られているが、この看板は安芸津町の「こっとうフリマ」用のようである。
一通り、展示ブースを巡ってみたが私の好奇心をくすぐられるモノは見つからず。数分で帰る訳にも行かず2巡目。そこで見つけたのが箱に入ったLPレコードの束。レコード販売品としての品質は殆どがEランク(がらくた)だが、適当にめくってみると・・・ほほ~う!これは何と!!
暫くつついていたら出店者が何処からかブースに戻ってこられた。値段を尋ねるとシングルは100円、LPは300円だが200円で良いとのこと。展示しているものは一部とのことで、ブース後ろのハイエースの中にあるケースも自由に見て良いとの事。
安芸津の「シスボーイ」も御存じで、安芸津で時々開かれているフリマに毎回出店されていとのことだ。1時間程度かけてハイエースの中を発掘したところ好き嫌い抜きで珍しいレコードばかり。「ジスボーイ」とは少し取り揃えジャンルが異なるが、私にとっての掘出し物の多さに大満足。シングルとLPを計19セット(20枚)買って帰った。
この日は竹原での開催であったが、他の地区での開催日程も看板とチラシで告知されていた。
これがその「ちらし」。安芸津町の藤三向いで毎月第2,4土日に開催さているフリマは「こっとうフリマ」というイベントのようだ。私はこの土曜日開催を良く素通りで目にしていた。
それでは今回買ったレコードを以下に紹介しよう。計19セット(20枚)だったが、袋無しの劣悪品も混じっているので・・しばらく悩まれた後、何と!合計で1500円で良いとのこと。「ジスボーイ」では見つからなかったレコードも今回手に入れられた。買ったレコードの殆どの曲が youtube でも聴けるが、袋から丁寧に盤を取り出してターンテーブルに載せ、静かに針を盤に落として曲が始まるのを待つ一連の工程はマウス・クリックやLCDタッチ操作では味わえない。
#01:----------------------------
・LSS-1026(EP盤)
・ラプソディ イン ブルー(ガーシュイン)
・PIANO:アンドレ・プレヴィン)
「のだめカンタービレ」のEDで流れる曲である。
#02:----------------------------
・SOLB-289
・『いちご白書』をもう一度/冷たい雨
・バン・バン
この曲を聴いて初めて映画「いちご白書」を観た人は「???」だったに違いない。作詞・作曲が荒井由実だったことを知ったのは平成になってからである。
#03:----------------------------
・7A0275
・時をかける少女/ずっとそばに
・原田知世
既に1枚持ってはいるが、袋無しはタダとのことで購入品に混ぜた。「時かけ」を語る「竹原ファン」ならば所蔵は必須であろう。これも作詞・作曲は松任谷由実。
#04:----------------------------
・SV-1132
・女の子なんだもん/見果てぬ夢
・麻丘めぐみ
これはシングル第3弾か。私がこれを聴いて惹かれた理由は筒美京平作だからだ。本来探していたのはデビュー曲「芽ばえ」なのだが今回も見つからず。曲もだが歌詞も初々しくて良いし、当時の麻丘めぐみは月からの使者「かぐや姫」にしか見えなかった。
#05:----------------------------
・DP 1787
・小さな恋のメロディ/若葉のころ
・ザ・ビー・ジーズ
やはり、ビー・ジーズの曲はこうでなきゃ~。
#06:----------------------------
・L-3037E(EP盤)
・無縁坂/朝刊/縁切寺/精霊流し
・グレープ
最初は別々のシングル盤「精霊流し」と「無縁坂」を見つけたのだが、こちらを見つけてこれにした。「精霊流し」を聴くと「天才!バカボン」の「天ぷらコーラ(テープレコーダー)」を思い出してしまう。
#07:----------------------------
・PW-541
・神田川/もういいじゃないか
・南こうせつとかぐや姫
持っていそうで持っていなかったので、見つけついでにこれも手に取った。
#08:----------------------------
・SV-1147
・わたしの彼は左きき/ひとりの私
・麻丘めぐみ
「女の子なんだもん」に続いて、もしかしたら「芽ばえ」も何処かの箱に有るのでは・・・・だがこれしか見つからず。しかし持ってて損は無さそうだ。
#09:----------------------------
・BS-1713
・白いブランコ/愛のおくりもの
・ビリー・バンバン
まさかビリーバン・バンの代表曲までここで見つかるとは・・・。
#10:----------------------------
・L-1184W
・帰らざる日のために/青春の0番地
・いずみたくシンガーズ
昭和時代の青春ドラマの代名詞といえるひとつがこの「われら青春!」だ。今思えばなぜ?あの頃は「落ちこぼれ」と「ラグビー部」がなぜ視聴者に好かれていたのだろうか?いずみたくのメロディーに乗って「生まれてきた~のはっな~ぜさっ!おしえて~ぼく~らはっ誰さっ!」。
#11:----------------------------
・SV-3515
・ひまわりの小径/てんとう虫のサンバ
・チェリッシュ
これはヒット曲のカップリング版のようである。「テントウムシ」より「ひまわりの小径」が好きなので手に取った。
#12:----------------------------
・SOLB299
・それ行けカープ(若き鯉たち)/勝て勝てカープ
・塩見大治郎
ハイエースの中に積まれていた箱のひとつが「広島」にちなんだレコードばかり。村田英雄の「竹原音頭」を探すものの見つからず、演歌ばかりの中に混じっていたのがレコード板と袋のみの「カープ、カープひろしま、広島カープ・・・」である。昨日の試合結果は怖くて見てはいないが「勝て勝て・・・」と聴きながらひっそり応援したい。
#13:----------------------------
・LL-10022-JC
・ブルーシャトウ/甘いお話
・ジャッキー吉川トブルー・コメッツ
まさかこれまで見つかるとは・・・「森トンカツ、泉ニンニク、囲~まれテンプラ、静かニンジン、眠~るんぺ・・・」。これを「日清ちびっこのど自慢」の出演者が「ブルーシャトウ」の替え歌として唄った場面を私はリアルタイムで視た。
#14:----------------------------
・ETP-17176
・守ってあげたい/グレイス・スリックの肖像
・松任谷由美
大林監督の映画「ねらわれた学園」の主題歌。これも持っていて損はない1枚。
#15:----------------------------
・CX-102
・およげ!たいやきくん/いっぽんでもニンジン
・子門真人/なぎらけんいち
これが一番の掘出し物だ。まさか竹原で見つけられるとは予想だにしなかった。B面を唄った「なぎらけんいち」氏のエピソード、あの時、子門氏同様に後にこれが爆発的に売れると見込まず、レコード吹込み印税を買い取り契約として子門が1万円、なぎら氏が3万円を貰っただけ。A面の子門氏は後にボーナスが貰えたが、なぎら氏はこの歌と共に忘れ去られた。
#16:----------------------------
・FS-1092
・黒ネコのタンゴ/ニッキ・ニャッキ
・皆川おさむ/鮎置礼子
これをリアルタイムで知る年代は60歳以上であろう。歌番組を視ていたテレビは未だ白黒だったと記憶。「話題集中!! 大人のための子供の歌!!」のキャッチコピーが意味深。
#17:----------------------------
・SJET-1210
・禁じられた遊び/鉄道員のテーマ
・ビンセント・ロドリゲス(ナルシソ・イエペスでは無かった・・・orz)
表紙を見てサントラ盤の抜粋だと勘違いして買ってしまった。演奏者がナルシソ・イエペスではないことに今更気付く。
#18:----------------------------
・SX-227(LP)
・「サウンド・オブ・ミュージック」オリジナル・サウンドトラック
・全曲(前奏曲~すべての山に登れ)
これは大収穫であった。カバーは最悪だがスクラッチ・ノイズも少なく、オリジナルの全曲が入って実質100円程度。私のお気に入りの曲「もうすぐ17才」と「私のお気に入り」は何度聞いても飽きない。
#19:----------------------------
・FD-9255-6(LP2枚組)
・ポール・モーリア スクリーン・テーマ・ベスト・アプローズ
・ゴッドファーザー、ある愛の詩~愛のセレナーデ
・ポール・モーリア・グランド・オーケストラ
パーシーフェイスなどのイージー・リスニング系オーケストラものは多数見つかったが、これが一番程度が良くそれも2枚組。分厚いビニール袋に「帯」も有るしノイズは皆無、ランクAといったところである。今もこれを聴きながらブログを書いている。
----------------------------
定期的に竹原にもフリマ・キャラバン隊が来てくれると嬉しいのだが、第2・4の土日に開かれる安芸津町の「こっとうフリマ」へは是非訪れてみたい。レコード以外に、真空管アンプやラジオなどのレトロなオーディオ機器があることを期待している。
竹原市民による素人フリマではなく、関東と同じようなフリマ専門仲介業者による主催のようだ。
本日はここの駐車場エリア1/3の東側が貸し切りの会場になっていた。
開催が土日だったのか日曜のみかは分からないが、この時は訪れている客より業者の人数が多い状態。回覧板や広報等で事前に情報が伝えられていれば、もっと賑わっていたであろう。
矢印左側に「毎月第2♥第4日曜開催 夜明けから2時ぐらい」と書かれた紙が貼られているが、この看板は安芸津町の「こっとうフリマ」用のようである。
一通り、展示ブースを巡ってみたが私の好奇心をくすぐられるモノは見つからず。数分で帰る訳にも行かず2巡目。そこで見つけたのが箱に入ったLPレコードの束。レコード販売品としての品質は殆どがEランク(がらくた)だが、適当にめくってみると・・・ほほ~う!これは何と!!
暫くつついていたら出店者が何処からかブースに戻ってこられた。値段を尋ねるとシングルは100円、LPは300円だが200円で良いとのこと。展示しているものは一部とのことで、ブース後ろのハイエースの中にあるケースも自由に見て良いとの事。
安芸津の「シスボーイ」も御存じで、安芸津で時々開かれているフリマに毎回出店されていとのことだ。1時間程度かけてハイエースの中を発掘したところ好き嫌い抜きで珍しいレコードばかり。「ジスボーイ」とは少し取り揃えジャンルが異なるが、私にとっての掘出し物の多さに大満足。シングルとLPを計19セット(20枚)買って帰った。
この日は竹原での開催であったが、他の地区での開催日程も看板とチラシで告知されていた。
これがその「ちらし」。安芸津町の藤三向いで毎月第2,4土日に開催さているフリマは「こっとうフリマ」というイベントのようだ。私はこの土曜日開催を良く素通りで目にしていた。
それでは今回買ったレコードを以下に紹介しよう。計19セット(20枚)だったが、袋無しの劣悪品も混じっているので・・しばらく悩まれた後、何と!合計で1500円で良いとのこと。「ジスボーイ」では見つからなかったレコードも今回手に入れられた。買ったレコードの殆どの曲が youtube でも聴けるが、袋から丁寧に盤を取り出してターンテーブルに載せ、静かに針を盤に落として曲が始まるのを待つ一連の工程はマウス・クリックやLCDタッチ操作では味わえない。
#01:----------------------------
・LSS-1026(EP盤)
・ラプソディ イン ブルー(ガーシュイン)
・PIANO:アンドレ・プレヴィン)
「のだめカンタービレ」のEDで流れる曲である。
#02:----------------------------
・SOLB-289
・『いちご白書』をもう一度/冷たい雨
・バン・バン
この曲を聴いて初めて映画「いちご白書」を観た人は「???」だったに違いない。作詞・作曲が荒井由実だったことを知ったのは平成になってからである。
#03:----------------------------
・7A0275
・時をかける少女/ずっとそばに
・原田知世
既に1枚持ってはいるが、袋無しはタダとのことで購入品に混ぜた。「時かけ」を語る「竹原ファン」ならば所蔵は必須であろう。これも作詞・作曲は松任谷由実。
#04:----------------------------
・SV-1132
・女の子なんだもん/見果てぬ夢
・麻丘めぐみ
これはシングル第3弾か。私がこれを聴いて惹かれた理由は筒美京平作だからだ。本来探していたのはデビュー曲「芽ばえ」なのだが今回も見つからず。曲もだが歌詞も初々しくて良いし、当時の麻丘めぐみは月からの使者「かぐや姫」にしか見えなかった。
#05:----------------------------
・DP 1787
・小さな恋のメロディ/若葉のころ
・ザ・ビー・ジーズ
やはり、ビー・ジーズの曲はこうでなきゃ~。
#06:----------------------------
・L-3037E(EP盤)
・無縁坂/朝刊/縁切寺/精霊流し
・グレープ
最初は別々のシングル盤「精霊流し」と「無縁坂」を見つけたのだが、こちらを見つけてこれにした。「精霊流し」を聴くと「天才!バカボン」の「天ぷらコーラ(テープレコーダー)」を思い出してしまう。
#07:----------------------------
・PW-541
・神田川/もういいじゃないか
・南こうせつとかぐや姫
持っていそうで持っていなかったので、見つけついでにこれも手に取った。
#08:----------------------------
・SV-1147
・わたしの彼は左きき/ひとりの私
・麻丘めぐみ
「女の子なんだもん」に続いて、もしかしたら「芽ばえ」も何処かの箱に有るのでは・・・・だがこれしか見つからず。しかし持ってて損は無さそうだ。
#09:----------------------------
・BS-1713
・白いブランコ/愛のおくりもの
・ビリー・バンバン
まさかビリーバン・バンの代表曲までここで見つかるとは・・・。
#10:----------------------------
・L-1184W
・帰らざる日のために/青春の0番地
・いずみたくシンガーズ
昭和時代の青春ドラマの代名詞といえるひとつがこの「われら青春!」だ。今思えばなぜ?あの頃は「落ちこぼれ」と「ラグビー部」がなぜ視聴者に好かれていたのだろうか?いずみたくのメロディーに乗って「生まれてきた~のはっな~ぜさっ!おしえて~ぼく~らはっ誰さっ!」。
#11:----------------------------
・SV-3515
・ひまわりの小径/てんとう虫のサンバ
・チェリッシュ
これはヒット曲のカップリング版のようである。「テントウムシ」より「ひまわりの小径」が好きなので手に取った。
#12:----------------------------
・SOLB299
・それ行けカープ(若き鯉たち)/勝て勝てカープ
・塩見大治郎
ハイエースの中に積まれていた箱のひとつが「広島」にちなんだレコードばかり。村田英雄の「竹原音頭」を探すものの見つからず、演歌ばかりの中に混じっていたのがレコード板と袋のみの「カープ、カープひろしま、広島カープ・・・」である。昨日の試合結果は怖くて見てはいないが「勝て勝て・・・」と聴きながらひっそり応援したい。
#13:----------------------------
・LL-10022-JC
・ブルーシャトウ/甘いお話
・ジャッキー吉川トブルー・コメッツ
まさかこれまで見つかるとは・・・「森トンカツ、泉ニンニク、囲~まれテンプラ、静かニンジン、眠~るんぺ・・・」。これを「日清ちびっこのど自慢」の出演者が「ブルーシャトウ」の替え歌として唄った場面を私はリアルタイムで視た。
#14:----------------------------
・ETP-17176
・守ってあげたい/グレイス・スリックの肖像
・松任谷由美
大林監督の映画「ねらわれた学園」の主題歌。これも持っていて損はない1枚。
#15:----------------------------
・CX-102
・およげ!たいやきくん/いっぽんでもニンジン
・子門真人/なぎらけんいち
これが一番の掘出し物だ。まさか竹原で見つけられるとは予想だにしなかった。B面を唄った「なぎらけんいち」氏のエピソード、あの時、子門氏同様に後にこれが爆発的に売れると見込まず、レコード吹込み印税を買い取り契約として子門が1万円、なぎら氏が3万円を貰っただけ。A面の子門氏は後にボーナスが貰えたが、なぎら氏はこの歌と共に忘れ去られた。
#16:----------------------------
・FS-1092
・黒ネコのタンゴ/ニッキ・ニャッキ
・皆川おさむ/鮎置礼子
これをリアルタイムで知る年代は60歳以上であろう。歌番組を視ていたテレビは未だ白黒だったと記憶。「話題集中!! 大人のための子供の歌!!」のキャッチコピーが意味深。
#17:----------------------------
・SJET-1210
・禁じられた遊び/鉄道員のテーマ
・ビンセント・ロドリゲス(ナルシソ・イエペスでは無かった・・・orz)
表紙を見てサントラ盤の抜粋だと勘違いして買ってしまった。演奏者がナルシソ・イエペスではないことに今更気付く。
#18:----------------------------
・SX-227(LP)
・「サウンド・オブ・ミュージック」オリジナル・サウンドトラック
・全曲(前奏曲~すべての山に登れ)
これは大収穫であった。カバーは最悪だがスクラッチ・ノイズも少なく、オリジナルの全曲が入って実質100円程度。私のお気に入りの曲「もうすぐ17才」と「私のお気に入り」は何度聞いても飽きない。
#19:----------------------------
・FD-9255-6(LP2枚組)
・ポール・モーリア スクリーン・テーマ・ベスト・アプローズ
・ゴッドファーザー、ある愛の詩~愛のセレナーデ
・ポール・モーリア・グランド・オーケストラ
パーシーフェイスなどのイージー・リスニング系オーケストラものは多数見つかったが、これが一番程度が良くそれも2枚組。分厚いビニール袋に「帯」も有るしノイズは皆無、ランクAといったところである。今もこれを聴きながらブログを書いている。
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定期的に竹原にもフリマ・キャラバン隊が来てくれると嬉しいのだが、第2・4の土日に開かれる安芸津町の「こっとうフリマ」へは是非訪れてみたい。レコード以外に、真空管アンプやラジオなどのレトロなオーディオ機器があることを期待している。