撮影月日:2009.08.06
汐入橋を渡って明神へ向かう時にこの「水門をつくっています」のたて看板を見つけた。 この看板だけでは工事の内容は分らなかったが、どうやら本川に巨大な水門を造るようである。 普段穏やかな本川は洪水と高潮が重なると様子が激変する。 汐の逆流と宮原から下ってくる上流の洪水がぶつかって楠通りから掛町あたりが浸かり、ひどい時は道路の冠水は床上浸水にまで達することがある。 掛町の雁木の防潮堤は継ぎ足してかさ上げされ逆流防止弁が設置されていたのを住吉祭りで見つけたが、これらの工事のメインとなるのが「本川河口防潮水門」の建築であろう。 この本川河口には巨大な防潮堤と防潮水門で高潮の逆流を防ぎ、上流からの水は排水ポンプで水門の外へ逃がす仕組みで榎町にある背戸川のポンプ設備の巨大版にちがいない。 本川河口のバイパス下には船が係留されている。 水門が閉じられると出入りが出来ないが、洪水と高潮時だけ閉じられるのか、開閉は自動なのか手動なのか、手動ならば操作者は開閉時には「寝てはならぬ」である。・・と要らぬ心配で頭の中がいっぱいである。