安芸の小京都 竹原アルバム

このブログは私の故郷竹原のディーブな散策アーカイブです。 1996年から続けていた旧ホームページをブログとして継続中。 (ご注意:観光向けではありません)

2016年04月

 高崎洞門をくぐる前あたりの防潮防波堤に切れ目が1つある。堤防というよりは国道沿いのガードレール程度のものなので高潮時に風雨波浪警報レベルとなると容赦なく路面に波しぶきが吹き込むのだ。しかし、普段の天候ならば堤防の下を覗くと穏やかな瀬戸内海の波打ち際が望めるし、その切れ目にある石段を下りると消波用の石垣の帯まで近寄ることもできる。ここならば国道を行き交う自動車の騒音も聞こえないし、東から西まで瀬戸内海の島々の大パノラマをひとり占めできるのだ。この辺りは竹原町から自転車で訪れるのに苦になるかならないかギリギリであり、釣り人が歩道を占拠してまで糸を垂れるようなこともしないだろうし、まして観光客がここまでは来ることは無いであろう。冬や春であれば日焼けさえ気にしなければ、いつまでても居られるペストスポットのひとつといえる。

撮影月日:2015.12.30
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1602 竹原のおいしい水」の採水地がここ。水源地ならば小高い丘の上とかのイメージがあるが、ここは街外れに近い田畑の中といっいも良い場所なのだ。浄水場と水源地の定義の違いが微妙なのだが、傍の賀茂川の水を浄水しているようでもなく成井の浄水場のような巨大な貯水池や浄化施設も見当たらない。ここの地下深くから水を汲み上げ、最低限の殺菌処理等を施して配水されているのだろうか。撮った写真には円筒形の建造物があるが、見ての通りこれと水色瓦で平屋の管理施設らしき建物があるだけだ。もしかしたら地下に巨大な貯水槽があるのかも・・・。中通水源地の水は硬度が低く飲みやすい軟水であり、このクセの無い水を「竹原のおいしい水」としてペットボトル販売されているのだが、これが配水されている水道水そのままなのか、汲み上げた水をカルキを混ぜる前の状態で熱処理のみ施して封じ込めたのかがとても興味のあるところだ。なぜかって?ラベルには「原材料:水道水」と書かれてあるからだ。

撮影月日:2016.01.03
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撮影月日:2009.01.02
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撮影月日:2006.01.02
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 西方寺の「1979 5時以降の参拝」で触れた「護摩木による祈願」だが、その護摩木はこのように本堂の賽銭箱前に備え付けられている。護摩木には予め願い事「安産」「 学業成就」「病気平癒」「交通安全」「家内安全」「縁結び」が書かれており、これには氏名を書くらしく祈願料は1本200円となっている。また、開いて見てはいないのだが来訪者用ノートらしきものも置かれている。隣の長生寺にある長生きダルマ御神籤とは趣が異なるのだが、なぜか地元民にはどちらも知られていそうで実はさほど知られていないのである。

撮影月日:2015.12.30
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 しまった!「1773 無用?の八幡橋」の呼び名を確認しに行ったはずが、生協側に立つ「読めない漢字が多数彫られた二本の石碑」に気を取られてしまったせいか未確認に終わっていたことに気が付いたのだ。竹原に限られているかどうかは分からないが橋の欄干には片側が漢字表記、もう片側が平仮表記で橋の名称と架かる河川の名称の銘板がある。この「八幡橋」の場合は生協側の銘板が「八幡橋」「本川」なのだが、では反対側はどうなっているのかを調べに訪れたはずが撮った記憶も画像も無いのである。もしかしたら反対側には銘板が無かったので撮っていない可能性もある。しかし、姪板が無いのであれば無い状態を撮っているはずなので、それすら無いということは訪れた目的を忘れてしまっている可能性のほうが大といえよう。呼び方(読み方)を確認してどうするのか?2004年に書いた「1109 国道185号の工事説明板」であるが、向こう側には磯宮八幡神社(いそのみやはちまんじんじゃ)があるので「はちまんばし」と呼ぶのか、それとも「やはたばし」なのかを確定したかっただけなのである。

撮影月日:2015.12.30
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  「たまゆら」の卒業写真-第4部(最終話)で店舗が登場した「の二重焼」。これがOVAから今回までで初めての登場なのか、観直してももう確かめられないぐらいの話数となった。地元の年配者の間では屋号のではなく実際の苗字(忘れたが)で呼ばれており「の・・」と聞いてもいちいち言い換えされる事が多いのだ。もちろん屋号のフルネーム「二重焼本舗」となると皆無の状態。屋号というと思い出すのが、あの竹原のシンボル的建造物「日の丸写真館」が登録されているとの情報を元従業員の方からメールを頂いたことがあったが、屋号と商標との違いを調べるのを長らく忘れていた。屋号は登録は不要で商標は登録が必要なことから「日の丸写真館」は「商標」と判断できる。よって、竹原の「日の丸写真館」とは縁もゆかりもない「日の丸写真館」が存在した場合は商標登録違反の疑いがある店舗といえる。話が逸れてしまったが商品名「二重焼(にじゅうやき)」は登録済みなのだろうか、または、「今川焼」のように一般名称的なもので登録対象外扱いなのだろうか?「たまゆら」での登場で全国的に知名度が高く?なった「二重焼」だが、アジアのどこからか突然「乙は当該機関の無許可または甲の承諾無しにこの商品名を使うべからず」とかにならないのか・・・と要らぬ心配をしてしまう今日この頃である。

撮影月日:2015.12.30,31
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 いつのまにかにもロゴができていた。「珈琲まつや」「甘党の店」は経年変化で消えつつあるが、鉄板のある窓ガラスの「二重焼 二重焼」が「 二重焼」に変わり、湯飲みを犬に奪われないよう手を上げている子供の描かれたロゴが加わった。

撮影月日:2015.12.30,31
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撮影月日:1999.08.08
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撮影月日:2004.05.05
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