昨日の記事の続きは「床浦神社」への参拝と床浦海岸の散策。床浦神社の祭日は本来4月15と16日なのだが近年は直近の日曜日を中心に3日間の祭事「宮床さん」が開かれている。床浦神社の所在地は単に忠海町なのたが旧町名は宮床であった。調べてはいないがその宮床にある床浦神社の祭事を地元では親しみを込めて「宮床さん」と呼んでいたのであろう。
 『竹原聞きある記』によれば、第二次世界大戦前までは遠くは大三島や大崎島辺りから訪れた船で床浦の浜が埋め尽くされ、疱瘡に罹らないよう境内の砂を持ち帰ったり、我が子が疱瘡に罹らないよう母親が子供の額を海水に濡らしていたらしい。古くは太閤秀吉公も祈願されている創建永禄8年(1565年)の歴史ある神社だが、さて「宮床祭」で賑わう駅前商店街から徒歩で10分程度の床浦海岸と神社の様子はどうだろうか?(2023/04/16撮影)

 先ずは床浦神社の境内の代表写真、祭日に立てられる幟が春の風にはためいていた。
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 次に賀儀城跡の城山にある大正公園からの床浦海岸全景。
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 「山笑店」で買った鳥の唐揚げとコーラを持ちながら、駅前商店街メインストリートから国道185号と城山踏切を渡って旧忠海小学校・中学校跡のグランド脇から床浦海岸へ。

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 境内には普段は見られない幟が1対立てられていた。
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 境内には誰も居ないが拝殿の扉が開かれていたので先ずは参拝。
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 賽銭を投げ込んでから二礼二拍一礼の最中に拝殿内に居られた宮司?禰宜?から賽銭箱脇にある大麻(おおぬさ)で頭を撫で御祓いをしてもらえた。
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 さて、どこで昼食をしようか?
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 あの常夜灯籠がある突堤の根元にしよう。
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 ここから眺める床浦海岸の砂浜は絶景。
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 食事を終えて神社の参道が海岸とも言える床浦海岸を散策。
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 遥か沖には久野島。
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 昭和時代は「東洋一高い送電鉄塔」と聞かされた。その真偽はいまだ不明。
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 東側の突堤からの眺め。
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 振り向くと山肌に巨大な穴。防空壕なのだろうか?
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 入ってみたいが段差が1m以上あって降りられない。
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 この間、砂浜の波打ち際にムービーを置いて動画撮影していたが、どこからか訪れた来訪者2名が波打ち際に映り込んでしまったので掲載はボツ。
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 床浦海岸を去って賀儀城跡の大正公園に上がって動画撮影の準備中・・・
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 そこへ先程の来訪者が息を切らしながら城山に現れた。軽く挨拶してみたが反応が無かったので外国人だったのかもしれない。

 以上で「宮床祭」のレポートは終わるが、床浦海岸の西脇にあった石風呂跡(岩乃屋旅館)や忠海町の散策で偶然見つけた光景について引き続き写真で紹介する。

**** 追記 **** (2023.04.18 10:15)
明日4月19日の「あさイチ」(NHK総合)にて「竹の駅」が「いまオシ!LIVE」に登場予定。テーマは「竹LOVE!アイデアを形に」とのことなので必見!もしかしたら「竹まつり」も近いので開催告知を兼ねているかも・・・。