安芸の小京都 竹原アルバム

このブログは私の故郷竹原のディーブな散策アーカイブです。 1996年から続けていた旧ホームページをブログとして継続中。 (ご注意:観光向けではありません)

2021年11月

おかかえ地蔵」といえば歴史民俗資料館の裏側奥にある地蔵尊(大名谷地蔵堂に併設)が一般的には知られているが、保存地区から少し外れた長生寺にも「おかかえ地蔵尊」が鎮座されている。
 これらの「持ち上げて抱えることで願いが叶えられる地蔵尊」の呼び名が微妙に異なることが興味深い。大名谷の地蔵尊は、路地入口の看板には「お抱え地蔵」、地蔵堂前には「かかえ地蔵」、地蔵堂内部には「地蔵菩薩尊」、観光情報誌等には「おかかえ地蔵」、郷土歴史資料には「抱地蔵」と書かれており、難儀なほどに統一性が無いようだ。そして長生寺の地蔵尊には「おかかえ地蔵」に「尊」が加わっている。

 長生寺の山門をくぐり、本堂を右手に奥まで進むとこの「おかかえ地蔵尊」のお堂がある。本地蔵尊へはミニ八十八ヶ所地蔵巡りの八十八番目を御参りした後に願い事を叶えるために立ち寄られているようだ。(2021/11/16撮影)
#01
 ここを訪れたのは今回が初めて。地蔵堂の扉は開けられており、中は座敷なので靴を脱いで入ってみた。
#02
 正面の地蔵尊が「おかかえ地蔵尊」のようだが、右側にも小さな地蔵尊が台座に座っている。もしかしたら子供でも持ち上げられるよう軽い「おかかえ地蔵尊」なのかもしれない。
#03
 大名谷の地蔵尊と同じ呪文?「御真言」(マントラ)、「おん・かかかび・さんまえい・そわか」が書かれている。
#04
 ここでの参拝の仕方が書かれた紙が貼られている。御真言に続けて願い事を唱えるのだろうか?
#08
 地蔵尊の脇から後ろに回って見ると台座が備えられている。(ナフコで買った我が家の玄関用と同じものだ)
#07
 台座に上がって地蔵尊の後ろから両手で抱え上げてみて「重さ」を実感してみる。ズッシリとかなりの重さ、10kg程度はありそうだ。
#05
 正面に戻って御真言と願い事を唱えたら・・・
#09
 もう一度、後ろに回ってみて再び地蔵尊を抱え、先程の「重さ」に比べ軽く感じられるかを確認する。
#06
・・・・・ん~軽くなったと言えば軽くなった。変わらないと言えば変わらないような・・。差は微妙過ぎて願い事は成就しない気がするが、更に重くはならなかった気はしたので「良し」としよう。
#10
 そもそも御真言「おん・かかかさんまえい・そわか」とはどんな意味なのだろうか?
地蔵菩薩の真言は「オン・カカカ・ビサンマエイ・ソワカ」であり、サンスクリット語では「oṃ ha ha ha vismaye svāhā(読み:オーン ハ ハ ハ ヴィスマイェー スヴァーハー)、その訳は「帰命したてまつる。ハ、ハ、ハ。希有なる者よ。スヴァーハー」。そしてその意味はこのサイトに詳しく書かれていた。
以下に転載すると・・・

  • 「オン」帰命(命も体も投げ出して従うこと)
  • 「カ カ カ」の「カ」は地蔵菩薩の種字といって、地蔵菩薩のすべて、姿や働きを一時で表したもので、これを3回唱えて呼びかけています
  • ビサンマエイ」は、ほめたたえること
  • 「ソワカ」は、そのようになる、成就すること
  • つまり、「地蔵菩薩様、地蔵菩薩様、地蔵菩薩様、あなたにすべてを投げ出して従い、讃え、願いを成就させます」という意味になります

 地蔵菩薩様への拝み方、先ず御真言「オン・カカカ・ビサンマエイ・ソワカ」を唱えることによって自分へ振り向いてもらい、その菩薩様の得意分野の願い事を叶えてもらえる(成就する)よう気持ちを込める。よって、お願いする地蔵尊の得意分野以外をいくらお願いしても成就(重さが軽くなった感じがする)しないことになる。

 11月19日に「ほぼ皆既月食」の部分月食が全国各地で観測できるらしく、それもこの中止半端?な皆既月食は140年ぶりということで、本日は仕事から帰って自転車に乗って「竹原である証し」と一緒に月食を撮りにでかけた。
 昨日、帰宅途中に見えた満月は30度程度の仰角だったのに、本日は東の山に隠れそうな低さ。ライトアップされた普明閣と部分月食を一緒のフレームに撮りたいのだが、この角度では撮影場所が限定されるであろう。自宅からは何処にも月が見えなかったので西へ西へと移動し、辿り着いたのが賀茂川の朝日橋を渡った成井の土手。(2021/11/19撮影)

 竹高辺りまで南下すれば月が普明閣の真上になったかもしれないが、土手沿いの家屋群に普明閣が隠れ見えないだろうし、かなりの交通量のため安全に三脚を立てる場所も無い。川向こうの来須土手は更に低いので尚更である。やはり、竹中傍の土手がベストだったようだ。

 撮影時刻は17:50。最大の食は18:02なのだが、最大の食となるとうす暗い満月と変わらないので、この程度が丁度良かったであろう。右下に普明閣、左上に部分月食。
#01
 それぞれを最大望遠にしてみた。
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 少し引いて17:53に撮影。
#04
 他にベストな場所が無いかを探し回るも、東へ寄れば月は山の影。保存地区内の「憧憬の広場(マッサンとリタ像)」からも月が見えない。広銀跡の「酔景の小庭」からも月が見えない。円山医院横の駐車場からだと村上ベーカリー真上に月が見えるのだが、月を電線が遮ってしまう。ジグザグに南へと移動しながら辿り着いたのが、本川に架かる新港橋の歩道上。
 ここなら「道の駅たけはら」が「竹原である証し」となるであろう。だが、ここからの月は道の駅と一緒ではかなり小さい。
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 撮影時刻は18:12。
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#07

 月食の特徴である赤道色の満月と一緒に「竹原である証し」が撮れたが結果的には失敗作。また140年後にライトアップされた普明閣と一緒に中途半端な皆既月食が写せる場所を探しに行くとしよう。

 土日祝日はいつも売り切れてるか、名前を告げて焼き上がるのを何処かで待たなければならない松屋の二重焼。いよいよ熱々が歩きながら食べられる二重焼が旬となったようだ。(2021/11/16撮影)
#05

 「道の駅たけはら」に寄贈された「ももいろ街角ぴあの」を誰か弾いてくれていないかな・・・と立ち寄ってみたが、この日は鍵盤の蓋が寂しく閉じられたままだった。
 外に出てみて思い出したのが、松屋の二重焼。平日なので待ち時間なく即買えるか、それとも「本日終了」の札が立てられているか・・・・。

 ラッキー!小窓が開いていた!!
#01
 丁度、数個が焼かれている最中で4つを購入。
#02
 熱いうちに何処かで1つだけても食べたいのだが、これから行くのは長生寺と普明閣の紅葉の確認。店頭の長椅子に座って食べるか、歩きながら食べるか・・・・。
#03
 もしかして長椅子で食べたい時は、熱いお茶のサービスとかあるのだろうか?
#04

・・・・と要らぬことを考えているうちに冷めてしまうので、保存地区への人通りの少ない裏路地を歩きながら1つ頬張った。前回、焼き立てが食べられたのは今年の1月頃だったかも。残る3つは持ち帰ってブログ書きの最中に食べることにした。

 三景園の紅葉が見頃とのニュースを視て11月14日(日)に訪れたが、一週間後辺りが見頃ろに思えた。来週月曜の雨天予報後からは冬の気候に一変しそうなので前日の日曜日が真の見頃ろであろうか。三景色園の景観には劣るものの、竹原市内にも紅葉の景観が素敵な場所(難所の秘境は省く)がいくつかある。そのひとつが高崎町の「ピースリーホーム バンブー総合公園」(通称:バンブー公園)なのだが、紅葉の状況を見に久々に訪れてみた。(2021/11/16撮影)

 公園に到着したが、全体的にはやはり見頃は未だのようだった。その中で一部紅葉が観られる中央の池周辺を重点的に撮影してみた写真を紹介する。

 その中でこれが「バンブー公園」で撮ったことが分りやすいベストショットである。
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 以下は撮り始めから終わりまでの写真の一部である。コントラストと彩度を強めにして肉眼で見た印象に近くなるようにしてみた。

 第二駐車場から竹の館方面へ。
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 途中で振り向くとステージがある。
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 竹の館の傍にある人口池に到着。
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 鏡面のような水面に映る紅葉を撮りたかったが、どのアングルを試みてもイマイチ。
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 ならば・・・と小山の途中まで登って紅葉越しの水面。
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 プロムナードと言うほどの景観ではないが、池の後ろ側にある散歩道にもポツリと紅葉があったので撮ってみた。
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 小山の頂上へ登れる道があったので紅葉越しの池を撮り直してみた。
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 池のほとりにある東屋から観た小山と池。
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 紅葉越しの電発もバンブー公園で撮った証である。
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 最後にステージ上から。
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 昨年に「紅葉のピースリーホーム バンブー総合公園」を訪れたのも同日に近い11月15日。紅葉の状況を見比べてみると、やはり、今年は見頃ろが時期が遅れているようだ。これから紅葉を観に訪れるのならば来週の日曜日がベストであろう。



 バンブー公園の紅葉具合を撮りに行く前に何処かで昼食したいのだが、「お好み喫茶エデン」や「御幸」は火曜日か定休日。そこで思い出したのが忠海の「味処 日之出」なのだが、最後に訪れたのは1年以上も前。当時はコロナ感染対応の最中で、ランチはテイクアウト弁当の中身を店内で提供するのみ。テレビ取材番組で話題になっていた「ドーマル唐揚げ」を食べたかったのだが叶わなかった。
 もしかしたら通常メニューに戻されている可能性があり、待望の「ドーマル唐揚げ」が食べられるかもしれないと、田ノ浦~小泉経由で忠海を訪れた。(2021/11/16撮影)

 忠海到着は12時半過ぎ。「味処 日之出」はランチ客で満席の可能性もあり、3台程度停められる駐車場は既に満車かもしれない。
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 予想通り混んでいそうだったが運良く1台分の空きあり。
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 この右側の「日之出」の看板、よく見れば「之」の字が他の異なる。「之」の崩し文字ではない。「の」の変体仮名に近いが違うようだ・・・。「之」と「の」を混ぜれ合わせればこうなりそうだ。
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 暖簾も掛けられており、前回のような限定メニュー貼り紙も無いようで通常営業に戻っているようだ。
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 引き戸を開けると右座敷席は満席でカウンター席に2席の空きあり。個々にアクリル板で仕切られており、カウンター席との対面にも透明シートで仕切られていた。先ずは席に案内される前に店員による検温確認があり、他店に比べ厳格なコロナ感染防止対策が行われていたのには驚いた。滞在中に訪れた来客は顔馴染み客ばかりのようで、さすが「忠海に来ておきながら、ここを知らないとはモグリだ!」と言われている人気店。

 カウンター席に案内されてメニューを開くと各種定食が再開していた。だが、どこを探しても「胴丸(ドーマル)唐揚げ」が付く定食が見当たらない。壁にも「お品書き」があるとのことで見てみれば、残念なことに「ドーマルなくなりました」の貼り紙、定食ではなく単品なのか「当店イチオシ」の人気料理のため12時半では遅すぎたようだ。
 そこで選んだのがリーズナブルな「おまかせ定食」(1100円)。たぶん常連客は頼まないのだろうが、白ご飯を「しらす丼」(+330円)にランクアップしてみた。味噌汁が運ばれる前だが、これが本日の「おまかせ定食+しらす丼」の全品である。
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 しらす丼の食べ方は説明シートが備えてあった。生玉子は黄身のみを使うのがお薦めで、薬味ネギとワサビものせて混ぜて食べるようだ。(残った白身はこっそり味噌汁へ混ぜた)
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 このしらす丼はアッサリ味でワサビが鼻の奥でツーン・・・として箸がどんどん進み、刺身皿を食べ切る前には茶碗が空になってしまった。この「おまかせ定食」に「胴丸の唐揚げ」を一品足して食べられたら、どんなに幸せか~。次回は開店11時半前に到着しておくことにしよう。天候によっては「福大鮮魚店」からの入荷が無いこともあるので事前に電話確認が要りそうだ。

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