安芸の小京都 竹原アルバム

このブログは私の故郷竹原のディーブな散策アーカイブです。 1996年から続けていた旧ホームページをブログとして継続中。 (ご注意:観光向けではありません)

ストリートビュー

 黒浜区(現在は港町一丁目)の国道185号線歩道沿いにレトロな看板が2階軒下に掛けてある商店がある。看板は正方形の板2枚で1枚目の「船」は読めるのだが2枚目が消えかけてしまって読めない。何となく「」のような気もするのだが「船屋」だとすると、船が係留できる海に面した1階と作業場や居間がある2階の構造をした家屋を意味することになる。国道ができる前は海に面していた可能性も有りうるが、家屋の構造自体を商店の看板に掲げることは稀であり、どうにも「船屋」ではしっくりこないのだ。
 そこで思い出したのが最近見付けた新聞広告に混ざっていた古い住宅地図。昭和56年版にて黒浜区の家並みを探して見ると南側から「黒川酒店」「新谷サイクル」「木地船具」が見つかった。この地図のおかげて解決、「船屋」ではなく「船具」ならば納得である。(2022/02/27撮影)

 手持ちの平成版地図では「木地商店」と書かれているが、昭和版では「木地船具」。ネット検索では「医療器械・器具」の取扱店一覧にて「木地船具店」が見つかった。(デオデオやイマイチなどもあり医療器械器具に限らないようだ)
#01
これが歩道から見上げた軒下にある看板。「船」は読めるが、もう1枚は上部分しか分からない。
#02
 色々と画像処理を施してみたが、言われてみれば「具」に見えなくもない。
#03

 では「船具」とはどのようなものであろうか・・・。船に用いる器具、舵 、櫂、帆柱、碇、綱、船員の日用品などの「船で扱う全ての品物」を扱う商店で、読みは「ふなぐ」や「せんぐ」のようである。このレトロ看板、最初に撮ったのは2017年のGWの頃だったが、雨風と西日に晒されて徐々に読みづらくなっている。(2017/05/04撮影)
#04

-以上-

 市内の多くの店舗の通常営業が再開される3月6日の「まん延防止」終了まで動画掲載のブログ記事にて耐え忍ぶ。今回は以前に写真のみを掲載した小吹地区のストリートビューである。先日、ローカルテレビ局の番組で竹原が登場した際に物々交換にて小吹地区が映されていたことからハンディカムを取り付けた車で再訪してみた。ちなみにレポーターが何度も訪れていた小吹地区には「町並みの佐渡さん」、「たけのこの佐渡さん」と「竹炭の佐渡さん」か住まわれているとのことであった。

 今回走行したルートを下の地図に描いてみた。スタートは国道185号の大乗歩道橋で、先ずは大乗駅舎前に寄って、呉線沿いをひたすらバンブー方面へ行く途中に「たまゆら」主人公の実家として登場していた中浦踏切先に寄り道。国道には戻らず裏道からバンブー沿いへ出て、小吹大橋の下を潜ってから小吹地区の竹藪沿いを行ける所までひたすら走って県道75号頂点付近へ合流。県道75号を田ノ浦側へ下る際には、途中から小吹~田ノ浦間の旧道へ入って「若竹」にて県道に合流。中央こども園(旧中央幼稚園)の信号から田ノ浦川沿いを走って宗五郎橋を渡ってから道の駅Pに到着という、敢えて裏道的なルートを走行してみた。(2022/02/24撮影)
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安芸の小京都 竹原 030 大乗~小吹~田ノ浦


 未だに小吹地区の境界線がよく分らないのだが、今回走ったバンブー傍の小吹大橋辺りは「高崎町」で竹藪沿いの旧道を登った集落がある手前からの北側は「小梨町」となっている。よって「高崎町」と「小梨町」を跨っており、竹藪の山を含めると一部が「竹原町」でもある。
 前述のテレビ番組がロケされたのは正月時期、この時期の筍は地元でも滅多に食べられない「極上食材」とのこと。未だ地上には芽は出ておらず足の裏の感覚だけで生えている場所を探さなければならないレアで高価な食材。生産者だけが味わえる「幻のたけのこ」の存在を初めて知った。普通の筍が食べられるのはまだ先であるが、今年こそ居酒屋や「竹まつり」で酒を飲みながら筍の天婦羅が食べられることを期待している。

 吉名町の最西端に浮かぶ「龍島」を撮りに行く際、おおよそ吉名町全域において自動車で通ったことがある主要道路の走行動画も撮っておくことにした。以前のブログ記事では走行地図と要所写真を多数掲載したが、各写真の補間的な動画も掲載してみた。

 スタート地点は大井に流れる「西の川」辺りの旧道(国道185号が造られる前)からとし、自動車で走れる道路を周回してスタート地点に戻るコースにした。以下のgoogle Mapへ走行ルートを色付きラインで描き加え、その地点の動画タイムスタンプもいれておいたのだが ブログ表示では 1024 x 1226 に間引かれてしまい判読不能となってしまうため無駄な作業となってしまった。(対処方法検討中)
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暫定処置として分割にして掲載してみた。辛うじて走行ルートらしきラインは見えるようになった。
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以下が今回撮影した動画である。(2022/02/22撮影)

安芸の小京都 竹原 029 あてどなく吉名町


吉名町に続いて忠海町や小吹も撮影済である。

 本日は晴天で強風だったことから視界良好、朝日山の山頂から澄んだ瀬戸内の海の島々が撮れるに違いないと昼過ぎて安易に出かけてみたのたが・・・・。(2022/02/20撮影)

・国道185号大井と毛木の中間(西の川)から朝日山登山道へ入る。
#01
・自動車での推奨コース(遠回り)で登山道へ入る。
#02
・大井宿根線の災害復旧工事。前回訪れた時は再構築橋が通れたが、マンホール埋込工事の最中で再び迂回路通行となっていた。
#03
・いつも通り順調に登って宿根の大桜入口を通過。
#04
・あれっ?路肩に雪が残っている。昨日は上条から奥の田畑にうっすらと雪が積もったが、標高の高い朝日山なら少し積もっても不思議ではない。陽射しも多々あり、路面の雪は融けているに違いない。
#05
・ん?!!路肩にアイスバーン?この先が思いやられる・・・。
#06
・対向車あり!子供連れのお母さんが山頂まで訪れていたようだ。
#07
・離合不可、相手がバックして道を譲ってくれた。
#08
・いよいよ日影の連続区間に入る。タイヤはノーマルなのでツルツル凍った坂道路面では登れない。行ける所まで行って断念するしかなさそうだ。
#09
・徐々に雪景色が強くなってきた。
#10
・先行き不安・・・
#11
#12
#13
・とうとう路面に積雪が。
#14
・轍はテイスバーンが磨かれてミラーバーンになっていそうだ。轍を外して走行継続しよう。
#15
・この先を抜ければ積雪はなくなる。
#16
・・・が、傾斜が強くてタイヤが空回りを始めた。前後して前進を試みたが左右に振れるスリップはおさまらず、とうとうスタック状態。スタック回避用にとシュロ製の足マットは常時積んではいたが、このままここに留まると他車に迷惑となるため前進は断念。
#17
・轍を外しながら徐行後退。
#18
・道の左脇の草むらにも雪が積もっており、右側には連続した側溝。
#19
・このまま先程の離合場所まで後退するしかなさそうだ。
#20
・いくら戻っただろうか・・・100m程度は走っている気がする。
#21
・後ろから車が来ないことを祈るのみ。
#22
#23
#24
#25
・そろそろ離合場所か。
#26
・まだまだのようだ。
#27
#28
#29
・最初の路面積雪場所まで戻れた。
#30
・このカーブミラー手前が離合場所のはず。
#31
・離合場所にて切り返して下山。
#32
・スタックしてもモタモタしていら、この車とお互いに立ち往生していただろう。
#33

 以上のスナップ写真は、車載撮影した動画から後でキャプチャしたものだが元の動画も掲載しておく。(カメラの取付機器を試行中のため、ブレが激しくてフロントガラスにカメラが触れるノイズが酷い)

安芸の小京都 竹原 027 朝日山登山道で雪道スタック


 スタック場所から抜け出せて先へ進めたとしても、この後にも日影の路面は多々あるのでノーマルタイヤの2WDでは断念して正解であった。温暖な竹原でも冬用タイヤを買って冬季は履き替えておくべきであった。

 2月15日youtube再開としてお試しで撮った車載動画は、残すところ今回掲載の竹原町内と「仁賀~東野~成井土手」となった。ただ市内をやみくもに走ってみても面白味が無いのだが、約3ヶ月周期でコロナ陽性者数グラフのピークが訪れるので、新たな店舗訪問などの写真を撮る機会がないのが辛いところである。
 今回の「まん延防止」期間再延長は始めから想定内だが、どこもかしこも店舗や施設が閉まっているのに、その期間中にわざわざ?町並み保存地区を訪れる観光客の多さについては想定外であった。帰郷してそろそろ2年だが「外からなら分る竹原の魅力」が見えなくなってしまったようで、逆に「田舎暮らし」ならではのアラが見え始めている。ただひたすら市内を自動車で走り回ることでリフレッシュしている今日この頃である。

 今回アップロードした動画は竹原高校辺りから保存地区と明神を回ってみたものである。以下地図にて赤矢印で走行ルートを示した。(2022/02/15撮影)
#01

安芸の小京都 竹原 026 竹高~保存地区~駅前~明神~田ノ浦



 今回から使い始めたヒデオカメラは、家族の記録用にと買ったが運動会に使った程度で忘れられていた JVC GZ-E265N(2011年製)。小型軽量ながら AVCHD記録形式で光学ズームが40倍もあるので、手軽に竹原の景観を撮る機材としてはかなり使い道がありそうだ。

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