安芸の小京都 竹原アルバム

このブログは私の故郷竹原のディーブな散策アーカイブです。 1996年から続けていた旧ホームページをブログとして継続中。 (ご注意:観光向けではありません)

町並み保存地区

 先週からの長雨があがった午後、大石~北崎~高崎洞門旧道~バンブー総合公園~小吹踏切~東条の高宮神社~高崎洞門側道~町並み保存地区を電動自転車で散策。その保存地区で今年開催の「たけはら竹まつり」の真新しいポスターが「竹すずめ」に貼られているのを見つけた。(2024/03/26撮影)
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 3月20日まで開催されていた「雛めぐり」のポスターが5月開催の「竹まつり」に貼り替えられていた。
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 去年のポスターの和風フォント&行列写真のデザインから、竹をモチーフにしたグラフィカルなものへ一変。
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 ポスター右下のQRコードは竹原市観光協会の公式サイト「ひろしま竹原観光なび」である。現時点での「竹まつり」の情報はここを参照。イベント項目的には恒例の行事のようであるが、誰から聞いたか忘れてしまったが、今年の「竹まつり」は1日のみだが規模縮小ではなく密度の高いイベント開催とのことであった。

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 町並み保存地区の大小路にある高棟莞也氏の木版画アトリエ跡に展示されている「江戸時代の下市村絵図(部分)」の木版画。1997年から現在までの状態を撮り続けているが、4年前には僅かに残っていた着色部分がほぼ皆無となってしまっていた。(2024/02/13撮影)
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 アトリエ跡の場所は大小路の春風館向い。
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 消火器箱の左横に木枠の額に入れられた木版画「江戸時代の下市村絵図(部分)」が掲示されている。
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 最初に撮った1997年から徐々に劣化が始まり、途中、修復や保護の手が加えられていたようだ。
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 2024年2月に撮影してみるとカラーだった木版画が、経年劣化でとうとうモノクロと化してしまった。
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 過去記事でも2020年1月3月に載せているが、それから4年が経過しており、改めてその「時の流れ」を以下に載せてみた。どこかにこの木版画の原版が残されていれば、このカラー写真を元にして復元版が作れそうだが、敢えてこのままとしておくのも良い気もする。

 今になってだが、高棟莞也氏の木版画のカラー版を観たことが無い。これは木版画なのか水彩画なのか自信が無くなってきた。
 

[1997年04月28日] デジカメ黎明期で画質は最悪だが、色合いは間違っていない。
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 [2001年05月03日] この格子窓の中で木版画刷りとその販売が行われていた。
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 タイトル「江戸時代の下市村絵図(部分)」部分の劣化が始まった。
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[2011年05月03日] それから10年経過しても大きな変化は見られず。
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 [2015年05月04日] その後、ビニールで覆われてたが剥げてしまい、中央画の左端が欠落して脱色が始まった。
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[2017年05月04日] 欠落した部分が一部元に戻されたようだ。この時点で右端以外はほぼ脱色。タイトル部分が一部剥げて元の文字が見えている。
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[2020年02月22日] 黒線部分の消えかけており、寺山の滲みが激しくなった。
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 [2024年02月13日] ビニール膜は完全に取れてしまっていた。元々のタイトルは枠からはみ出していたようで、別紙で貼り直されていたことが分かった。
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 以上の1997年~2024年の写真をGIFアニメ化してみると変化がよく分かる。
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-以上-

 「竹楽」へ「塩ビール」を買いに入った際、店内では「雛めぐり」の豪華な飾り雛が展示されていた。店主へ店内での撮影許可を頂いて撮影開始。(2024/03/03撮影)
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 左側には江戸時代の「貝桶」と「貝合わせ」。土間から座敷奥が遠すぎて色鮮やかな「貝合わせ」の絵は見えなかった。
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 右側には明治時代の「内裏雛」が2点。公家が花見をしている金屏風絵のほうが人形よりも際立っていた。
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 奥にも展示があるか確認しようと左手に目を向けると・・・あの「忠孝」の二文字が書かれた掛軸が飾られていた。
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 これまで何度か撮影しているが、屋内が暗すぎで失敗していた「忠孝」の掛軸である。そして今回、初めて明瞭に撮ることができた。
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 ちなみにこれはGW帰省写真に偶然写り込んでいた「忠孝」だが、下部が切れていてそもそも掛軸ではなさそうだ。この時が初めての「忠孝」写真ではあるが、ここが「竹楽」の古民家であったかは定かではない。(2006/04撮影)
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 これは真正面から「忠孝」を撮りたくても、それを阻止する甲冑がいて撮れなかった写真。ここは土蔵の屋内扉があるので「竹楽」である。(2010/05/05撮影)
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-以上-

 「雛めぐり」の最中、地蔵堂向いの「和柄マグネット」のガチャに「竹原キーホルダー」のガチャが加わっていた。昨年秋の「憧憬の路」開催前までは無かったので、それ以後に追加されたのであろうか。タイトルに「新登場」と書いたが、ずっと前から有ったのを見逃していただけかもしれない。(2024/03/03撮影)
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 場所は以前にも紹介した地蔵堂向いの民家軒下。
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 「和柄マグネット」の上段へ「竹原マグネット」が加わっていた。
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 「竹原キーホルダー」は全4種。「竹原」の漢字文字が添えられた「うさぎ」「カブトガニ」「笹の葉」と「たけのこ」の木形切抜の金属キーチェーンである。昨年の「憧憬の路」で買った通常販売の木形切抜「たけはら」キーホルダー(輪紐タイプ)は含まれていなかったが、もしかしたら廃番になったのだろうか。それであればある意味「希少価値」。
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 「地元の人にも大好評 買えるのは世界でここだけ!」なので、「たけはら~」としては全4種コンプリートしておかなければ気が済まない。そうだ・・・竹原駅前商店街に「たまゆら~」向けのガチャがあったのを忘れていた。

-以上-

 本日のランチは久しぶりに「ほり川」でお好み焼。冷たい雨の降る平日の12時過ぎだったが、少し離れた専用駐車場には10台近くが既に停められていた。これは満席に違いないと店頭通過時に偶然開かれた扉から中を覗くと待ち客らしき姿無し。慌てて駐車場へ引き返して空きスペースに停め、店へと向かう他客を抜いて速攻で暖簾を潜った。(2024/03/05撮影)
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 競った客は西方寺方面から向かって来たが予約済みのようだった。
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 店内での席待ち客は無く、奥の部屋の椅子テーブル空席を選択。
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 久しく訪れなかった間に、新たなメニューに代わってCALLボタンも設置されていた。
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 あまりの種類に色々悩んで注文したのは、無難な肉・エビ・イカ・卵入りの「スペシャル(広島お好みそば)」でシングル(税込1200円)。
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 座った部屋の周囲席からは標準語?が聴こえてくる。ビジネススーツ姿だが観光客だろうか?竹原弁は皆無であった。
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 朝食は9時過ぎだったが、ほんのり甘い「ほり川」特製ソースは匂いだけでも食欲がそそられる。
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 どれにしようかメニューで悩んで注文した後だったが、壁に貼られた「ほぼろ焼きREVOLUTION」に目が留まった。帰省時に「ほぼろ焼き」は何度も食べているが、真ん中にチキンライスが載せられた「REVOLUTION」が2016年秋から始まっていたことは知らなかった。
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 次回、「ほり川」を訪れた際にはこれを注文してみたい。

-以上-

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