安芸の小京都 竹原アルバム

このブログは私の故郷竹原のディーブな散策アーカイブです。 1996年から続けていた旧ホームページをブログとして継続中。 (ご注意:観光向けではありません)

2016年07月

 あいふる316のアーケード全域に沿った買物用駐車場は20台程度が置けるようだが、警察署向かいのモード大岡裏通りにも駅前商店街専用の駐車場がある。ここにはあの懐かしい逆ハートの巨大なロゴ看板が残っており、そのロゴ・デザインのディテールを観察することができる。3ヶ所にあったアーケードの「TAKEHARA SHOPPING PARK あいふる316」ゲートが撤去されて別な名称とゲートに変わるのかと思われたが、まだその兆候はは無さそうである。考えてみれば国土交通省の「0801 手づくり郷土賞」にて「あいふる316(ふれあいの並木道)」で登録されているので、商店街名自体を変更するには大そう面倒そうである。その受賞理由の説明は以下である。

25 あいふる316(さんいちろく)

「自然・産業が調和した瀬戸内の公園都市」として町づくり。街路樹を豊富に植え、親しみと潤いのある買物道路を整備。(人と車の共存空間、生活とコミュニケージョン空間、緑の供給空間)愛がふる316mの街、「あいふる316」と名がついた。


撮影月日:2015.12.29
2007a
2007b

 「1804 酔景の小庭」では昼間の景色を、「1871 酔景の小庭からの夜景」では夜中の景色を紹介したのだが、追加として「書き忘れていた仕掛け」と川面に映る「薄暮の日の丸寫眞舘」をここに載せておく。最初に紹介した当時、気が付かなかったのか書き忘れていたのかはもう分からないが、実はこの「小庭」には初めて訪れた人に気付いて欲しい「仕掛け」が有ったのである。設計者によるものか設計の依頼者の発案なのかは調べてはいないのだが、ここに広島銀行があった頃には見えなかった普明閣が梅谷呉服店と(旧)日の丸写真館の間に見えるようになった。この斜めの小路はバニシング・ポイント(消失点)にちょうど普明閣が望めるように造られているらしい。
 この眺めそのものが「酔う景色」なのかが庭内の説明パネルには書かれておらず、未だ(旧)日の丸写真館や梅谷呉服店が無い塩田から眺めた普明閣のある山の写真のみで、どれが普明閣なのかマークも無い。また、その説明パネルの前では普明閣が(旧)日の丸写真館の裏に隠れて望めない。

 この敢えて説明を避けているのが私が言う「仕掛け」としておこう。

初めてここを訪れた人が、先ずは説明パネルを読んだ後で左側の小路上ベンチに座り、もしも隙間に見える古い建築物に気付いたならば「あれが普明閣かねえ?」となるか、どこからでも入れる庭内へ偶然に小路の端から入り、説明パネルを読んで「さっき見えたのが普明閣かのお?」となるのかである。
 前者の場合は「酔いしれる景色」を感じる可能性は高いが、後者の関心は普明閣に向かう「斜めの小路」へ比重が高くなるのではなかろうか。私の場合、普明閣は遠くからの眺に酔いしれるものではなく、その舞台から眼下の甍の波、遠くの瀬戸内海、パノラマに広がる朝日山とワンポイントの三井の煙突の眺め、それに心地よく吹き抜ける風に酔いしれるのではと感じている。また、この庭の位置は竹鶴政孝の生家(竹鶴酒造)と実家(現在の桑原医院辺り)の中間点でもあり、ここに「マッサンとリタ」の銅像が建てられていたならば、私はこのベンチに座ってハイボールの缶をすすっていたに違いない。

撮影月日:2015.12.31
2006a

 さて、酔いしれる景色が「遠くに望む普明閣」ではないならば、この本川の川面に映る「逆さの日の丸寫眞舘」なのかもしれない。これは本川が逆流する満潮時に限られるので、川面が高くなる大潮であれば最高なのだが真昼の場合も有れば夜中になることもある。その景色を暗くなってから眺めるには庭が真っ暗になっても訪れられるようベンチ付近には夜中に点灯するライトが設置されている。この灯りがあれば、夜中に訪れても不審者か浮浪者に見間違えられず、夜景に酔いしれている訪問者として扱われるであろう。普明閣のライトアップ用タイマがズレていなければ、信号機が雰囲気を壊すのを我慢しながらとなるが「暗闇に浮かぶ普明閣」も味わえるし、柵から川面を覗けば、逆さに映る住吉神社の常夜灯とレトロな日の丸写真舘の怪しい雰囲気に酔いしれることができるのだ。

撮影月日:2016.01.01
2006c

 あいふる316の商店街アーケードから外れて公園がある付近にあった「一冨士」が空店舗になっていた。森川邸の隣にある「一冨士」の支店になるのか弟店なのかは定かではないが、初めてラーメンを食べに訪れたのが2002年の夏。それから2,3度は昼食で寄った記憶が微かにあるがラーメン以外を注文したと思う。いつ頃まで営業されていたのかは不明だ。何度か店舗前を通過していたのだが、これまでは特に違和感は感じておらず、今回「あれっ!!??」と感じて閉店を知ったのであった。

撮影月日:2015.12.30
2005a

商い中の頃
撮影月日:2002.08.10
2005b

 かなり長い年月となるが「喫茶プリンス」のメニューの中でこれまで注文したものを思い出してみた。

以下がメニューの全品である。
この中で注文した記憶があるものに※を付けた。

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焼きサンドセット ※
(トースト)ランチセット
トースト・サラダセット
ケーキセット
カレー・セット ※
スパゲッティ・セット ※
ピラフ・セット ※
ピザ・セット ※
オムライス・セット ※
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コーヒー ※
カフェオレ ※
紅茶
ココア
ホット・レモン
ホット・ミルク
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アイスコーヒー ※
アイス・ティー
レモン・スカッシュ ※
ミックスジュース
バナナジュース
ミルクセーキ
カルピコ
コーラ
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アイスクリーム ※
クリームソーダ ※
コーヒー・フロート ※
紅茶のフロート
カルピス・フロート
クリームあんみつ(白玉入り)
チョコレート・パフェ
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この日のランチで注文したのは、いつもの席でオムライス・セットと食後に追加で(ホット)コーヒーであった。

こうやって確認してみるとまだメニューの半分程度しか注文していなかったようだ。しかし、この「カルピコ」とは一体?う~ん・・「カルピス」の正式アメリカ名だとすると「カルピコ・フロート」になるはずだし、悩んでも仕方ない、次回訪れた時にマスターに聞いてることにしよう。

撮影月日:2015.12.31
2004a
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