2020.02.06

町並み保存地区のガイドマップは多数作られているが、以下の2枚は竹中生徒と竹高生徒によるものである。いつ頃入手したかは憶えていないが、マップ裏側に頼山陽スタンプを押していることから、どちらも町並み保存センター内にて配布されたものであろう。作成年は書かれていないが、竹高版には頼山陽像が掛町のシバデン前、竹原警察署が現在の道の駅であることから作成時期は、その場所にあった年代であろうか。
頼山陽像が掛町から新港橋横へ移設されたのが2005年末、竹原警察署が駅前へ移転したのが2004年秋頃なので、マップが作られたのは2004年以前となるのだが、このマップと一緒に保存していたものはすべてが2011年~2014年のもので年代が一致しない。10年前の情報で両マップが作成されはしないだろうから、結局、作成時期は定まらなかった。
竹中マップには「1年生 総合的な学習 町並みマップ制作グループ」と書かれており、マップ黒色部分はコピーだが、カラー部分は手描きによる色付けである。ピンク色の用紙に複数枚コピーしたものへ1枚1枚生徒がラインマーカーで色塗りした完全手描きのもの。
竹高マップには「This guide and map was made by Hiroshima Prefectual Takehara Senior Hischool.(Frontier 21 Program)」と書かれており、用紙はツルツル光沢で透かし調の校章入り、マップ自体は手書きによるもので、説明とナンバリングは英文活字となっている。

さて、あなたはどちらのマップがお好みだろうか?

私は竹中マップだ。
建物の位置や路地が何だか怪しいが、おすすめでは絶対外したくない「普明閣からの眺め」が紹介されており、西方寺の石段部分が76段であることの正確さには驚いている。
この石段の数については「諸説」あり、石段のみでは76段、山門の石の敷居を足せば77段、敷居上の木枠を足せば78段となる。住職自身は段数を確定はしておらず、私が竹小時代にここで「チヨコレイト」「パイナツプル」「グリコ」によるじゃんけん(グリコ遊び)をしていて憶えていた石段自体は76段、山門部分を足せば78段であることから、「西方寺の石段は76段あるいは78段であることを公称値とする」ことで住職から「ならばそれで良い」と公式?に了解を得ている。
この「グリコ遊び」には欠点がある。
「チヨコレイト(チョキ)」と「パイナツプル(パー)」は6文字、「グリコ(グー)」は3文字なのだが、出した手で石段の頂上へ丁度上がるには、6または3の倍数である必要がある。76段だと割り切れないので折り返すも永遠に上がれないが、78段だと 13 と 26 で割り切れるので山門の +2 を使って 78段にしておくしかないのである。もちろん、このような理論を低学年が知るはずもなく、試行の繰り返しから 78段にしていたのであろう。

#01
#01:竹中生制作のガイドマップ

#02
#02:竹高生政策のガイドマップ