広報たけはら平成28年4月号

2010年から続いた竹原アニメ「たまゆら」が2016年4月末で完結し、以後はイベント、続編、スピンオフ、実写化、OVA(ビデオのみで映画・TV放映なし版)等の公式物は一切やらないと断言されたようだ。但し「ももねこ様」だけは「アニメたまゆらにも登場・・」という位置づけで竹原の癒し系キャラのひとつとして存続する。よって、市役所・観光協会等や駅前商店会に山陽タクシーはそのままキャラを使っていけると思われる。これに伴って、このホームページも「たまゆら関係については完結しようか・・・」と考えてはいるのだが、山陽商船のラッピングフェリー、芸陽バスのラッピングかぐや姫号、市役所・駅前の観光案内所・道の駅の巨大な看板がこれからどうなるのかまでは見届けたい。それ以外の「たまゆら」関係についてはこの1999ページ目をもって完結とすることにした。
さかのぼれってみれば始まりは2010年4月。偶然、動画サイトで『たけはらんど ~儀武ゆう子が行く!~ 第1回(2010_04_09)』を見つけたのが「たまゆら」への長い付き合いの始まりだ。取材で先に竹原を訪れている佐藤監督を追って儀武ゆう子さんが新幹線に乗ったところから始まり、最後は6月の朝日山頂上までと声優オーディション話の18回分があった。
8月の帰省では旧日の丸写真館がそのまま登場する「たまゆら」というアニメが製作されていることを知り、10月には市役所にOVA版の巨大看板が建って何かのイベントが開催されたようであった。この時、法事で竹原帰省したカミさんが買ってきた土産が「たまゆら絵葉書」と「たまゆらコーヒー」で、超満員となって入れなかったらしい「ほり川」では「たまゆら焼き」が登場。
アニメ聖地がどのようなものかはテレビ番組で鷺宮の事例を知ってはいたが、市役所自らが公式サポートしていることを知って何だかすごい事になってきたと感じていた頃である。それからしばらくして旧警察署跡地に「道の駅たけはら」が完成し、OVAメディアが発売されてからは竹原町内が巡礼者と観光客で急激に賑わい始めた。そして12月、我が家にもアマゾンで予約しておいOVAのDVDが手元に届いたのであった。以後、TV版1期「hitotose」(12.5話7巻)、TV版2期「もあぐれっしぶ」(12話6巻/8.5話の7巻目は竹原が出ないので買わず)、そして劇場版「卒業写真」(4話4巻)の購入に至るのである。
さかのぼれってみれば始まりは2010年4月。偶然、動画サイトで『たけはらんど ~儀武ゆう子が行く!~ 第1回(2010_04_09)』を見つけたのが「たまゆら」への長い付き合いの始まりだ。取材で先に竹原を訪れている佐藤監督を追って儀武ゆう子さんが新幹線に乗ったところから始まり、最後は6月の朝日山頂上までと声優オーディション話の18回分があった。
8月の帰省では旧日の丸写真館がそのまま登場する「たまゆら」というアニメが製作されていることを知り、10月には市役所にOVA版の巨大看板が建って何かのイベントが開催されたようであった。この時、法事で竹原帰省したカミさんが買ってきた土産が「たまゆら絵葉書」と「たまゆらコーヒー」で、超満員となって入れなかったらしい「ほり川」では「たまゆら焼き」が登場。
アニメ聖地がどのようなものかはテレビ番組で鷺宮の事例を知ってはいたが、市役所自らが公式サポートしていることを知って何だかすごい事になってきたと感じていた頃である。それからしばらくして旧警察署跡地に「道の駅たけはら」が完成し、OVAメディアが発売されてからは竹原町内が巡礼者と観光客で急激に賑わい始めた。そして12月、我が家にもアマゾンで予約しておいOVAのDVDが手元に届いたのであった。以後、TV版1期「hitotose」(12.5話7巻)、TV版2期「もあぐれっしぶ」(12話6巻/8.5話の7巻目は竹原が出ないので買わず)、そして劇場版「卒業写真」(4話4巻)の購入に至るのである。
これまで購入した映像メディア
ただ、当時、気掛かりだったのは地元竹原の同級生もごく僅かしか「たまゆら」を知らないこと。DVD/BD販売のみなので一般人への知名度は低く、自分が意識していた一般のアニメ(TV放映されてるやつ)とは別物であったことである。その2010年12月初めである。照蓮寺からメールと電話番号をFAXで送って欲しいとの電話が入り、「たまゆら」のTV化検討で「松竹さん」が話を聴きたいとの話であった。どうやら竹原については関東に詳しい知人がいるので・・と私を紹介してくれたようだ。決まった場所は西日暮里の会議室がある喫茶店、松竹プロデューサーと佐藤監督に脚本家の吉田玲子さんと、夫婦両方が竹原出身の我が家族とでTV化に備えてのヒアリングの場が設けられた。
もうかなり前の事なので詳細は忘れてしまったが、先ずは始めに監督から問われたのが「竹原駅の"おかえりなさい"って知ってますか?」に「はい、帰省時に偶然見つけました」の回答。知られていたのでちょっと残念がられてかな?のような気がしました。私からは「OAV観ましたがみんな竹原弁じゃないんですね」に対して監督は「みんなが方言を使うと他県の人は分からないんで、ちもさんだけにしたんですよ」だったと記憶している。「最後の朝日山のシーンはとても感動しました」には「あのワィンディングにさよみさんを思いっきり走らせてみました」にも監督がニンマリ。色々、どうでも良い話をしたので記憶が薄いのだが、監督の横で無言でメモを取っていた吉田玲子さんから出るオーラをハッキリと覚えている。監督がルモを取っていたパソコンはリンゴマークのあるやつで、田坂プロデューサさんのは違って黒いやつだったかも。前から思っていたけど「やっばりクリエーターはマックなんだ」と改めて感した。
私から紹介したものでは以下の通り。
(1) の二重焼は子供の頃から大人気で遠方から自動車で来て箱買いする人が多く、冬には待ちの列が出来るほどですよ。(竹原市街地図を見せて場所を紹介)
(2) 照蓮寺の除夜の鐘と西方寺の除夜の鐘には開始時間の協定があり、昨年は西方寺がフライングしました。急な階段で怖いですが除夜の鐘だけ鐘楼へ上れます。
(3) 紅白が終わって「行く年来る年」の時間になると磯宮神社へ初詣の人が集まり始めます。露店も少しあって石段には待ち列ができます。
(4) ハチ岩海岸については監督は取材済みだったので、地元民の間では山を越える近道に心霊スポットがあると聞いたとを伝えた。プチ秘境探検にもってこいの場所かもとの紹介だったのだが、監督からはハチ岩を使いたいのだけれど賀茂川河口からファンが訪れてしまうと危ないので思案中とのこと。
(5) それならばと仁賀ダムの辺りから訪れる賀茂川源流ツアーのチラシを紹介。
(6) 朝日山や忠海の黒滝山では大晦日に山岳会による「豚汁」のおもてなしをしていますよ・・鎮海山から小吹まで抜ける中国遊歩道トレッキングツアーを催行ている山岳会のガイドブックを紹介。
(7) 吉名の秘境といえる「梅ヶ浜海水浴場」の場所を地図で紹介。
(8) 竹原市観光協会から貰っていた観光案内CDを提供。
(9) 1996年から撮りだめていたデジカメ画像3500枚のCDを参考・素材等として使ってもらえるようにと提供。
※ 松竹さんと監督からは「OVAたまゆらBD版」とお菓子を頂いた。
その他、色々話があったかも
・角川さんの映画で申し訳ないですが「ほり川」さんがそのまま登場する「時をかける少女」は殆ど竹原ロケなんですよ。
・GWには竹まつりがあり、帰省時には賑わってます。帰省より前なので残念なのですが7月末には住吉祭りがあり、本川は櫂伝馬が行き来して掛町辺りが露店でいっぱいになります。
・堀川醤油はよく一升瓶を持って買いに行かされました。
等々・・・
そして最後に皆さんへ色紙にサインをお願いして快く書いてもらえた。(田坂さんはこれが初の色紙サイン)監督から息子が好きなキャラクタを描いてくれるとのことで息子は「ケロロ軍曹」をリクエスト。カミさんは「たまゆら」そっちのけで「彩雲国物語大好きなんですよ~」と吉田玲子さんと話していた。
その後、竹原帰省時に照蓮寺境内にて佐藤監督と遭遇。
愛用デジタル一眼で除夜の鐘の様子をしっかりと撮影中。カウントダウンが終わってから新年の挨拶をし合って、監督は磯宮神社へ直行とのこと。私は照蓮寺の住職と竹原の酒と肴で3時過ぎまで飲み明かした。
西日暮里で紹介したもので扱ってもらえたのかな?と思われるのを以下に。
(1) の二重焼の紹介・・・hitotoseの2巻の幼少のりえ寝込みシーンにて初登場
(2) 磯宮の初詣の紹介・・・hitotoseの6巻の除夜の鐘シーンに続く初詣として登場
(3) 大広苑裏に2006年まで有った一本橋の画像・・・もあぐれ1巻のマエストロと父との回想で登場。
(4) 2010年の竹まつりパレードの目を閉じた「かぐや姫」画像・・・hitotoseオープニング「世界は知らなかった」のところがそれっぽい。
もうかなり前の事なので詳細は忘れてしまったが、先ずは始めに監督から問われたのが「竹原駅の"おかえりなさい"って知ってますか?」に「はい、帰省時に偶然見つけました」の回答。知られていたのでちょっと残念がられてかな?のような気がしました。私からは「OAV観ましたがみんな竹原弁じゃないんですね」に対して監督は「みんなが方言を使うと他県の人は分からないんで、ちもさんだけにしたんですよ」だったと記憶している。「最後の朝日山のシーンはとても感動しました」には「あのワィンディングにさよみさんを思いっきり走らせてみました」にも監督がニンマリ。色々、どうでも良い話をしたので記憶が薄いのだが、監督の横で無言でメモを取っていた吉田玲子さんから出るオーラをハッキリと覚えている。監督がルモを取っていたパソコンはリンゴマークのあるやつで、田坂プロデューサさんのは違って黒いやつだったかも。前から思っていたけど「やっばりクリエーターはマックなんだ」と改めて感した。
私から紹介したものでは以下の通り。
(1) の二重焼は子供の頃から大人気で遠方から自動車で来て箱買いする人が多く、冬には待ちの列が出来るほどですよ。(竹原市街地図を見せて場所を紹介)
(2) 照蓮寺の除夜の鐘と西方寺の除夜の鐘には開始時間の協定があり、昨年は西方寺がフライングしました。急な階段で怖いですが除夜の鐘だけ鐘楼へ上れます。
(3) 紅白が終わって「行く年来る年」の時間になると磯宮神社へ初詣の人が集まり始めます。露店も少しあって石段には待ち列ができます。
(4) ハチ岩海岸については監督は取材済みだったので、地元民の間では山を越える近道に心霊スポットがあると聞いたとを伝えた。プチ秘境探検にもってこいの場所かもとの紹介だったのだが、監督からはハチ岩を使いたいのだけれど賀茂川河口からファンが訪れてしまうと危ないので思案中とのこと。
(5) それならばと仁賀ダムの辺りから訪れる賀茂川源流ツアーのチラシを紹介。
(6) 朝日山や忠海の黒滝山では大晦日に山岳会による「豚汁」のおもてなしをしていますよ・・鎮海山から小吹まで抜ける中国遊歩道トレッキングツアーを催行ている山岳会のガイドブックを紹介。
(7) 吉名の秘境といえる「梅ヶ浜海水浴場」の場所を地図で紹介。
(8) 竹原市観光協会から貰っていた観光案内CDを提供。
(9) 1996年から撮りだめていたデジカメ画像3500枚のCDを参考・素材等として使ってもらえるようにと提供。
※ 松竹さんと監督からは「OVAたまゆらBD版」とお菓子を頂いた。
その他、色々話があったかも
・角川さんの映画で申し訳ないですが「ほり川」さんがそのまま登場する「時をかける少女」は殆ど竹原ロケなんですよ。
・GWには竹まつりがあり、帰省時には賑わってます。帰省より前なので残念なのですが7月末には住吉祭りがあり、本川は櫂伝馬が行き来して掛町辺りが露店でいっぱいになります。
・堀川醤油はよく一升瓶を持って買いに行かされました。
等々・・・
そして最後に皆さんへ色紙にサインをお願いして快く書いてもらえた。(田坂さんはこれが初の色紙サイン)監督から息子が好きなキャラクタを描いてくれるとのことで息子は「ケロロ軍曹」をリクエスト。カミさんは「たまゆら」そっちのけで「彩雲国物語大好きなんですよ~」と吉田玲子さんと話していた。
その後、竹原帰省時に照蓮寺境内にて佐藤監督と遭遇。
愛用デジタル一眼で除夜の鐘の様子をしっかりと撮影中。カウントダウンが終わってから新年の挨拶をし合って、監督は磯宮神社へ直行とのこと。私は照蓮寺の住職と竹原の酒と肴で3時過ぎまで飲み明かした。
西日暮里で紹介したもので扱ってもらえたのかな?と思われるのを以下に。
(1) の二重焼の紹介・・・hitotoseの2巻の幼少のりえ寝込みシーンにて初登場
(2) 磯宮の初詣の紹介・・・hitotoseの6巻の除夜の鐘シーンに続く初詣として登場
(3) 大広苑裏に2006年まで有った一本橋の画像・・・もあぐれ1巻のマエストロと父との回想で登場。
(4) 2010年の竹まつりパレードの目を閉じた「かぐや姫」画像・・・hitotoseオープニング「世界は知らなかった」のところがそれっぽい。
撮影月日:1997年8月当時に撮った一本橋(採用確定)

撮影月日:2010年5月当時に撮った「かぐや姫」(この時、私の横に監督がいたのかも)

これだけ扱ってもらえるとは予想外で、二重焼については「卒業写真」のラストシーンにまで登場していたので感無量。当初は「アンタみたいな者へ松竹から話がある訳が無かろうが、香具師かもしれんけん、気をつけんにゃいけんで」と本気で疑っていた母親が、広島でTV放映された「hitotose」を生前に観てや磯宮が登場したことで「ほんまじゃの~、えかったのぉ~」とえらく喜んでいたのが懐かしい。「卒業写真」の最終回を映画館で観た直後に、このエピソードやお礼を佐藤監督や田坂さんへ直接伝えておきたかったのだが、考えてみればこちらは竹原出身というだけの一般人、アニメ界では雲の上の人であったことに今更ながら気付いてしまい、最後の〆イベントで忙しそうな様子なので・・またの機会に・・の繰り返しとなって、とうとうお礼の連絡をするタイミングを逸してしまったことが悔やまれてならない。
3年後、私はここに寝転んでます・・見付けたら声を掛けてください。