数年前から長期に渡って復旧作業が続けられている楠通沿いの本川。コンクリート製の護岸が脆くて崩れる箇所があることから、鉄製の護岸に取り替える「矢板圧入+笠コンフレーム設置」工事(二級河川 本川水系 本川河川災害復旧工事 令和3年第18号)が現在進行中である。
 前回、その大規模な工事の様子を見たのは昨年11月。河川内を幅広く埋め立てた土台を重機が往来していた。

 そして年明、護岸となる鉄製の矢板圧入が完了。(2023/01/08撮影)
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 本川の幅はここまで狭くなっていた。
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 そして2月、川幅が元に戻され矢板の上部には笠コンフレームが設置されていた。(2023/02/11撮影)
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 撮影場所は楠通最南端で新町との境にある渡逢橋(わたらいはし)。ここから眺める朝日山が家並みと本川と相まって絶景なのである。
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 本工事の工期は令和5年3月31日まで。重機の搬入や資材置き場に使われていた「中山たばこ店」跡の更地も整地され工事は完了間近のようであった。