安芸の小京都 竹原アルバム

このブログは私の故郷竹原のディーブな散策アーカイブです。 1996年から続けていた旧ホームページをブログとして継続中。 (ご注意:観光向けではありません)

絶景スポット

 賀茂川沿いの桜並木の芽吹き具合を確認しに夕刻に訪れてみた。場所的には来須地区の道路沿いなのだが地元では・・・いや、地元以外からも「成井土手の桜」と呼ばれている「知る人ぞ知る」的な花見の絶景スポットである。
 昨年春は対岸に続く遊歩道の整備が満開時に間に合わなかったが、今年は雑草が生えてはいるものの桜並木を観ながら端から端まで歩いて楽しめるに違いない。今年は開花が少し早まるようなので3月末には8分咲きの「成井土手の桜」を遊歩道から鑑賞できるであろう。
 
 もちろん、芽吹きは未だであろうが、五・六十本はありそうな桜並木の中に早咲きがあるかも?と本渡橋側から朝日橋までを車で流してみたところ、桜の樹に真新しい番号札が掛けてあることに気付いた。(2024/03/13撮影)
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 桜並木の最南端から順番に樹を見ているうちに、分かれた幹を切られたものがあり、並木が整備がされていることに気付いた。整備したことを示す管理番号なのかマジックで番号が書かれた木札が掛けられていた。

 36番
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 朝日橋方面へ進むと番号札の番号が1番ずつ増えており、全ての樹に掛けられていることが分かった。

 37番
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 この番号札は桜の樹を個体識別して管理するナンバリングと推測。

 40番
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 44番
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 さて、番号札は何番まであるのだろうか?とりあえず朝日橋までの樹を確認。

 52番
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 58番
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 ラストは・・・
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 64番。
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 対岸の桜の番号札は未確認。
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 対岸の遊歩道の整備が終って初めての桜の季節、そして樹々には固有番号が取り付けられている。今年の桜並木の満開時期は特別な何かが有りそうな予感がしてならない・・・と何の根拠もない勝手な想像をしてしまう。弁当とペット茶を持って遊歩道の長椅子に座り、桜並木を鑑賞するのは私ひとりかもしれない。

-以上-

 野鳥や水鳥・亀などが多く棲息する大井新開の天池。吉名町峠の半左池に急に鴨が増えたことから、天池でも更に増えているカモと、久しぶりに訪れてみた。(2024/03/09撮影)

 しかし、広大な天池の水面で見掛けたのは鴨2羽のみ。更に水の量がいつもよりかなり少ない。池沿いの道を南下すると重機が池の底を掘る姿が見えた。先ずはその様子の1枚。
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 国道から「大井天地(おおいてんち(←誤字ではない)」踏切を渡って天池の側道に入ると何だか雰囲気が違う。
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 1990年代はホテイアオイで水面が不気味に覆い尽くされていたが、完全除去されてからは自然豊かな「湖」のようになって、徐々に甲羅干しの亀と鴨が群れるようになった。そして、今回はこれまでに見たことが無い池の底が露わになっていた。
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 水鳥を探して更に南下。
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 1羽もいないので来た道を振り返ると遥か彼方に黒い鳥の姿が見えた。
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 ズームで撮ってみると鴨が2羽。その後は1羽も見掛けなかった。
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 築地方面へ更に南下すると重機の姿を目撃。
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 草が生えていた中州や池の底を掘っているようで、天池の浚渫工事が行われているのであろうか。
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 元々、この辺りがどんな地形であったかは憶えていないが、これほどまでの土砂が溜まっていたのには驚いた。
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 更に便利橋上まで進んでみると・・・
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 これまで両幅まで水面だった天池が完全に干上がっていた。
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 そして橋に置かれていた工事看板。やはり浚渫工事であったが、「天池の浚渫」ではなく「西の川の浚渫」と書かれており、ここが「西の川」の下流であったことに改めて気付く。
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 「天池」が「西の川」の豪雨災害から大井新開と築地地区を守るための調整池であったことを初めて知った。
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-以上-

 「雛めぐり」の最中、掛町の鳥羽町通りで一風変わった雛壇の展示を見つけた。場所は村上ベーカリー裏の駐車場の奥で、掃き出し窓のガラス越しに鑑賞できる豪華な雛壇飾りである。(2024/03/03撮影)
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 ここがその駐車場。私が産まれた家屋が有った特別な場所でもある。
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 駐車場の奥に障子が2枚開けられた掃き出し窓がり、遠目にも分かる赤い雛壇が外向きに展示されている。ここは吉野酒店の奥に有る部屋だが、「雛めぐり」のイベントを訪れる観光客に向けての展示と思われる。
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 近寄って見ると部屋を半分占拠しそうな巨大な雛壇飾りであった。
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 しかし、窓側ガラスに青い空と雲が映って中が見えない。
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 向きを変えても中段から最上段までが全く見えない。
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 窓ガラスに近寄ってみると雛壇が高すぎてお雛様と内裏様は伺えない。
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 まるで天空そびえたつ巨大な雛壇飾りのような不思議な写真を撮ることが出来た。
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 不思議な写真が撮れたついでに、画像処理で青空と雲を透かしてみた写真と元写真が交互に変わる画像(ANIMATION GIF)を遊びで作ってみた。この日がもしも曇って入れば、こう見えたのかもしれない・・・。
ezgif.com-optimize (1)

-以上-

 幹が1本折れてしまった「宿根の大桜」から更に朝日山の山頂へ。その目的は三井の煙突が西日を浴びて輝く光景を撮るのと、妨げなく展望台や山頂から御来光がまともに観られるのか確認の2つ。(2024/02/27撮影)

 先ずは模範的写真を1枚。さすが冬の晴天。空気が澄んで下界が鮮明に観える。
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 「宿根の大桜」の見学路から登山道へ戻ると朝日山への看板を見つけた。
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 「たまゆら」と書かれていることから登場スポット巡礼コース案内も兼ねているのであろう。
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 つづら折りの登山道から誰も居ない山頂駐車場に車を停めて徒歩で展望台へ。
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 これまで駐車場に車が無くても先客に遭遇していたが・・・
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 ・・・誰も居なかった。今回は絶景を独り占めできそうだ。
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 展望台からの眺めは竹原市内での屈指の絶景といえる。
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 眼下の竹原町も鮮明に見えている。
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 展望台上からパノラマ撮影。 
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 先ずは西日を浴びて壁面が「輝く」三井の煙突「竹太郎」を撮影。
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 だが、ただ白いだけ。朝日山山頂からよりは地上の西方面(西町辺り)から撮る方が美しかった。
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 ズームついでに新市役所へ改築中の合同庁舎と藤三も撮影。
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 北崎のフェリー乗場も。「第五さんよう」が出港。
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 続いて竹原港の灯台と明神の江戸堀。
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 「第五さんよう」が内港を出るまで「第七さんよう」は一時停止。
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 新市役所へ移転後は旧市役所跡はいずれは解体される計画。手前の白い「ゆめタウン竹原店跡」はどうなるのだろうか。
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 展望台上からの御来光(初日の出)が昇る方位は桜の樹の枝に遮られている。
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 東屋と展望台下の間からであれば・・・
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 遥か向こうの大久野島の後ろにある生口島から昇る。山頂から初日の出は拝めそうである。
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 次回、山頂を訪れるのは桜満開の時期。
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 昨年は4月1日に訪れてみると満開であった。
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 数年前の春だったか、この東屋に座って弁当を広げている先客に遭遇。後ろから挨拶すると我が家のお隣さん御夫婦だった。
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 この久太郎九歳作の漢詩、中通の鉄塔にも解説(解釈が微妙に違う)がある。
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 テーブルからの眺めは絶景、腹が減ったが今回は茶も弁当も買っていない。
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 パノラマを撮ろうとしたらカメラのバッテリー切れ。陽が沈む前に帰宅。

-以上-

 2月末に久しぶりに訪れた宿根町。目的は梅の花が満開と思われる梅林園であったが、途中に寄った「たたら遺跡」で時間を食って着いた時間が午後4時前となった為、晴天ながら西に傾いた陽射しが山肌を照らす時間帯を過ぎてしまい絶景の状態を観るには至らなかった。(2024/02/27撮影)

 場所は大井の国道から朝日山登山道をひたすら車で登り、山頂までのルートの半分程度のポイント。坂道から平坦になった集落の手前にこの看板が見える。
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 登山道から左折して狭い道に入ると左手に青いビニールハウスが並んでいる。
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 梅林園の範囲は分からないが、道沿いにも梅の樹が数10本程度植えられていた。ほぼ満開ではあったが、他の地区で観られる畑の梅と大差はない。
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 梅林園は左手の山肌にあるのだが、既に太陽は山肌を照らしてはおらず、薄暗くて広大な土地のどこに梅の花が咲いているのか分からず仕舞い。影になった梅林園は遠目の肉眼ではこんな感じであった。
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 以下はズーム撮影した梅の樹。
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 梅林園から大桜がある集会所の駐車場へ。その途中に並んでいる梅の樹も満開。こちらも陽射しがなくて写真を撮っても鮮やかさは皆無。
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 梅林園と「宿根の大桜」への見学路沿いの梅の樹は、日照が乏しいと鮮やかさに欠けてしまうので晴天の午前中がお薦めである。このところ週間の「天気予報」が「天気予想」になってハズれてばかりだが、竹原市の市花である「梅」の満開を楽しめるのは来週半ばぐらいまでだろうか。

-以上-

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