先週、忠海を訪れて見付けた「味処 日之出」だが駐車場フルで断念。今日、ランチを食べに開店時間11:30丁度に訪れてみた。駐車場は店頭に2台とサイドに1台の計3台分があるようだ。既に開店しており1台が停められていた。
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#01-02:味処 日之出(2020/06/23撮影)

 前回は確認できなかった玄関扉に貼られた「お知らせ」がこれである。コロナ禍による対応や依頼等かと思われたが違っていた。内容は店主の手の治療により、テイクアウト弁当のみの販売で店内での飲食は当面の間は提供していないとの内容だった。だが、玄関が開けられていて中から声が聞こえたので入ってみることにした。

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#03-04:お知らせ(2020/06/23撮影)

 カウンターで女将さんが対応中、開店直後だが座敷席には近隣の常連客と思われる先客2名あり。今日は1人だったのでカウンター席に座った。現状、ランチ・メニューは1種類とのこと。テイクアウト弁当そのままの固定献立を皿と茶碗で提供されているようで、アツアツの出来立てが食べられるのだ。待っている間も予約した弁当の受け取りや予約席の客が訪れていた。

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#05:カウンター席(2020/06/23撮影)

 先ずは、冷たい水の後に香物とひじきのお通し?が出された。ご飯は「大」「中」「小」の選択で普通の量である「中」を注文。ひじきを食べ終わると、「中」のご飯とカレー小皿が出てきた。小皿へご飯を入れるのか、茶碗へカレーをかけるのか迷ったが、隣に座った常連客を真似てカレーをかけながら食べてみた。カレーは中辛味でご飯がどんどん進むので「大」にしておくべきだったかも。
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#06-07:ご飯とカレー(2020/06/23撮影)
 
 カレーのとは別の選択もできるようで、何かは忘れてしまったがネバネバ系だったと思う。カウンターの奥に厨房が有り、受け注文を店主が調理しているのか、それとも女将さんが店主だったのか?壁の調理許可書には女性名が書かれていた。
 そしてこれがメインディッシュまで揃ったテイクアウト弁当の店内版ランチである。エビフライ、カツ、鳥の唐揚げのセットである。
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#08-09:ランチの主品(2020/06/23撮影)

 現在は、店主の手の治療とコロナ対応でランチは1種類のみだったが、通常メニューは多彩である。ここを訪れた本来の目的は「胴丸=ドーマル唐揚げ」だったのだが、テーブルに片付けられていたメニューを見たところ「胴丸」の文字は見付からなかった。これもコロナ対応メニューだったのかもしれない。通常メニューについては公式ホームページがあったのでこちらを確認してほしい。こちらには推しのメニューとして「胴丸」がドーンと載っている。

 この「味処 日之出」を知ったのは2年ぐらい前に観た小料理屋めぐりの旅テレビ番組だった。地元の竹原で親しまれている「胴丸」が取り上げられ、ここから歩いて3分程度の場所にある「福大鮮魚店」を旅人が訪れ、その後に「胴丸の唐揚げ」が食べられる「日之出」が紹介されたのであった。忠海を訪れたなら食事や飲み会で「日之出」を外してはならないぐらい地元で親しまれている店なのである。次回はランチに「胴丸唐揚げ」が復活したら訪れてみたい。

 因みにこれがが「福大鮮魚店」である。
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#10-11:副題鮮魚店(2020/06/23撮影)