撮影月日:2012.05.05
長生寺には「八十八ヶ所巡り」ができる登山コースがある。 いつかはこれにトライしてみたかったのだが、 小学生の時に「探検ごっこ」でこの山に登った時に 頂上にある巨大な奇岩群と無数の地蔵の不気味さに圧倒された記憶が蘇って躊躇していた。 今回も登るつもりで長生寺を訪れた訳ではなかったのだが、 健康祈願や長生達磨だけでは効き目が無かったので思い切ってトライすることにした。 タイトルに「プチ・・」と書いたが、登山道としては30分もあれば巡れるものの、途中、 急な斜面や岩場、やぶ蚊の執拗な攻撃、それに無数の地蔵という精神的な過酷さがあった。 備え付けの杖を借りて本堂右側から登ろうとすると、突然、飼い犬に吠えられた。 いきなり坂道となって始めの地蔵様が出迎えてくれたのだが、書かれている番号が「八十??」。 ということはコースを逆に辿っていることになる。 これでは願いも叶うはずもなく、とはいえ今更引き返すわけにもいかない。 仕方なくそのまま登ることにした。 登った証として全ての地蔵様を撮る事にした。 番号の書かれているものと無いものを混ぜると88体以上は確実にある。
-----
-----
コースは大雑把にこんな感じ。 坂道を蛇行しながら頂上の奇岩まで辿りつくと普明閣の上に見える別の奇岩の脇に下り道がある。 この奇岩からは鬱そうとした茂みの中の滑りながら下って行くと長生寺の墓地の脇道につながっており、 こちらが一ヶ所目となっている。
これが頂上の奇岩。 探検ごっこの記憶では薄暗い広場に巨大な舞台のような岩が有ったのだが、 丁度、墓地の墓参りに訪れていた人の話では、 いつのまにか広場に木が茂ってしまい、すっかり様子が変わってしまったとのこと。 普明閣の上に見える奇岩の上からの眺めはこんな感じ。 鎮海山からの眺めとは違った趣がある。-----
-----
コースは大雑把にこんな感じ。 坂道を蛇行しながら頂上の奇岩まで辿りつくと普明閣の上に見える別の奇岩の脇に下り道がある。 この奇岩からは鬱そうとした茂みの中の滑りながら下って行くと長生寺の墓地の脇道につながっており、 こちらが一ヶ所目となっている。
鎮海山と同様に登山というほどのコースではないが、 雨の日は足場も悪く、曇天時だと気味悪さは東野町の「毘沙門岩」と同レベル。 (因みに的場山の三鬼神社はこの1/5程度) プチ秘境としてはレベルBではあるが、もしかしたら取材済みなのだろうか。。。