法事で竹原帰省していた家内の「竹まつり」4日のレポート。先ず初めは歴史民俗資料館にて開催の煎茶へ訪れた際に展示されていた「竹原の偉人」(観覧無料)である。竹原輩出の偉人といえば、昨年発行された『1936 切手シート「郷土竹原の偉人」』の池田勇人氏と竹鶴政孝氏の二人を思い浮かべるが、本展示では3人目に三村剛昂(みむらよしたか)氏が加わった。えっ、竹鶴政孝氏同様に竹原では学校の授業で頼山陽と元総理大臣しか教えてくれなかったし、株主優待券の桐谷さんが載っているWIKIPEDIA「竹原市」にも見当たらないし、名前「剛昂」が難読だし、そして「波動幾何学」は初めて聞く分野なのだ。竹原市の公式系HPでは関係する情報は探せなかったが、以下の論文ならば三村剛昂氏の詳細な経歴と功績、そして「波動幾何学」について知ることが出来る。

広大理論研設置をめぐる三村剛昂とその周辺 小長谷 大介」(pdf形式)

だが、これを読んでも「波動幾何学」については大型書店のサイエンス誌棚に並ぶムックをめくっているようで別次元・亜空間・パラレルワールドみたいな難解な世界だ。それにしても竹原に宇宙物理学や場の理論、時間空間論を研究する全世界的にも特異な研究所「広島大学理論物理学研究所」が一時的に有ったとのことだが、その場所は的場海水浴場とキッチン・ママの間にある「広島大学広島大学院 生物圏科学研究科附属瀬戸内圏フィールド科学教育研究センター 竹原ステーション(水産実験所)」だったのだろうか?過去にこの辺りで「・・物理学・・!!??」の文字がある碑か銘板をどこかで見た記憶が有るのだが・・・。いや、絶対ここだ!!


しかし、煎茶をすすりながら「よいウヰスキーづくりにトリックはない」と「所得倍増計画」そして「波動幾何学」を語り合うのはシュール以外の何ものでもない。

撮影月日:2016.05.04
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広島大学理論物理学研究所の有った場所 撮影月日:1997.12.27
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