撮影月日:2011.05.04
これまでで一番長いタイトルかも。 これは町並み保存センターに展示されている古地図で大正15年5月15日印刷、5月20日発行の復刻版である。 著作・発行は平田嘉吉、発行社は大日本東京交通社で、竹原では亀尾文具書店が特約店と書かれていた。 この復刻版は2008年に広島の「あき書房」にて発売されていたものだが現在でも入手できるかは未確認である。 今年の正月に竹原駅前のHIRO HOUSEに寄った時、マスターに見せてもらったのがこの地図を知るきっかけで、 この地図はマスターの大切な秘蔵品だそうである。
地図に描かれているのは広島県加茂郡竹原町と広島県豊田郡木江町で、竹原町の地図では北は柿井酒店から南の的場まで、西は築地の葡萄園から東の長生寺までのエリアである。 写真は竹原町全景、普明閣全景、磯之宮八幡神宮、竹原警察署、竹原町役場が載っている。 呉線はまだ無い。 本川に架かる橋は住吉橋、山陽橋ぐらいしかなく、現在のフェリー乗場から対岸まで渡り舟がある時代である。 この地図の裏側には「職業別」の索引が載っており、先ずは竹原町の地勢、沿革、主要物産、名所旧跡、交通が紹介され、以後、ここには書けないほどの施設、店舗名と地図の位置が載っている。 官衛学校・社寺碑・銀行会社・素封家?・医院・石粉炭印刷飯食・履物商・製帆業・・・雨カッパ製造業・書籍文具・寫真・・。 これらの業種のなかで知っている名前は沢山有るが、磯辺旅館、岡田履物店、藤井荷物自動車商会、日の丸寫真舘、藤井寫真舘、森近製材所、佐倉商店・・・本家神田葡萄園・・。 この中で一番興味深いのが演劇のジャンルにある「新栄座」である。 現在の「道の駅たけはら」の駐車場にあった映画館なのだが、これまでその名が「新栄座」であったかどうかは母の記憶だけが頼りであった。 これが正しかったことがこれで確定したのである。
この復刻版の地図を販売していた「あき書房」は広電の路面電車に乗って広大付属学校前で降りれば近くにあるそうなので、予め問い合わせてみて、未だ売られているようだったら買いに行きたい。
地図に描かれているのは広島県加茂郡竹原町と広島県豊田郡木江町で、竹原町の地図では北は柿井酒店から南の的場まで、西は築地の葡萄園から東の長生寺までのエリアである。 写真は竹原町全景、普明閣全景、磯之宮八幡神宮、竹原警察署、竹原町役場が載っている。 呉線はまだ無い。 本川に架かる橋は住吉橋、山陽橋ぐらいしかなく、現在のフェリー乗場から対岸まで渡り舟がある時代である。 この地図の裏側には「職業別」の索引が載っており、先ずは竹原町の地勢、沿革、主要物産、名所旧跡、交通が紹介され、以後、ここには書けないほどの施設、店舗名と地図の位置が載っている。 官衛学校・社寺碑・銀行会社・素封家?・医院・石粉炭印刷飯食・履物商・製帆業・・・雨カッパ製造業・書籍文具・寫真・・。 これらの業種のなかで知っている名前は沢山有るが、磯辺旅館、岡田履物店、藤井荷物自動車商会、日の丸寫真舘、藤井寫真舘、森近製材所、佐倉商店・・・本家神田葡萄園・・。 この中で一番興味深いのが演劇のジャンルにある「新栄座」である。 現在の「道の駅たけはら」の駐車場にあった映画館なのだが、これまでその名が「新栄座」であったかどうかは母の記憶だけが頼りであった。 これが正しかったことがこれで確定したのである。
この復刻版の地図を販売していた「あき書房」は広電の路面電車に乗って広大付属学校前で降りれば近くにあるそうなので、予め問い合わせてみて、未だ売られているようだったら買いに行きたい。