安芸の小京都 竹原アルバム

このブログは私の故郷竹原のディーブな散策アーカイブです。 1996年から続けていた旧ホームページをブログとして継続中。 (ご注意:観光向けではありません)

2022年11月

 昨年は訪れるのが早すぎたせいか、鮮やかさに欠けた普明閣の紅葉(2021/11/16撮影)。今年は勤労感謝の日が雨予報だったので、紅葉はこの前日で見納めとなるであろうと訪れておいた。雨予報は2時間ピッチで二転三転しながらも的中し、照蓮寺にそびえるイチョウも中途半端な紅葉(黄葉)のまま、激しい降雨でマダラ坊主の樹になっていた。

 これがベストショット。(2022/11/22撮影)
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  先ずは西方寺の本堂にて参拝。石段を上って普明閣の境内へ出たが・・・何だか冴えない。
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 紅葉しているのはこの樹のみ。色鮮やかな紅葉ではなく鉄錆色だった。
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 珍しく境内や舞台には誰も居ない。
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 紅葉しているように見えたが、天を仰ぐと緑色の葉の割合が多かった。色といい縮れた葉といい他のモミジとは品種が異なるようだ。
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 朝日山も鉄錆色に色づいている。
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 次は舞台へ。
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 あの赤い「You me」の看板はいつまで残されるのだろうか・・・。
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 AT-Xの番組節目に時折り登場する普明閣と同じアングルで。
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 舞台から眺めても鉄錆色だった。
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 次回、普明閣を訪れるのは除夜の鐘の最中となりそうだ。
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 今年の冬は雪景色の普明閣が観られるだろうか。

 仮店舗(シオタ跡)で現在営業中の「前川酒店」で本日夕方に買い物をした。2日前の火曜日午後に訪れた際は定休日だったので本日出直となったが、使用期限が迫ってきた「たけはらプレミアム商品券」の使い切りと、藤三リニューアル工事後の新店舗への復帰日について店主へ訊くのを兼ねての買い物であった。(2022/11/24撮影)

 この仮店舗の光景が見られるのもあと僅か。
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 となりの「まとば」事務所とフロアはつながっていた。
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 このショーウインドゥになっているガラス製棚は、移転後は何に使われるのだろうか。
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 店内での滞在時間は10分程度であったが、その間に私以外の来店者は2名。先ずは店主へ藤三復帰日を訊いてみたところ11月30日とのこと。場所は中央エントランスを入って右手で、旧テナントにあったゲームセンター区画となったことが分った。

 今回の買い物はニッカの「余市」か「宮城峡」の廉価版なのだが、もしも「竹鶴」があればベストなのだが・・・。店主にウイスキーがある棚を訊いて暫く探してみたのだが、それらしき瓶が見当たらず置かれていたのは」ブラックニッカ」のみ。既に移転の準備を始められており、身軽にするため新たな仕入れは控えられているようだ。

 ならば・・・と選んだのが藤井酒造「龍勢」の黒。これまで飲んだことが有るのはと黒だが、別の棚に白木箱に入れられた高級ランク物が数種類。さすがに高価で買えないので、その横に金色の紙箱に入った「龍勢ゴールトラベル」を手に取った。手元に残る商品券はあと4枚、当初目的のニッカよりも安い3800円(税込で4180円)だったが、悩みに悩んでの高価な使い切りとなった。
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 これも白木箱と同じビンデージ・コレクション。店主から「正月の来客時に使えますよ」と薦められての決断。これは正月に息子や親戚と一緒に飲むことにした。

 しかし、「余市」でさえも10年以上の物になると数万から65万円以上のプレミアが付いている。手元に未開封の「竹鶴ピュアモルト17年」の小瓶などがあるのだが、メルカリではこの17年180mlが1万以上もしていた。正月に息子と飲み干すつもりであったが開封は未だにしておこう。

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 酒蔵交流館向いに新たな古民家カフェが先月オープンした。交流館辺りにできることを知ったのが5月頃だったが、それらしき古民家が1件見付かるもののリノベ工事をしている様子は無かった。月日が過ぎて7月下旬だったか、玄関格子戸のガラスに透けて珈琲豆を入れる樽が見えたことからカフェとなることが確定。そして「憧憬の路」の初日夜だったと思うが、正式オープンだったようで店頭にてテイクアウト販売をされているのを目撃。客対応中だったので店名が聴けず、翌日夜にも立ち寄ってみたが既に店は閉じられていた。
 それから半月が経過した頃に、私よりも早く店を訪れた知人から店名が「Like a trip」であったことを聞く。更に先週末、私より先に家内に先を越されて店内写真を多数撮って見せられた。店名をたよりにネットで探すもそれらしき情報は未だここくぐらいしかなく、今週末に訪れてみることにしていた。だが、昨日に店頭を通った際に23日(水)と26日(土)がオープンと書かれた黒板が目に留まった。
 
 ならば・・・と勤労感謝の日(23日)の本日、雨があがった15時過ぎにひとりで「Like a trip」へと向かった。先ずは店内からのベストショットを1枚。(2022/11/23撮影)
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 これは昨日に立ち寄った際に目に留まった黒板と店名について。オーナーへ店名の由来を訊くのを忘れてしまったが、個人的には「旅たび」よりも「らいくあとりっぷ」と呼ぶのが何となく良さそうに思える。
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 場所は中ノ小路の酒蔵交流館向い。 
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 町並み保存地区の景観に馴染ませる配慮なのだろうか店名看板などはなく、玄関両脇に2本吊るされ螺旋状の手作りオーナメントが目印になっている。
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 格子戸を開くと先客が数名。屋内は古民家の雰囲気を保ちつつ、アンティークな飾り付けがされおり、席の周りに飾られている各種展示物などは販売品を兼ねているとのこと。
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 店内の撮影許可を頂いて、オーナーと色々と雑談をしながら反時計回りに店内を撮影。先ずは南面から。
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 東面のこのレトロなガラス戸の向こうが厨房。
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 厨房横にはリノベ前から有る廊下と小さな池のある坪庭が残されていた。
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 北面にはオーナーが収集されたアンティークな鞄と小物類が飾られていた。
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 その左には重厚なカワイ製のピアノを置く予定であったが、搬送中のアクシデントで壊てしまい実現できなかったらしい。古いアップライト・ピアノの飾り付けがここに似合いそうだと話をしていたら、実は・・・ここへ置きたかったとの偶然一致のエピソード。実現が惜しまれる。
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 西面の棚ににも小物が飾られている。
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 そして中ノ小路に面した玄関と出格子風のガラス戸。
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 現在のメニューは主にホットコーヒー系。
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 今回はホット・ラテ・マキアート(本日はチョコレート付)を注文。
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 ミルク風味たっぷりのマキアートをすすりながら小一時間、客対応の合間に色々な話を聴くことができた。
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 ちなみにこの写真はリノベが終って飲食店営業の認可待ちであった頃の1枚。(2022/07/25撮影)
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 日本酒やワインなどのアルコール類の提供も予定されているとの事で、ここなら自宅へ千鳥足になっても帰れることから期待している。

 何となく二重焼が恋しくなり始めた頃、長らく夏季休業していた松屋が営業を再開していた。午後に何度か店頭を通ったのだが売切御免の「本日終了」の札。だが本日昼過ぎに幸運にも待ち時間無く買うことができた。(2022/11/22撮影)
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 4個で520円。帰宅までに素手で持っているとジワジワと手のひらに二重焼の熱さが伝わってくる。
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 さて、熱いうちに今食べるか・・・寒くなる夕方に再加熱して食べるか・・・と悩みながら今年初めて石油ファンヒーターを正式運転させたところ点火と同時に「ピーッ」となって緊急消火。シャッターに障害物があるアラームコードが出ていた。点火時と消火時に自動で閉まる消臭シャッター扉が開いたまま閉じてくれない。扉を摘まんで手動開閉してみたがモーターへ電気が来ていない感触であった。給油した際の仮運転では普通に自動開閉していたのに・・・。

 初めて本日夕方から使う予定であった10年モノのファンヒーターが壊れてしまったのがショックで、どうしようかと開いてみた紙袋に二重焼を包んて冷蔵庫へしまうことにした。
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 夕食後のデザート?という程のものではないが、腹8分でもどうしても食べたくて電子レンジで温め直したあとにトースターで表面を焼いてもらった。
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 今秋初めての二重焼は「温め直し」をしたものとなった。
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 お茶をすすれば満腹でももうひとつはいけそうな、この独特の餡子の程良い甘さがたまらない。帰宅して熱いうちに即食べていたら、残さずにこっそり4個食べていたであろう。
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 やはり、「松屋の二重焼」は竹原を代表するスイーツである。

既に11月の下旬、明後日23日の休日に見頃がピークになりそうな三景園佛通寺の紅葉を観に出掛ける予定であった・・・があいにくの大雨予報。もしも、朝方にハズれて晴れていたなら初めて(竹小林間学校以来)の佛通寺へ行ってみたい。同時期に竹原市内の紅葉スポットも巡ってみたいのだが、見応えのある紅葉スポットは長善寺バンブー総合公園ぐらいしか未だ探せていない。
 どこか他に無いだろうか?と思い出したのが、参道左脇に池田勇人元内閣総理大臣の胸像がある光海神社(吉名町)である。初めて訪れた際に時季外れでも紅葉が残っていたのを思い出したので、昨日午後に吉名を訪れてみた。(2022/11/20撮影)

 先ずはベストショット。既に陽が傾いていたので鮮やかさを少し強調してみた。
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 ここから参道。ここからは紅葉らしき景観は見られなかった。
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 郷土の池田勇人氏胸像の胸板の厚さと眼鏡の横顔を横目見ながら鳥居を潜ってみた。
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 礒宮八幡神社もそうであったが、ここでも七五三詣の幟が立てられていた。
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 一段上の境内が紅色に色付いているようだ。
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 モミジの樹の本数は多くはないが、この左右2本だけが真っ赤に紅葉していた。
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 青空のシルエットも良い雰囲気を醸し出している。
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 境内から振り返る。
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 ここからもう一段上が狛犬と獅子が鎮座する境内。
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 上がって境内にて手を洗い拝殿(舞殿)へ。石段右脇にお百度参り用の奉納物。
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 奉納された当初は百枚の輪があったはずである。
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 この境内や拝殿には紅葉は見られなかった。
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 賽銭を投げ込んでここでの撮影願いと見応えのある景観の御礼。
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 15分程度の滞在であったが、未だ緑色のモミジも多数有るので・・・
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 来週辺りが、落ち葉も敷き詰められてベストな時期になりそうだ。
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 拝殿に置かれていた「ご自由にお取りください」のビラ。光海神社の年間行事について書かれていた。
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 町並み保存地区でのイベントと被って例大祭(10月第3日曜日)へ行けなかったのが悔やまれる。

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