旧ホームページ記載の「1171 閉校された小梨小学校」(2004年撮影)と「1539 小梨小学校の跡地」(2011年撮影)から10年以上が経過した小梨小跡地の様子。校庭の遊具は未だ残っていたが、正門の木製校名看板や二宮金次郎像は消えていた。奥に見える建物は地図では小梨会館・公民館だが、この広大な跡地自体の名称は付いていなかった。
(2020/07/28撮影)
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 校門の校名は取り外されたがこの「校内での犬の散歩を禁ずる。学校長」の看板がそのまま残されているのが何だか興味深い。もしも公園ならば伸縮フェンスが開放されているか、そもそもフェンス自体が不要のはず。自由に出入り出来るはずだし「校内」を消して「公園内」にしているはず。ということはここは「公園」ではなく町内の管理地扱いのようである。
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 校門前の道路には、このような「狩猟マナーを守って矢先確認」の看板もある。「えっ??小梨では弓矢で猟?」と一瞬考えたが、猟銃を使用する場合もこの表現が使われているようだ。
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 跡地の県道沿いにも、このような掲示板も残っていた。相田みつを名言のような貼り紙が3枚。なぜか宮原の浄念寺のお知らせも。掲示板の右横にある看板の文字も色褪せて読めなくなっていた。撮っておいた写真から「一人一人の気くばりで 明るくきれいな 町づくり」と書かれていたのである。
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 掲示板の左の脇道には新たな案内板が設置されていた。「大歳神社」と「十八原穀神社」、「夫婦桜」、そして「山の神様」。
 竹原書院図書館で借りた「神仏を訪ねて」を探すと全て載っていた。大歳神社は学校跡地の近くで鳥居と祠の有る五穀豊穣の信仰の神。十八原穀神社は校門前の道からかなり先で祠だけの神社(雨乞いの神/牛の神、十八原は神社がある旧町名)で御神体は鏡餅の様な石である。山の神様は、「山ノ神社」で小さな祠を覆う大きな祠が作られている。
 夫婦桜は「たけはら観光ナビ」に写真と詳細が記載されている。公民館に車を停めて徒歩3分で行けるようだ。
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