安芸の小京都 竹原アルバム

このブログは私の故郷竹原のディーブな散策アーカイブです。 1996年から続けていた旧ホームページをブログとして継続中。 (ご注意:観光向けではありません)

町並み保存地区

 これまで町並み保存地区を散策中に撮った写真の中に「壁の落書き」が一定数あるのだが、ひとつだけその場所を思い出せない「謎の絵」がある。それが先週の散策中に偶然その場所を特定できたことから、今回記事として取り上げてみた。(2023/05/09撮影)

 それがこの落書き絵なのたが一体何を描いたのだろうか。(2004/05/02撮影)
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 それから5年後に撮った写真だが、特に変わりは無い。(2009/08/02撮影)
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 その場所は「竹楽」の壁であった。2004年当時は石田内科胃腸科として長らく使われてきた旧村上邸の古民家が催事用へリノベーションされた直後であり、その数年後に土産物店として「竹楽」となった経緯がある。

 黄色矢印の部分にその落書き絵がある。隣りの土蔵の左脇壁が崩落し始めているのを見ていて右壁側を確認しようとしたところ、この土壁に目が留まったのであった。
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 初めて撮ったのが2004年のGW帰省時だったので20年以上前から現在まで塗り直されずに残されている?のだが、保存地区エリア内の建造物ということで敢えて外観には手が加えられていないのかもしれない。

 だが、初代郵便局の壁(西方寺石段側)に彫られている落書きは変化しているようで、2001年当時に見つけた「原田知世」の文字がある年からは探し出せていない。

 黄色矢印の部分に「原田知世」と彫られていた。(2003/08/xx撮影)
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(2001/05/03撮影)
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 もちろんここが映画「時をかける少女」に登場する場所であることを知っての落書きであろう。

 5月3日の「たけはら竹まつり」の際には会えなかった「陶工房 風土」の看板猫「漱石」。昨日放映されたHOMEテレビ「ピタニュー」のコーナー「ひろしま23(竹原市編 第2弾)」にも登場し、漱石が広島県から路地裏観光課長として任命されていたことを初めて知った。任命当時が漱石2歳の2016年9月だったので今年で7,8歳(人間ならば40代後半)であろう。終身課長として近隣の地域猫達も管理しているようだ。
 本日は、先日夕方に訪れた「ぽんぽこりん」でランチをするために、朝食の腹ごなしを兼ねて「竹まつり」の賑わいから普段へ戻った町並み保存地区を散策中、幸運にも「陶工房 風土」の店頭で「漱石」が観光客へのおもてなし兼日向ぼっこをしている姿を見かけた。(2023/05/09撮影)
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 店主の岩川さんと暫し雑談。写真家岩合さんの「世界ネコ歩き(安芸・広島編)」、先日放映された「中山秀征の楽しく1万歩!」・・小京都日和「広島・竹原の豪商 "浜旦那" を巡る旅!」や「ひろしま23」の撮影エピソードなどについて、棚の上でくつろぐ「漱石」を撫でながら話が訊けた。

 まずは香箱座り。普段、「漱石」は「そうちゃん」と呼ばれている。
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 通り過ぎる観光客へ凛々しく挨拶。向かって左目下の抜け毛はに加減知らずの犬「まつり」ちゃんジャレられた傷とのこと。漱石が本気を出せば一撃で黙らせられるらしいのだが・・・。
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 いろいろ聴けて「漱石のおかげて私の人生がすっかり変わりました。」とのことであった。
 
 以下は「竹まつり」の際に撮った店頭の写真。(2023/05/03撮影)
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 土曜限定「手ごねパン」(カンパーニュ)は、ほぼ毎週予約して購入している。数が限られているので電話しても売り切れているときもある。
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 書き忘れるところであったが、このあとランチをしに「ぽんぽこりん」を訪れたら「5月10日まで臨時休業」になっていた。仕方なくコンビニでオニギリとカレーヌードルを買って的場の砂浜に座ってのランチとなった。

 「竹まつり」の会場北端にある胡堂の曲がり角。「ギャラリS」での絵画教室生徒の展示作品を観覧した後に向いの「遊館きよみ」の軒下を見ると小物か売られていた。(2023/05/03撮影)
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 習字教室の生徒による出品なのだろうか?そこへ「かぐや姫パレード」がやってきたので過ぎ去ったあとで吟味。
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 その最中にどこからか視線を感じた。「おわかりだろうか?」・・・・目の前の障子の破れた穴の向こうから誰かが覗いている。
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 REPLAY
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 青白い顔の目!瞬きはしていない。手をかざしても視線はあらぬ方向。
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 等身大の顔写真が部屋側から貼られているのか?それとも異世界へ通じる穴から覗かれているのか?

「信じるか信じないかは・・・あなた次第です。」
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 視線を感じながらも「鬼滅の刃」の小物を1つ購入。 

 本日は4年ぶりに開催された「たけはら竹まつり」の初日。午前中ぎりぎりに家族で墓参りを済ませ、そのまま竹原小学校に設けられた第駐車場に停めて野外校内を巡ってみた。駐車場への入場は28番目、有料のせいか例年とは異例の駐車の少なさであった。午後過ぎになってしまったが、田中地区経由で町並み保存地区の本町(下市)へ入ると普段の人通りとは違う光景が見られた。(2023/05/03撮影)

 先ずは「竹まつり」に欠かせない毎回恒例の「かぐや姫パレード」を撮った写真。雅楽の越天楽が聞こえてくるとパレードがやってくる。
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 胡堂前で撮れた2ショット。
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 こちらは撮影会。
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 では最初から。これは旧笠井邸の玄関に貼られた「竹まつり」のポスター。駐車場でもらったモノクロコピーのマップはこれに載っていたものであった。
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 旧笠井邸の2階窓からの定番撮影。
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 「ぎゃらり梅谷」も臨時オープンしていた。
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 「田岡隷山社中流し踊り」
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 「津軽三味線演奏会」
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 「憧憬の広場」では竹細工の体験コーナーが多種。
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 「修景広場」では「癌封じ笹酒振舞」。本日は運転手なので飲めない。
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 人混みは胡堂まで。
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 胡堂前での「かぐや姫と撮影会」が丁度終ったようだ。
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 西方寺下で演奏していた津軽三味線が胡堂前に到着。
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 14時半からの「かぐや姫パレード」が酒蔵交流館から出発。
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 久しぶりに訪れた「根古屋」は満席。テラス席が設けてあったので運よく休憩できた。1年ぶりに照蓮寺の住職と店頭で逢えたし、限定新メニューの「楊枝甘露豆乳拿鐡」(タピオカマンゴー豆乳アイスラテ)を味わうことができた。
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 休憩後に遠くから「越天楽」が聞こえてきたので胡堂へ戻ると「かぐや姫パレード」が戻ってきた。
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 この日の人出は例年の半分程度。これまではGW帰省時に観光客気分で訪れていたが、いざ地元民になるとワクワク感には物足りなさを感じた。コロナ禍対応のせいなのか、今回は竹鶴倉庫や道端での飲み食いできる酔える密集場所が見当たらなかったのも一因であろうか。明日は歩いて再び祭りを訪れる予定。

 自転車に乗る際はヘルメットを被る努力?義務となってから細やかな散策をする機会が激減。自宅には原付用フルフェイスのみ。さすがにママチャリにフルフェイスでの散策は怪しすぎるし、顔が隠れていても逆に目立ってしまう。帽子にしか見えないタイプをそろそろ西条等で探してみる予定である。
 これまで悪天候や他のイベントで町並み保存区に貼られた今年の「竹まつり」ポスターを撮れていなかった。そこで明日にでも保存地区内に貼られたポスター巡りを自転車で行おうとしたが、街中では念入りにパトロールされ注意喚起がされているようで気が付けば被るヘルメットが未だ無い。仕方なく本日仕事帰りに自動車で町並み保存地区に立ち寄ってポスターを撮ることにした。(2023/04/28撮影)

 竹鶴酒造のT字路から入って左右を見渡すと、先ず見つかったのがこの1枚。「竹楽」の掲示板に貼られたポスターである。印刷物や画像も含めて今年の「竹まつり」ポスターが観られたのはこれが初めて。
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 「第32回 たけはら竹まつり」。これまで何度も「第32回」が繰り返されていたが今年は開催確定
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 ガラス越しでボケたので、夕陽が当たっていた「竹雀」のポスターも1枚撮ってから帰宅。
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 5月3,4日のうち3日は天気が良さそうだ。自宅から徒歩で保存地区へ行けるが、これまで毎年のGW帰省時に停めていた竹小グランド臨時駐車場へ敢えて停める予定である。このポスターを見ると竹小は有料(500円)だが、普段は部外者立入禁止で入れない校庭内へ堂々と入れる数少ないチャンスだからである。

 本日、保存地区エリア内に入って初めて見付けた?それらしきポスターがこれだ。例年の「竹まつり」ポスターのデザインとは違っていたので一瞬戸惑ったが、よく見れば広島護国神社の「万灯みたま祭」の開催ポスターであった。しかし、なぜここにこれが貼られていたのだろうか。
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-以上-

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