8月の大雨で再び不通となった呉線。不通となった場所が知りたくて竹原駅を訪れた時に、駅構内のセブンイレブンに貼られていた「休業のお知らせ」を偶然見つけた。(2021/08/24撮影)

 何か目新しいグッズや土産でも入荷していないかと、店頭の品物を探していた時にシャッター枠にこれが貼られていた。斜め読みしたら「・・・をもって閉店」に見えてしまったが、よく見れば「・・・より休業」であった。だが、いつまでなのだろうか?「当面の間」とも書かれてはいなかった。
#01
 ここが未だキヨスク時代だった頃、帰省時Uターン時によくここを利用していた。ちょっと変わった竹原グッズのコーナーが有って、頼山陽の何だか難しい内容の本とか、竹原の写真や絵の葉書、各種竹原のキーホルダーなどが籠や棚に置かれていたが、セブンになってからはグッズコーナーが冷蔵庫になったようだ。
#02
 この窓の隅にあるアイスクリームの冷凍ボックスはキヨスク時代からそのまま。夏にはここからカップアイスを取り出してレジに持って行き、電車を待ちながらホームの椅子に座って食べたりとか・・・。
#03
 この冷蔵ケースは、勝手に開けると警報ブザーが鳴りそうな気がして開けたことは一度も無かった。通勤時に八王子駅ホームのキヨスクでオニギリを買おうと扉を開いたら、突然ブザーが鳴って驚いたのがトラウマ?になっている。実際、この扉を開けると何かの警報か店員へこっそり通報する仕組みが有るかは知らない。
#04
 この駅舎出入口に取り付けられた「セブンイレブン Kiosk」の看板も開店当時は新鮮だった。
#05
 
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では、いつものように「蔵出し写真」から竹原駅のキヨスクの写真を探し出してみた。「たまゆら」にもここが登場したことから、2011年当時はたくさん撮っていたはずだが、写真に付けたワード検索では以下の数枚しか見つけられなかった。

先ずは最古の写真。夜中に三原から到着した時の竹原駅構内。キヨスクはシャッターが閉まっているが、右側の奥には自販機の灯りが見えている。観光案内処が未だこの自販機の裏側に有った頃である。(1998/08頃撮影)
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 これは開店中の様子。右側スペースに竹原グッズのコーナーが有った頃である。(2003/08/10撮影)
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 そしてキヨスクがセブン仕様に変った年に撮った写真。この時に取替られた待合席の椅子配置が90度変わっていたことが分る。(2016/08/07撮影)
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 この「セブン・イレブン キヨスクJR竹原駅」が新規オープンしたのは2016年7月5日。駅が閉まるので24時間営業ではない。この「休業」の貼り紙には、休業理由や期間が何処にも書かれていないのが非常に気になる。