8月最後の日曜日夕方。海水浴シーズンが過ぎてしまった夕暮れ近い的場は閑散としているだろう・・・と、突堤を独占するために2週間ぶりに訪れたところ、駐車禁止ローブが取り外された防潮堤にビッシリと車が並んで停められていた。的場を独占どころか、本日が8月では最も来客数が多い日であった。(2021/08/29撮影)

東側の突堤まで歩いてみたのだが、この時間でも寝っ転がって日光浴しているカップルがおり、折り畳み椅子を広げられるような雰囲気にあらず。これでは息苦しいマスクも外せそうにないので即退散。

海水浴シーズンはすっかり過ぎているので監視員もおらず、両突堤に張られていたフロート付ロープも既に外されていた。砂浜にはテントが張られ、海水に浸かって泳ぐ子供達も大はしゃぎ。だが、水中に多数のクラゲがいるとの声も聞こえた。

既に17時半、太陽もかなり傾いて日影も伸びている光景は「夏の終わり」の淋しさが感じられた。


西側の突堤からも的場海水浴場ラスト・シーズンの様子を一応撮っておこう。石ころだらけだった的場がビーチ整備されたのは平成3年だったことが判った。

的場ビーチには的場山の影が・・・。

悪天候が長く続いた8月だった。ラストがこんな晴天になるとは皮肉なものだ。

ジャンケンをして突堤からドボンと飛び込む若者達。

西海水浴場への道の途中では、潮だまりで遊ぶ親子の姿。

沖を行き来するフェリーが造った波・・・。

そしてラストは映画のエンドロールのバックに使えそうなシーン。

この日は突堤に折り畳み椅子を広げ、ハイレゾ仕様のウォークマンで懐かしい曲を聴く予定であったのだが叶わず。この夏の的場の夕暮れに聴きたくて用意していた曲の中のベスト2は以下である。
・太田裕美『夏の扉』(作詞:松本隆/作曲:筒美京平/編曲:萩田光雄)
・石川セリ『八月の濡れた砂』(作詞:吉岡オサム/作曲:むつひろし/編曲:秋葉洋)
「夏の扉」は松田聖子の同名異曲が有名ではあるが、こちらは1975年頃に私が木原楽器店で買った太田裕美のデビュー・アルバム「まごころ」の中の一曲。過ぎゆく夏の夕暮れにはこの曲と詞がピッタリ。そして「八月の濡れた砂」は映画の主題歌。これは日活青春映画の最高傑作と評価されている映画で、関東の映画館でこれを観終えた時の「やり場のない息苦しさ」のままラストに流れる切ないバラードが今も忘れられない。どちらも「過ぎゆく夏」が感じられる曲であるが、同時に聴くと対照的な「陰と陽」感がたまならく好きである。

東側の突堤まで歩いてみたのだが、この時間でも寝っ転がって日光浴しているカップルがおり、折り畳み椅子を広げられるような雰囲気にあらず。これでは息苦しいマスクも外せそうにないので即退散。

海水浴シーズンはすっかり過ぎているので監視員もおらず、両突堤に張られていたフロート付ロープも既に外されていた。砂浜にはテントが張られ、海水に浸かって泳ぐ子供達も大はしゃぎ。だが、水中に多数のクラゲがいるとの声も聞こえた。

既に17時半、太陽もかなり傾いて日影も伸びている光景は「夏の終わり」の淋しさが感じられた。


西側の突堤からも的場海水浴場ラスト・シーズンの様子を一応撮っておこう。石ころだらけだった的場がビーチ整備されたのは平成3年だったことが判った。

的場ビーチには的場山の影が・・・。

悪天候が長く続いた8月だった。ラストがこんな晴天になるとは皮肉なものだ。

ジャンケンをして突堤からドボンと飛び込む若者達。

西海水浴場への道の途中では、潮だまりで遊ぶ親子の姿。

沖を行き来するフェリーが造った波・・・。

そしてラストは映画のエンドロールのバックに使えそうなシーン。

この日は突堤に折り畳み椅子を広げ、ハイレゾ仕様のウォークマンで懐かしい曲を聴く予定であったのだが叶わず。この夏の的場の夕暮れに聴きたくて用意していた曲の中のベスト2は以下である。
・太田裕美『夏の扉』(作詞:松本隆/作曲:筒美京平/編曲:萩田光雄)
・石川セリ『八月の濡れた砂』(作詞:吉岡オサム/作曲:むつひろし/編曲:秋葉洋)
「夏の扉」は松田聖子の同名異曲が有名ではあるが、こちらは1975年頃に私が木原楽器店で買った太田裕美のデビュー・アルバム「まごころ」の中の一曲。過ぎゆく夏の夕暮れにはこの曲と詞がピッタリ。そして「八月の濡れた砂」は映画の主題歌。これは日活青春映画の最高傑作と評価されている映画で、関東の映画館でこれを観終えた時の「やり場のない息苦しさ」のままラストに流れる切ないバラードが今も忘れられない。どちらも「過ぎゆく夏」が感じられる曲であるが、同時に聴くと対照的な「陰と陽」感がたまならく好きである。
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