豪雨災害から約2週間が経過した。あれから竹原市内の至る所で公共工事が行われている。陥没して大穴が開いた舗装道路の仮埋め、河川に50cm以上も積もった砂や石の除去、激流で削がれた川沿い道路の修理など、やっと修復された頃に再び同じ個所が被害に遇う繰り返しのように感じている。
これまでの帰省の度に「またか・・」と感じていたのが、楠通と榎町に挟まれた本川の護岸修復工事である。3年前の豪雨災害によって欠落していた護岸の完全修復を終えたのが昨年の春過ぎ。今回の豪雨ではそのすぐ隣りの護岸が欠落して民家の庭がごっそり河川内に崩れ落ちた状態となり、数日後には巨大土嚢を積み並べた緊急修理が施されていた。(2021/07/18撮影)
新町と楠通りの境界に架かる渡逢橋から見た護岸修理の状態。
ひとつ上流の山陽橋からも土嚢が積まれた護岸の幅広さがわかる。
前回の修復工事(2度目)が行われていた時の状態(2020/03/24撮影)
本川を堰止めての大規模な護岸修復工事だった。
3年前の豪雨災害による護岸修復(1度目)を終えた後。(2019/10/17撮影)
3年前の豪雨災害より前の状態。(2017/08/11撮影)
土嚢が積まれた護岸場所は、再び重機が入れられて修復工事が行われるであろうが、日に2度起こる満潮時には2m程度水かさが増すので長期に渡る再工事となるであろう。洪水ハザードマップに浸水区域の濃い色付けがされた中心に走るのがこの本川である。これからは台風が何度も直撃することも十分考えられるが、大潮による冠水予防の巨大水門設備やボトルネック箇所に詰まる川底のクレソン剥ぎ取りだけでは足らず、更なる大規模な治水対策が望まれる。
これまでの帰省の度に「またか・・」と感じていたのが、楠通と榎町に挟まれた本川の護岸修復工事である。3年前の豪雨災害によって欠落していた護岸の完全修復を終えたのが昨年の春過ぎ。今回の豪雨ではそのすぐ隣りの護岸が欠落して民家の庭がごっそり河川内に崩れ落ちた状態となり、数日後には巨大土嚢を積み並べた緊急修理が施されていた。(2021/07/18撮影)
新町と楠通りの境界に架かる渡逢橋から見た護岸修理の状態。
ひとつ上流の山陽橋からも土嚢が積まれた護岸の幅広さがわかる。
前回の修復工事(2度目)が行われていた時の状態(2020/03/24撮影)
本川を堰止めての大規模な護岸修復工事だった。
3年前の豪雨災害による護岸修復(1度目)を終えた後。(2019/10/17撮影)
3年前の豪雨災害より前の状態。(2017/08/11撮影)
土嚢が積まれた護岸場所は、再び重機が入れられて修復工事が行われるであろうが、日に2度起こる満潮時には2m程度水かさが増すので長期に渡る再工事となるであろう。洪水ハザードマップに浸水区域の濃い色付けがされた中心に走るのがこの本川である。これからは台風が何度も直撃することも十分考えられるが、大潮による冠水予防の巨大水門設備やボトルネック箇所に詰まる川底のクレソン剥ぎ取りだけでは足らず、更なる大規模な治水対策が望まれる。