一昨日になるが「ゆめモール西条」に買い物へ行った際に東広島市立美術館で現在開催中の「古代エジプト美術館展」へも立ち寄ってみた。当然だがツタンカーメンの黄金マスクレベルの展示はされないまでも、一生に一度しか観られない各種出土品・副葬品が多数展示されているようで見ごたえはあった。(2023/11/14撮影)
この手の展示イベントでは写真撮影が限られるのが常であり、常備しているコンデシはカバンに収めて展示室へ入場。続いて入ってきた客がいきなり展示物をバックにVサインで記念撮影!まぁ、こんな非常識な客はどこにでもいる。音声ガイド(酒井美紀さん)を借りて3階の第1会場から展示物を順番に鑑賞。2階へ降りて第2会場の受付の際に「最後の展示物のみ写真撮影はご遠慮ください」との説明。・・・ということは写真撮影は一部を除いてフリーであったことになる。とはいえ、写真に撮ってもSNS公開できるはずもなく、興味深いレリーフ1枚と巨大な木棺のみ写真撮影して会場を出た。
そして階段のガラス壁面に貼られた本イベントのポスター類を見て愕然、「展示品をたくさん撮ってSNS(旧Twitter、Instagram、Facebook)へどんどん拡散しよう!」のような説明が添えられていた。知っていれば撮りまくったのだが、以下の展示物2種類しかない。
先ずは墓の壁面レリーフ。大きさは幅1m程度たが、オシリス神が精巧に手彫りされていた。
もう一つは長さ約2mの巨大な木棺。
胸部に描かれていた絵を撮ったのだが、上段には本木棺の被葬者へ香油を塗るアヌビス神。下段には被葬者(スカート?姿の女性)の生前の罪を裁決する場面が描かれていた。ホルス神(隼の頭)とアヌビス神(狼の頭)が天秤で被葬者の心臓(本人証言)と真実の羽根(実際の行い記録)が均衡することを確認してトト神(トキの頭)が記録。これは閻魔様の前で死者が生前の行いを証言する場面と同じといえる。もちろん被葬者には虚偽はなくオシリス神(前述のレリーフに彫られていた人型の神)の前へ導かれるのである。
他にも撮りたかった展示物が数点あったのだが後の祭り・・・。ちなみに唯一写真撮影が禁じられていたのは真っ黒な少女の生?ミイラ(頭部と左足)だったが、これだけは撮れと言われても撮りたくはない。
-以上-
この手の展示イベントでは写真撮影が限られるのが常であり、常備しているコンデシはカバンに収めて展示室へ入場。続いて入ってきた客がいきなり展示物をバックにVサインで記念撮影!まぁ、こんな非常識な客はどこにでもいる。音声ガイド(酒井美紀さん)を借りて3階の第1会場から展示物を順番に鑑賞。2階へ降りて第2会場の受付の際に「最後の展示物のみ写真撮影はご遠慮ください」との説明。・・・ということは写真撮影は一部を除いてフリーであったことになる。とはいえ、写真に撮ってもSNS公開できるはずもなく、興味深いレリーフ1枚と巨大な木棺のみ写真撮影して会場を出た。
そして階段のガラス壁面に貼られた本イベントのポスター類を見て愕然、「展示品をたくさん撮ってSNS(旧Twitter、Instagram、Facebook)へどんどん拡散しよう!」のような説明が添えられていた。知っていれば撮りまくったのだが、以下の展示物2種類しかない。
先ずは墓の壁面レリーフ。大きさは幅1m程度たが、オシリス神が精巧に手彫りされていた。
もう一つは長さ約2mの巨大な木棺。
胸部に描かれていた絵を撮ったのだが、上段には本木棺の被葬者へ香油を塗るアヌビス神。下段には被葬者(スカート?姿の女性)の生前の罪を裁決する場面が描かれていた。ホルス神(隼の頭)とアヌビス神(狼の頭)が天秤で被葬者の心臓(本人証言)と真実の羽根(実際の行い記録)が均衡することを確認してトト神(トキの頭)が記録。これは閻魔様の前で死者が生前の行いを証言する場面と同じといえる。もちろん被葬者には虚偽はなくオシリス神(前述のレリーフに彫られていた人型の神)の前へ導かれるのである。
他にも撮りたかった展示物が数点あったのだが後の祭り・・・。ちなみに唯一写真撮影が禁じられていたのは真っ黒な少女の生?ミイラ(頭部と左足)だったが、これだけは撮れと言われても撮りたくはない。
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