平成末期頃まで町並み保存センターの館内にて映写(放映)されていた竹原市を紹介するスライド(ビデオ)作品『竹原 時からのメッセージ』(15分程度)を帰省時に何度も観てきたが、その中で一番印象に残っているのが「竹原格子」の拡大写真と解説ナレーション。そのセリフが「100年かけて1mm擦り減った竹原格子」である。
今回、町並み保存地区を散策中に町並み保存センターに立ち寄ってみたところ、その作品が当初映写されていたスライド映写機は未だ残ってはいたが、のちに電子スライド化されて放映されていた壁掛け液晶テレビは撤去されたまま。その作品を急に思い出して向かったのが旧吉井邸だった。(2023/11/23撮影)
作品に写されていた竹原格子のシーンはここだったと思うのだが・・・もう観れないのが悔やまれる。
そして「100年かけて1mm擦り減った竹原格子」がこの辺りだったと思う。矢印で示した部分が丸みを帯びで擦り減っているのが分かるだろうか?
江戸時代から、毎朝、丁寧に掃除されて拭かれていたことから、徐々に格子の桟(さん)が擦り減った部分が白くなっている。
実際に100年余りも拭かれ続けたかは定かではないが、この擦り減り様はかなり年季が入っている。
そしてもう一軒。CMで全国的に有名になった竹原格子がある松阪邸へも訪れてみた。
この辺りの桟も私が竹小に通学していた頃から変らずかなり擦り減っている。
通学していた頃は、この出格子の意匠を「はじめ人間ゴンのマンモスの肉(骨付き)」と言っていた。
この「幸せのハート」の周囲もかなり丸みを帯びている。
あの懐かしいスライド作品の「100年かけて1mm擦り減った竹原格子」のシーンを再び観てみたい。なぜビデオ放映が廃止されてしまったのだろう。
-以上-
今回、町並み保存地区を散策中に町並み保存センターに立ち寄ってみたところ、その作品が当初映写されていたスライド映写機は未だ残ってはいたが、のちに電子スライド化されて放映されていた壁掛け液晶テレビは撤去されたまま。その作品を急に思い出して向かったのが旧吉井邸だった。(2023/11/23撮影)
作品に写されていた竹原格子のシーンはここだったと思うのだが・・・もう観れないのが悔やまれる。
そして「100年かけて1mm擦り減った竹原格子」がこの辺りだったと思う。矢印で示した部分が丸みを帯びで擦り減っているのが分かるだろうか?
江戸時代から、毎朝、丁寧に掃除されて拭かれていたことから、徐々に格子の桟(さん)が擦り減った部分が白くなっている。
実際に100年余りも拭かれ続けたかは定かではないが、この擦り減り様はかなり年季が入っている。
そしてもう一軒。CMで全国的に有名になった竹原格子がある松阪邸へも訪れてみた。
この辺りの桟も私が竹小に通学していた頃から変らずかなり擦り減っている。
通学していた頃は、この出格子の意匠を「はじめ人間ゴンのマンモスの肉(骨付き)」と言っていた。
この「幸せのハート」の周囲もかなり丸みを帯びている。
あの懐かしいスライド作品の「100年かけて1mm擦り減った竹原格子」のシーンを再び観てみたい。なぜビデオ放映が廃止されてしまったのだろう。
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