安芸の小京都 竹原アルバム

このブログは私の故郷竹原のディーブな散策アーカイブです。 1996年から続けていた旧ホームページをブログとして継続中。 (ご注意:観光向けではありません)

2022年03月

 竹原市内の走行動画もこれでおおかたのルートが完了。今回はかなり広域で、新庄交差点(国道2号)から田万里トンネル(下り)を抜けて仁賀口(県道333号)まで、折り返して田万里トンネル(上り)を抜けて再び新庄交差点(国道2号)へ。更に直進して新庄の竹原市圏を越えた少し先の日名内辺りまで、ここから先は本郷なので小吹からの県道75号と忠海町への県道59号の交差点までの動画は省略。忠海町の竹原市圏を通過して忠海駅から長浜~福田~高崎洞門を抜けて的場公園までのルートになっている。
 以下にその全体ルートと動画のタイムスタンプを示す。(2022/03/06撮影)
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安芸の小京都 竹原 036 新庄~田万里~新庄~忠海~的場(2022 03 06)


 他にも普明閣からの眺めや塩町(皆実、中須)、来須・成井土手、天池沿いなどの動画ストックもあるが、来週辺りから桜が咲き始めるのでバンブー公園や来須・成井土手の桜並木を撮る予定である。また、インターバル撮影カメラ(KINGJIM製レコロ)もあるので、内港や日没などの定点での微速度動画撮影も試みたい。

 長浜の「お好み喫茶エデン」へ「純米吟醸たけはら焼」を食べに行った際、カウンターに置かれていたのがこれ。忠海学園9年生による忠海グルメマップである。三つ折りを開くまで分らなかったが外国人観光客向けに作られた英語版であった。掲載内容が興味深かったので私は日本人ではあるが店主から1部頂いて持ち帰った。(2022/03/21入手)
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 見開きの実物サイズはA3。掲載されている各店舗や忠海駅待合室に置かれていると思われる。
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 掲載されている店舗は以下の通りで、地元ならではの「濃厚」な選定である。
  1. Le Lapin(カフェ&雑貨店)
  2. スーパーマミー(食料品店)
  3. 清水おかず店(手造り総菜)
  4. えしま家(お好み焼)
  5. 平田ストア(食料品店)
  6. 味処 日之出(和食食堂)
  7. 恵みパン工房RyuRyu(ベーカリー)
  8. アヲハタ ジャムデッキ(体験・工場見学)
  9. 和風レストラン 海舟(和風レストラン)
  10. Café Hoxton(カフェ、パスタ、ビザ)
  11. お好み喫茶エデン(和風レストラン、お好み焼、カラオケ)
 また、大久野島を竹原ネイティブならではの「Okunoshima(お~くのしま)」と表記しているのも素晴らしい!

 本グルメマップの作成は竹原市立忠海中学校9年生によるものだが、忠海学園(竹原市立忠海小学校と竹原市立忠海中学校)は2015年(平成27年)に開校した施設一体型小中一貫校であった。その後、本学園は2021年度に小中統合されて改めて「竹原市立忠海学園」となり小中校制は廃止、これまでの「忠海中学3年生」は「忠海学園9年生」となるようなのだが、本グルメマップには「Produded by Tadanoumi Junior High School 9th grqde students」(忠海中学校9年生徒による作成)と書かれているのでややこしい。もしかして第9期卒業生の意味だったら2024年卒になるし「9年生」と理解するまで小1時間も悩んでしまった。

 本ブログの前身である旧ホームページ「安芸の小京都 竹原(takehata_photo)」を登録しているフリー・ウェブ・サーバが今月末をもってサービス終了となる。4月からは閲覧ができなくなることから全1775ページを順次本ブログ記事として転載していたのだが、どうやらブログ容量には上限があるようで作業は保留したまま。かといって他のフリー・ウェブ・サーバの殆どは激しく広告が混ざってしまう事から使いたくないし、これまで何度も諸々の無料サービスへ引越してきたことから、旧ホームページの公開はそろそろ潮時であろうかと考えていた。前置きが長くなったが、その旧ホームページの継続廃止に悩む最中に本日このチラシがポストに入っていた。(2022/03/24)
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 NHKラジオ第1放送(広島局)AM放送のワイドFM補完放送が竹原市の一部で聴けるようになるとの「お知らせ」チラシであった。大崎上島の神峰山FM中継所から送信される90.9MHzの電波が竹原市の南部で受信できるようで、サービス開始は3月末の予定らしい。これまでのAM放送は新たなワイドFM補完放送へ移行され、民放AMは2028年までに全廃されNHKについては局数を減らすようだ。

 考えてみれば、これまでNHK第1放送(広島局)は我が家ではまともに受信できていない。夜中であれば大阪局(666KHz)が明瞭に聴こえるのだが、最近はジャニーズや坂道系の座談会的番組が占めており聴いていない。夜中に東京のTBS(954KHz)が、韓国語に混じってかろうじて聴こえることから金曜夜に「問わず語りの神田伯山」を風呂で聴いている程度である。
 広島のFM局は自宅では倉庫内でしか電波が入らず、広島FMを車内で聴くか radiko を使って聴くかが現状なのだが、3月末からはこれまで radiko か ラジルラジルでしか聴けなかったNHK第1放送(広島局)もFM電波で聴けるようになる。FM広島でステマ番組やラップ曲が流れだしたら即座にNHKへ切り替えられるのは非常に有難い。
 開局は3月末とのことだが、試験放送が流れていないか風呂用ラジオで風呂場にて90.9MHzを聴いてみたが何も入らず。
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・・・となると2028年にはNHKが聴けないエリアにあるAMラジオは使い物にならなくなる。我が家で昼夜にAMがまともに聴けるラジオはこれでだけある。ナショナルのレトロな真空管AM専用ラジオ。竹原へ引っ越した時は「ブーン」音しか鳴らず壊れていたのだが、のちに横を叩くと復活した模様。
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 トーン切替は3段、レコード・プレーヤー用のPHONO入力もある。
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 バンドはAMのみでRCC(1350KHz)やTBS(954KHz)も明瞭に聴こえる。なぜだかNHK第1広島局(呉や福山中継局)は聴こえない。廃止された三原(720KHz)は聴けていたのだが・・・。
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 MagicEyeという真空管も付いており、最良のチューニング時に扇形の影が狭くなる。
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 5球スーパー・ヘテロダイン方式。
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 この時代のものでは珍しくバー・アンテナが搭載され、ダイヤルを回すとアンテナの方向が変わるのでラジオを置く向きを変えなくて済む。のちのパナソニックのトランジスタ・ラジオ「クーガー」にも回転型バーアンテナが搭載されていたのを思い出す。
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 この真空管式ラジオ、長らく「壊れかけの radio」になったままだったので、youtube動画に倣ってレトロな箱だけ残してMP3プレーヤーとアクティブ・スピーカーを組み込む予定であったが、最近 真横にしたり叩いたりしていたら復活!
 
 レトロ真空管ラジオ風MP3プレーヤー&スピーカーを作る楽しみはRCC広島AM局が廃止されるまで持越しとなった。真空管式のラジオやテレビは電源を入れて暫く(イライラするほど)しないと音がしないのが特徴だが、これを敢えて再現させる遅延回路も仕込んでみたい。昨日だったかNHK朝ドラ「カムカム・・・」のワンシーンにてヒロイン?が真空管ラジオをONした途端、放送が鳴り出した時には「えッー」と驚いてしまった。この真空管ラジオの中身はMP3プレーヤー&スピーカーかもしれない。

 忠海町中町のメイン・ストリートである県道59号(東広島本郷忠海線)が「味処 日之出」へと曲がる角に何やら新たな店舗を発見!路肩へ一時停止して1枚だけ写真を撮ってみたのだが、一目では何の店かは分らなかった。
 撮った写真を拡大してみると店頭には各種柑橘類(みかん、かんぺい、きよみ、しらぬひ、はるか、伊予柑、ネーブル、はるみ、せとか、八朔)、りんご(ふじ)、苺(博多あまおう)、キャベツ、店舗屋内には生花や棚に野菜らしきもの等々。八百屋のような直売型の卸問屋のような感じなのだが道端には「うまい!やきいも」の幟とスイーツらしきテイクアウト窓口がある。(2022/03/20撮影)
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 壁や暖簾に店舗名は見当たらないが、店頭に置かれたLED型デジタル・サイネージに店舗名らしき「山笑店」の文字が表示されていた。上へのスクロール表示中ならば例えば「ほかほかのやきいも・・・・山笑店・・・」の途中なのだが、それにしても「店」ではなく「店」とは一体???
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 通りすがりだったので立ち寄れなかったのが悔やまれるが、忠海町の知人に訊いてもいつ頃オープンしたのか分らなかったとのこと。先月下旬に撮った動画を確認してみるとシャッターが閉じられており商店のようではなかったことから3月前後に新規オープンしていたようである。(2022/02/23撮影)
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 情報を得る残る手はネット検索だが、キーワード「山笑店 忠海」でSNSが直ぐに見つかった。インスタグラムなのでアカウントが無ければ記事が閲覧できないが、忠海町にオープンした「アトリエワイズ世羅」(アトリエY's)の姉妹店「山笑店」であった。この「アトリエY's」は果物と野菜の工房で、果物野菜の生産加工販売また旬な果物を使ったフルーツタルトやロールケーキの販売をしている店舗のようだ。

 シオタ閉店後からずっと閉じたままだった空き店舗シャターが開いていたのを目撃したのが昨年の7月末。シャッターが開いたことで営業当時にウインドゥ・ガラスに貼られていた懐かしいPOPや「たまゆら」ポスターを再び見ることが出来ていたのだが、太陽光に晒されたことで徐々に劣化。それから半年後、それらの色褪せてしまったシオタの痕跡が全て剥がされていた。(2022/03/15撮影)
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 このウィンドウには赤ちゃんと真珠の巨大ポスターが貼られていた。
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 この面は店舗角の玄関。
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 こちらの面は歩行者信号、ここにはメガネの広告と「たまゆら」ポスターが貼られてた。
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 空き店舗のシャッターが開けられたことで再利用されるのではと期待していたのだが、この半年間は特に変化なし。だが今回はシオタの痕跡が消されたことで、特に情報等は何も得られはていないが再利用される期待が再び高まった。モード大岡跡が解体された更地はそのままだが、商店街の入口にある店舗に手が加えられたことから10年後の未来予想図「あいふる通り」の構想計画がいよいよ実現化される兆しなのであろうか?

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