安芸の小京都 竹原アルバム

このブログは私の故郷竹原のディーブな散策アーカイブです。 1996年から続けていた旧ホームページをブログとして継続中。 (ご注意:観光向けではありません)

2022年10月

 国道432号を竹原町から西条町方面へ向かう際、新庄交差点の手前にあるこの緑の看板が気になっている。最近、妙にこちらの面の「三」の文字が目立って見えるのでとうとう立ち寄ってみた。(2022/10/10撮影)
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 竹原農協東野支所が竹原朝市になっていた事を調べた時に、「JA竹原荘野支所」が「JA三原荘野出張所」になっていた事を知ったのだが、その看板がこれである。よく見ればJA三原の「」と「荘野出張所」の文字部分が濃いのである。
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 撮った写真のコントラストを少々強調してみて、その濃さの差が出てしまった理由に納得した。
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 JA竹原がJA三原へ統廃合された2004年頃に、竹原の各支所や集出荷場の看板も取り替えられていたのだが、この看板においては「塗り替えられた部分」と「そのまま流用した部分」が、経年変化で全体的に色褪せたことで差分がクッキリとしていたのである。裏面も同様の塗り替えだと思われるが、さほど色褪せていなせいか目立ってはいない。

 ちなみに以下は塗り替えられた看板が色褪せていない頃の写真である。(2011/08/15撮影)
20110818a

 裏面の写真も見つかった。(2012/01/02撮影)
20120102a
 
 荘野支所時代の看板が写った写真は見付けられず。

-以上-

 先週の日曜日、賀茂川中辺りを走行中にイベント開催用の幟「歓迎 安芸の小京都 たけはら」が乱立しているのを目撃。今月末の「憧憬の路」を歓迎するにしては、この辺りは幟が目立つ国道沿いではないし、この近くで何か新たなイベントがあるのだろうか?そこで昨日、西条へ買い物に行く際に賀茂川中辺りを再度巡ってみたところ、乱立している中の1本目と思われるこの幟を見つけた。(2022/10/09撮影)

 ここは賀茂川中の副門だろうか?
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 正門側に2本目があった。
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 ぐるりと回って賀茂川沿いへ。金九郎橋のたもとにも。
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 賀茂川沿いでは北側のみに幟がある。
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 どうやら仁賀への県道330号方面に向かって並んでいるようだ。
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 県道330号の沿いのセブンイレブン近くにもあり。一体何のイベントだろうか?国道2号では幟は1本も無かった。
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 県道330号を左側へ曲がるとまた幟を見つけた。
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 どうやら仁賀町のどこかで何かのイベントがあるようだ。しかし、「仁賀れんげまつり」はとうの昔に完結しているし、仁賀小か梅王館で市外からの人を歓迎する大規模なイベントなのか?
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 徐々に幟の間隔が詰まってきた。
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 湯坂集会所にも。
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 暫く間が空いた後、これまでとは違う白い幟が見えてきた。
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 近くに寄ってみると「歓迎 竹原駅伝 仁賀町」の幟だった。謎だったイベントは「竹原駅伝」であった。
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 ・・・ならば賀茂川中からここまで駅伝コースが続いていることになる。
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 賀茂川中がスタートだとすれば、ゴールは人が多数集まれる梅王館だろうか?
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 梅王館が見えてきた。ここがゴールなのだろうか?
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 しかし、まだ先にも幟が見えている。
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 ならばゴールは仁賀小か?
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 そして仁賀小への入口に多数の幟が・・・。
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 ・・・いや、更に上流へとまだ幟が続いている。この過酷な上り坂を走るのだろうか?
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 とうとう仁賀ダムまで来てしまったが、ならばダム湖にある多目的広場がゴールだろう。コースとしてはダム湖をぐるりと周回するはずだが、ダムの橋のたもとには幟が右側にあるだけ。
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 橋を越えて神社に差し掛かると幟が多数。
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 ここらで左折すれば多目的広場なのだが・・・まだ先のスペース・アンソロジー辺りにも幟が見える。
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 幟は上仁賀近くまで来ても続いている。
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 仁賀峠を越えたら東広島市になってしまうが・・・。
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 ここから仁賀峠への急な坂道となる。
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 中仁賀ポンプ室辺りにも幟の群れ。ここから先には幟が見つからなかった。
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 ポンプ室脇に車を停めて辺りを見回したが、何の変哲もないここがゴールなのだろうか?
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 ・・・ん?向い側のガードパイプに何かの横断幕。
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 横断幕は「竹原駅伝競走大会開催の為渋滞します。 10月16日9時~12時」であった。
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 どうやら来週に仁賀町にて駅伝があるようだ。スマホで「竹原駅伝」を検索してみたら竹原市公式HPに「竹原駅伝競走大会」が見つかった。コースの資料(PDF形式)を確認すると全容が判明した。駅伝のスタートとゴール地点が賀茂川中で見付けた1本目の幟辺りで、ここポンプ室の辺りが折り返し地点であった。

 1本目の幟を見つけてから多数の「歓迎たけはら」幟に誘われながら辿ってきたここまでの道のりが「竹原駅伝」のコースそのものであった。最初の「竹原駅伝」の幟を見つけるまでは何のイベントかが分からなかったが、辿ってきたコースを逆走してみたら「・・・渋滞します。」の垂幕が賀茂川中と仁賀口の橋にも掛けられていた。幟ばかりを探していたので目に留まらなかったようだ。
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 この幟の顛末を家内に話したら、駅伝の応援に行って道沿いにて旗を振りたいとの事だ。だが、垂幕には「渋滞します」と断言されているし、10月16日には「たけはら町並み三の市 ~えん~」があるから、たぶん仁賀までは行かないであろう。

 もしかしたら早くて10月頃には「竹原中央緑地広場」に敷かれた養生待ちの芝生地に入れるかも・・・と予想をしていたが見事?に的中。養生中の立入禁止ロープが解かれて芝生の緑地が一般に開放され、子供たちが走り回って遊んでいた様子をたまたま国道から見つけて、昨日夕方に写真を撮ってはいたのだがデータが壊れて公開できず。
 本日は小雨が降るあいにくの天候であったが、改めて別のカメラで撮りに行った写真の一部が以下である。(2022/10/09撮影)

 ここが整地されのまでの名称は「竹原中央緑地広場」であったが、養生完了後も特に広場名は掛けられていなかった。
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 以下の注意書きもそのまま。昨日芝生の上を歩いてみた際に気になったのが、自転車が走ったような轍(わだち)があったこと。この注意書きには「自転車などの車両乗り入れ禁止」が無いので、転んでも怪我しにくいことから自転車の練習に使われるかも。夜中はデコレ改造スクーターもスロープから入れるので轍で荒れるのは尚更であろう。
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 バリアフリーのスロープ。
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 スロープを上りきるとこの景観。昨日は数箇所にある照明(筒状)が灯って広場全域が確認できた。
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 煉瓦敷きを右へ曲がれば北口まで遊歩道が続いている。
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 東側へ曲がればスロープ脇にも芝生地。
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 福祉会館&図書館時代からここにある「内閣総理大臣 池田勇人君」の立像。
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 汚れ落としや修繕の為に台座から取り外された際の写真は撮っているが、1971年に建てられた当初は現在とは違う方向へ向いており、後ちに故郷の吉名町へ向きが変えられたという「竹原伝説」がある。
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 池田勇人像が見下ろすこの煉瓦敷きの遊歩道は、もちろん現在の吉名にある山陽煉瓦や松本煉瓦製であろう。
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 それでは改めて(初めては昨日)芝生の上を踏み締めながら歩いてみる。
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 これは養生中にもかかわらず誰かが座って寛いでいたのを目撃した「芝生地開放」と勘違いした長椅子。
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 先にもう一脚(基?)。見回せば全部で6脚あった。
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 右端上の銘板は公園の長椅子によある寄付者名ではなく、椅子の材質名「k:skin 抗ウイルス加工」であった。製品はコトブキの「エフライン k:skin FL001A-CS-NA-RV」のようだ。
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 広場の西端には広大なデッキが設けられていた。床材質は長椅子と同様に見えた。「ママ友」がベビーカーをここに置いて井戸端会議ができそうなのだが煉瓦の遊歩道はここまでは延びていない。

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 中央には長椅子が無いので観客が芝生に座っての簡易ステージにも使えそうだ。
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 デッキ中にはハンドホールの蓋が多数、この下には排水路が集まる設備があるのだろうか?中国新聞記事を調べてみると、災害時に簡易トイレが設置できるマンホールがあると書かれていたので「おすい」と彫られたこの蓋に違いない。ちなみに緑地広場事業における建物解体から広場化までの総費用は9700万円。
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 デッキ上からの眺め。

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 藤三側の芝生を歩いてスロープ方面へ戻った。
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 ここはミニ・コンサートやフリーマーケットなどの小規模イベント用にも使えると思う。やはり愛称が欲しいのだが、竹原市公式HPを探してみたら9月30日現在では「緑地広場」として10月1日に芝生ゾーン開放のお知らせが書かれていた。

 さて愛称だが、この緑地広場を見守る池田勇人像に因んで総理当時に吉名での愛称のひとつから「ゆうじんさん広場」はどうであろうか?

 本日午前、毛木にある「お菓子の園 はこにわ本舗 いちかわ」にて初めて和菓子を購入。午後には藤三駐車場に隣接している「竹原中央緑地広場」の芝生保護ロープが解かれて開放されていたのを偶然目撃したので、子供たちが走り回っている青々と成長した芝生の上を四方・中央と歩いてみた。

 使い慣れていたコンデジ(コンパクト・デジタルカメラ)が火曜日に壊れてしまい、これまでガラクタ入れに仕舞い込んでい旧コンデジを仕方なく使っていたのだが、「いちかわ」で買った和菓子をコーヒーを飲みながら食べるまでの写真、緑地広場で撮った数十枚の写真をブログに載せようとしたら殆どの写真データが破損で開かず。色々な修復アプリを試してはみたがラチが開かず諦めた。SDカードが壊れたのか旧デジカメが壊れていたのか・・・。

 今回は「いちかわ」の店頭写真と和菓子を買って帰宅した時に袋から取り出して「広報たけはら」の上に並べてみた写真しか掲載できなかった。(2022/10/08撮影)
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 今回買った和菓子は計4個。ショーケースには10種類程度の綺麗な和菓子が並べられていたのだが、モミジの葉をモチーフにした3個と珍しい招き猫型のものを選んでみた。加えて味見サービスにとカステラの切れ端も頂いた。
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 久しぶりの和菓子の綺麗さに魅了されてしまい、その名称と種類を覚えておくのを忘れてしまった。

 先ずは練切(ねりきり)の「紅葉」。これは4個の中から妻が選んだ和菓子の定番。
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 これは創作和菓子としては珍しい「招き猫」。私は食べていないがこれも練切であろう。
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 これは私が食べた「赤とんぼ」。これは餡が透けて見えているので薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう)かもしれない。
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 最後が「靑紅葉」。これは求肥(ぎゆうひ)だったと思う。
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 一緒の飲み物を「お茶」にするか「コーヒー」にするか悩んだが、今回は砂糖なしでのコーヒーを試してみた。しかし、和菓子の甘さはなぜか砂糖代わりにはならず「お茶」にすべきであった。

 以上の写真に続く和菓子とコーヒーを並べた美味しそうな写真の数枚、緑地広場で撮った膨大な写真は残念ながらゴミとなってしまった。今回、緑地化広場で写真を撮っていた際に、自転車で訪れスマホで広場や銅像を撮る男性がおられたが、もしかしたら「竹原中央緑地広場の芝生地開放!」とネット公開で先を越されたかもしれない。また明日、天気が良ければ撮り直しに行くしかない。

 これまで何度かテレビ番組に取り上げられてきた「たけはら海の駅」建物内にある牡蠣の自動販売機。取り上げられる放送局や番組によって時期が異なってきたせいか、自販機で扱われている商品もその都度異なっているようだ。私がこれまで視たのは3番組で、牡蠣の瞬間冷凍パックや真空パック、牡蠣以外(車海老)もあった。そして今回見た自販機では冷凍カキフライが販売されていた。(2022/19/18撮影)

 今回、「たけはら海の駅」を訪れたのは台風14号が竹原を直撃するとの警報が出る前の9月18日。幸い空振りレベルの結果に落ち着いてくれたのだが、その際に駅売店内にて目に留まったのが、これまで「世にも珍しい〇〇の自動販売機!その自販機では一体何が買えるのだろか?その衝撃の商品とは・・・(長~いCM)・・・」の演出で何度もメディアに取り上げられてきたものである。
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 これがその「世にも珍しい〇〇の自動販売機!」。毎回勿体ぶって「〇〇」で隠すほどの珍しさはもう無いのだが、その圧倒される巨大さは電車ホームに設置されているタッチパネル式清涼飲料水自販機に匹敵する。
 この特性自販機と販売されている商品は大崎上島のファームスズキによるプロダクト。現在は「海の駅」だけでなく広島市などにも設置販売されているようだ。
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 そして今回、自販機にて販売されていたのは調理済みの「カキフライ」。(自販機写真では牡蠣殻にカキフライ4個が載せられているが、実際の商品では違うようだ。)
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 箱入りの冷凍カキフライ4個入りが1200円。電子レンジで「チン!」するだけで即食べられるように調理と箱詰めが工夫されている。ここは弁当なども販売されているコーナーであり、電子レンジも設置されているであろうから、乗船待ちや芸陽バス待ちにてアツアツのカキフライを「海の駅」の中で食べることができるのである。(他店では本自販機で買った商品のみ使える電子レンジ連動型もある)

 季節は吉名や安芸津で牡蠣打ちが始まる10月。帰郷する前も後も牡蠣小屋には訪れた事が無いのだが、電子レンジで「チン!」するだけで「牡蠣小屋」で食べられる牡蠣殻付き大粒牡蠣(酒蒸しなど)がアツアツで食べられる商品が開発&販売されると更に嬉しい。

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