本日は新酒の酒粕を買いに町並み保存地区の「竹鶴酒造」を訪れた。月末まで閉店では心配したいたが、先週、軒下に真新しい緑の杉玉が吊るされていた時と同様に営業中であった。玄関扉は開放されていたので中の土間へ・・・。中へ入ったのは数年前の帰省の「竹まつり」以来だろうか・・・。土間で挨拶すると右手の販売部屋から「いらっしゃいませ~」の声。格子戸を開いて「扉の貼り紙を見て、酒粕を買いにきたんじゃけど、未だ有るかねぇ~?」、「色々サイズが有って、1キロと500グラムと300グラムのどれがええかねぇ?」。1キロは耳を切った分厚い角切りの積み重ねで、500グラムと300グラムは切り落とした耳の詰め合わせのようだ。さすがに1キロは食べ切りないので、今回は500グラム袋を購入することにした。
丸テーブルを眺めると研いだ米のサンプルと一緒に左の吟醸酒の極上瓶から右へと順に数本並べられている。どのような飲み方をされるかを訊かれ、自分の晩酌用ということで最も右の「清酒 竹鶴 純米吟醸 生酒 720ml」を選んで頂いた。(2022/01/16購入)
これが今回購入した「新粕 500g(レシート品名酒粕 500g)」で新酒を搾った酒粕であることが分るが、袋の表には特に「竹鶴」の文字などは見当たらなかった。「酒粕」の文字の下には4種のレシピも添えられていた。

こちらが袋の裏。貼られたシールには「清酒 竹鶴 純米吟醸 酒粕)」と書かれていた。

これは今回購入したダンボール紙に包るまれた「清酒 竹鶴 純米吟醸 生酒 720ml」の瓶である。

紙筒から瓶を抜くと「初しぼり(商品名の一部?)」のシールが貼られた吟醸酒が現れた。購入前の店の方の話では、今年の新酒は未だ出荷準備中なので冷蔵保存されていた昨年の物ですが、宜しいでしょうか?との事。特に新酒を希望していなかったが、もう少し後の日に訪れていれば令和4年1月の「新酒」瓶が手に入ったかもしれない。

さて、さっそく買って帰った酒粕を食べてみるのだが、皮が裂けて中身が膨れるほどに焼ける石油ストーブはもうない。仕方なくアルミホイルを敷いてオーブントースターで焼くも、何分焼いてもサーモスタットが効いて焦げが付かず破れて膨れもしなかった。酒粕の色が変わってきた頃合いを見て外へ取り出した。

私の「懐かしさに浸れる食べ方」は、袋に書かれたレシピには無いが「酒かすまんじゅう」を丸めずに食べるようなもので、特製の「砂糖醤油だれ」に浸して熱々を頬張るのだが、自宅に有るのは「超低塩の醤油ボトル」と「和三盆風の粉砂糖」のみ。適当に皿へ混ぜて作って舐めてみたが、醤油味と砂糖の甘さが優しすぎて期待した「破壊力のある懐かしさ」は感じられなかった。
やはり、一升瓶を抱えて直接買いに行った「柿井酒店」の醤油と、スプーン印の湿っぽい白砂糖でないとダメのようだ。それでもほんのりと心地よい口と鼻に広がる芳醇な香りが堪らない。気が付けば2,3分で今回焼いた酒粕を平らげていた。

次は「純米吟醸」の瓶の栓を開ける番である。さて、どんな器に注いで飲めば「新酒」の気分が味わえるかだが、これまで愛用していた佐倉酒店で買った青色硝子徳利瓶の御猪口が見当たらない。
押入れの「竹原帰省戦利品」ダンボールの中を漁ると、平成7年に掛町商店街で配られた新神輿を祝った「広島銘酒 竹鶴/竹原住吉神社奉賛会」の一合升2個、それと「マッサン」最盛期頃に道の駅で買った利き酒専用の御猪口(箱は龍勢の文字あり)が見つかった。さすがに一合升での吟醸酒はもったいないので利き酒用の御猪口へ注いでみた。

写真と実物では透明度や色味が実際とは異なるがほんのりと澄んだ淡い茶色で、一口含むと強烈な辛くて爽快なパンチを食らって目が覚めた!封を切る前は女性にも馴染めるようフルーティーで優しい味かと思われたが、ブログを書きながら「ちびりちびり」となるだけではなく、夕飯時の食中酒や熱燗としても楽しめそうだ。もちろんだが、私には酒類の知識は映画「吟ずる者たち」を観て概要の一部を知った程度である。この吟醸酒には「生」の文字が有り、一度も加熱処理をしないで出荷されるのが「生酒」らしい。


ブログを書きながら利き酒用の御猪口で3盃を楽しんたが、銀座「TAU」で開かれた「竹原フェア」の各種竹原銘柄の試飲イベントで頂いたカープ坊やと竹原の文字が入ったお猪口が食器棚に置かれているのを思い出した。そこで真夜中に食器棚を探し回ったが何処かへ仕舞われてしまったようだ。
丸テーブルを眺めると研いだ米のサンプルと一緒に左の吟醸酒の極上瓶から右へと順に数本並べられている。どのような飲み方をされるかを訊かれ、自分の晩酌用ということで最も右の「清酒 竹鶴 純米吟醸 生酒 720ml」を選んで頂いた。(2022/01/16購入)
これが今回購入した「新粕 500g(レシート品名酒粕 500g)」で新酒を搾った酒粕であることが分るが、袋の表には特に「竹鶴」の文字などは見当たらなかった。「酒粕」の文字の下には4種のレシピも添えられていた。

こちらが袋の裏。貼られたシールには「清酒 竹鶴 純米吟醸 酒粕)」と書かれていた。

これは今回購入したダンボール紙に包るまれた「清酒 竹鶴 純米吟醸 生酒 720ml」の瓶である。

紙筒から瓶を抜くと「初しぼり(商品名の一部?)」のシールが貼られた吟醸酒が現れた。購入前の店の方の話では、今年の新酒は未だ出荷準備中なので冷蔵保存されていた昨年の物ですが、宜しいでしょうか?との事。特に新酒を希望していなかったが、もう少し後の日に訪れていれば令和4年1月の「新酒」瓶が手に入ったかもしれない。

さて、さっそく買って帰った酒粕を食べてみるのだが、皮が裂けて中身が膨れるほどに焼ける石油ストーブはもうない。仕方なくアルミホイルを敷いてオーブントースターで焼くも、何分焼いてもサーモスタットが効いて焦げが付かず破れて膨れもしなかった。酒粕の色が変わってきた頃合いを見て外へ取り出した。

私の「懐かしさに浸れる食べ方」は、袋に書かれたレシピには無いが「酒かすまんじゅう」を丸めずに食べるようなもので、特製の「砂糖醤油だれ」に浸して熱々を頬張るのだが、自宅に有るのは「超低塩の醤油ボトル」と「和三盆風の粉砂糖」のみ。適当に皿へ混ぜて作って舐めてみたが、醤油味と砂糖の甘さが優しすぎて期待した「破壊力のある懐かしさ」は感じられなかった。
やはり、一升瓶を抱えて直接買いに行った「柿井酒店」の醤油と、スプーン印の湿っぽい白砂糖でないとダメのようだ。それでもほんのりと心地よい口と鼻に広がる芳醇な香りが堪らない。気が付けば2,3分で今回焼いた酒粕を平らげていた。

次は「純米吟醸」の瓶の栓を開ける番である。さて、どんな器に注いで飲めば「新酒」の気分が味わえるかだが、これまで愛用していた佐倉酒店で買った青色硝子徳利瓶の御猪口が見当たらない。
押入れの「竹原帰省戦利品」ダンボールの中を漁ると、平成7年に掛町商店街で配られた新神輿を祝った「広島銘酒 竹鶴/竹原住吉神社奉賛会」の一合升2個、それと「マッサン」最盛期頃に道の駅で買った利き酒専用の御猪口(箱は龍勢の文字あり)が見つかった。さすがに一合升での吟醸酒はもったいないので利き酒用の御猪口へ注いでみた。

写真と実物では透明度や色味が実際とは異なるがほんのりと澄んだ淡い茶色で、一口含むと強烈な辛くて爽快なパンチを食らって目が覚めた!封を切る前は女性にも馴染めるようフルーティーで優しい味かと思われたが、ブログを書きながら「ちびりちびり」となるだけではなく、夕飯時の食中酒や熱燗としても楽しめそうだ。もちろんだが、私には酒類の知識は映画「吟ずる者たち」を観て概要の一部を知った程度である。この吟醸酒には「生」の文字が有り、一度も加熱処理をしないで出荷されるのが「生酒」らしい。


ブログを書きながら利き酒用の御猪口で3盃を楽しんたが、銀座「TAU」で開かれた「竹原フェア」の各種竹原銘柄の試飲イベントで頂いたカープ坊やと竹原の文字が入ったお猪口が食器棚に置かれているのを思い出した。そこで真夜中に食器棚を探し回ったが何処かへ仕舞われてしまったようだ。
コメント
コメント一覧 (2)
さて、竹鶴さんの中に入れるようになったんですね。マッサン前は、中に入って女将さんと小話をしながら試飲をさせて頂き、お酒の購入を1、2度しましたが、マッサンブームで出来なくなったと記憶しております。
当時は凄かったですし、誇らしかったです。
takehara_photo
が
しました