安芸の小京都 竹原アルバム

このブログは私の故郷竹原のディーブな散策アーカイブです。 1996年から続けていた旧ホームページをブログとして継続中。 (ご注意:観光向けではありません)

2021年12月

朝方からクリスマス気分も吹き飛ぶような寒気の襲来。朝日山には積雪は無く、暖かい陽射しが窓から見えた午後、思い切って外へ出掛けてみた。行先は「道の駅たけはら」の裏にある「たこ焼き天ちゃん」。先週は売り切れで残りの6個を無料サービスして下さったので8個入と「たこせん」を買いに行くためである。
 手袋無しでは耐えられない程の北風の中、自転車で寄り道した保存地区や礒宮に門松が飾られているのを撮っておいた。(2021/12/26撮影)

 令和3年正月の門松は今年の1月3日に撮ったが、正月飾りを飾って良い期間は新暦の12月13日から1月7日までの習わしが多いようだ。

先ずは胡堂。毎年豪華な門松が置かれている。
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 「まちなみ竹工房」にも胡堂と同じ飾り付けの門松が置かれていた。
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 その裏庭(修景広場)には、造りたての門松が置かれていた。どうやら胡堂などの門松はここで造られているようだ。
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 NIPPONIA HOTEL別館にも飾られていた。
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 その隣の「茶寮一会」にも。
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 竹鶴酒造では、今年も据置型ではなく壁掛け型の門松であった。
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 保存地区内では一番豪華と思われる一般古民家の門松。
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  NIPPONIA HOTEL本館は昨年と同一デザイン。
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 礒宮も昨年と同一デザイン。
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 そして最後、「道の駅たけはら」にも門松が飾られていた。
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 風が寒過ぎて町内を隈なく巡ることはできなかったが、まだ飾られていないところも多い気がした。縁起的に末広がりの二十八日火曜日に飾り終わるに違いない。今年も残り1週間を切った。毎年、新庄町で輝いていたイルミネーションの競い合いも「かぐや姫号」の車窓からは見かけなかったが、町中の雰囲気は12月26日から正月モードへと切り替わったようだ。

 昨年に続き今年もモンシェリのショートケーキでクリスマス。あれから1年が経ったが新型コロナ禍の波状攻撃でクリスマスがどうの・・・ディズニーがどうのこうの・・・と今年も騒げる年ではなかった。毎日聴いているラジオからも山下達郎/松任谷由実/稲垣潤一/マライアキャリー・・・などの定番曲を聴いた記憶は無く、本日昼過ぎに「ビートルズは終わらない~The Beatles 4 Ever~」でマッカートニーの「ワンダフル・クリスマスタイム」が流れたのを聴いたのみ。

 今日の昼間に買ってくれていたのはモンシェリのショートケーキ(クリスマス・バージョン?)を6個。2021/12/25撮影)
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 家族揃って夕食後にコーヒーと一緒に・・・。全6種6個の中から無作為に私が選んだのがコレ。偶然なのか無意識なのか昨年と同じケーキであった。箱の中には昨年と同じものがもうひとつ含まれていた。
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 息子と家内は暫く吟味してこれらを選んだ。食べられる直前に慌てて撮ったので、皿の上で転がりそうな状態になってしまった。
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 本日夜から記録的な寒波が全国に襲来するとの天気予報だが、広島県内では比較的暖かな竹原はホワイト・クリスマスとなるのだろうか?ちなみに私がお気に入りのクリスマス曲はビング・クロスビーの「ホワイト・クリスマス」である。「愛」も「恋」も歌詞には無いし、どうも歌詞に混ぜると違和感がある「そして新年おめでとう」も含まれていないからなのだろうか?「クリスマス」と「もういくつ寝るとお正月」を混ぜられると「盆」と「正月」を一緒に歌うような歌詞に感じてしまうのである。さて、明日朝起きたら目の前の朝日山は再び白くなっているだろうか?

 水の口橋修復とトヨタカローラ広島竹原店に続いて「かぐや姫号」の車窓から撮ったもう一枚の写真。新庄町の国道432沿いで見付けた「初詣は氏神さまへ」の幟と案内看板。ひとつ手前の路地には白い幟が立っていたがこれは赤い幟。(2021/12/21撮影)
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 走行中の車窓からでは神社名は読めなかったが、撮った写真を拡大すると「総都八幡神社」と書かれていた。「氏神さま」とはこの地域がお祀りする神様という意味であり、この辺りは新庄町の荘野地区。なぜか同町にに鎮座する「小早川神社(和賀神社)」ではなく「総都八幡神社」だったのが興味深い。
 荘野町に住まわれている方に訊いた話では、この神社を親しく「氏神さま」と呼んでおられ幼少から初詣はここを訪れるのが恒例とのことだった。現在は荒れてしまっているが、なぜ小早川神社ではないのかは明日訊いてみる予定だ。
 愛読書「たけはらの神仏を訪ねて(神野勝著)」で確認してみると神社名は「総都八幡神社」、地図には「総部八幡宮」と書かれており、俗名は「僧都八幡宮」と書かれていた。創建は1288年頃で建立は小早川政景(竹原小早川初代当主、木村城を建城)による。約300年後に創建された小早川神社よりも古い由緒ある神社であることから、ここが「氏神さま」であることも何となくうなづける。

 この「氏神さま」の赤い幟が立っていたのは赤丸の場所、神社はこの分岐路から入って小山を右折した黄三角に鳥居がある。google地図では「増都八幡神社」と書かれているが、誤植では無く鳥居の扁額には「増都」と書かれており、未だ経緯は調べていないが明治時代に「総都(そうず、そうづ?)」に改称とれたとのこと。神社名そのものに「総都」・「僧都」・「総部」・「増都」とのここまで複数の表記があることには驚いた。
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 このgoogle地図でもよく分かるが、この「氏神さま」が鎮座する小山は3年前の豪雨災害で崩れている。昨年夏にこの神社鳥居がある狭路を訪れた際には、崩れた法面の修復工事の真っ最中だったのを記憶している。

 今年春に書いた「芸陽バス竹原営業所向いが更地に」のブログ記事、その更地に「トヨタカローラ広島株式会社 竹原店」の新築工事が行われていた。(2021/12/21撮影)

 10月頃にこの辺りを通過した時は造成中のようだったが、ここに何ができるのかまでは確認していなかった。
その後、12月初旬には既に鉄骨の組立てが完了していが、何ができるのかまでは未確認のまま。今回、「かぐや姫号」で広島へ向かう際に「中通バス停」で停車したので看板類が撮れたのだが、工事名からここに建設されていたのは「トヨタカローラ広島 竹原店」であったことが分った。
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 その「トヨタカローラ広島 竹原店」なのだが、ここが更地になる前から敷地の南隣りには既にその竹原店がある。(2021/04/20撮影)
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 工期は半年後の来年5月末まで、工事名が「移設工事」や「増築工事」ではなく「新築工事」であることから、現状の竹原店の隣りに別の「トヨタカローラ広島 竹原店」ができるだろうか?さすがにそれは無さそうだ。掲示されている完成イメージ図からも中古車ヤード拡張ではないので、隣りの敷地への「移転」ではと推測している。

 昨日は広島県立美術館にて開催中の「大広重展」へ出掛けた。竹原から「かぐや姫号」に乗って広島駅へ向かう際に、災害復旧工事中の水の口橋(東野町国道432沿い)に新たな橋桁が架かっているのを確認。(2021/12/21撮影)

 かぐや姫号の車窓から確認。半分欠落していた橋桁部部分に新たな橋桁が架けられていた。
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 護岸の復旧はこれから。
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 工期は令和3年末まで。あとはガードレール取付と路面舗装されれば橋自体の復旧工事は完成か。
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 橋脚の周囲に盛った土砂を除去中。
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**** これまでの写真 ****

(2021/04/20撮影) 河川底に鉄柱(ボーリング?)を挿し込んでいた。
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(2021/07/21撮影) 以後、最近まで橋脚のみの状態。
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 以上

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