安芸の小京都 竹原アルバム

このブログは私の故郷竹原のディーブな散策アーカイブです。 1996年から続けていた旧ホームページをブログとして継続中。 (ご注意:観光向けではありません)

2017年01月

 平成29年、帰省しなかった正月が明けて暫くして弟から「小早川神社の近くに橋を造っているよ」との情報とこの3枚の画像が送られてきた。実際に現物を見てた訳ではないので「推測」なのだが、これは東洋コルクの武田橋の少し上流の賀茂川に架かる橋であろうか。(2017/5/1 実地確認したところ田園の中の小川と畦道への橋桁であった)このような場所に新たな橋を架けても、渡った先は広大な田園。新たな住宅地になりそうもないし、工業団地ならなおさらである。では一体?何なのか・・・「国道のバイパスかもしれない」ということで、思い出したのが竹原市の都市計画である。Webで検索すると、偶然見つけたのが道路工事の計画らしきラインが描かれた地図。これを小早川神社のあるブロックまで移動すると「あった!!」。これは、神社の向かい辺りの国道432号から賀茂川を渡って、東洋コルクの裏側を貫き、国道がクランクする「大福地橋」を渡った先へ接続するバイパスである。

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 [橋の北側から]向こう側に見える工場は東洋コルクである。
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 [橋の南側から]奥に見えるのは広島空港の設備である。
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 そのまま都市計画図を載せるのはNGなので、大福地橋のあるブロックと小早川神社のあるブロックを1枚に表現した新たな地図を描いてみたのがこれ。では、なぜここにバイパスを造る必要があるのか。大福地橋自体が古くて狭いせいもあるが、地図を見ての通り、国道432号の大福地橋部分はS字クランクの「シケイン」なのだ。福山・広島ナンバー以外で竹原を訪れた場合に「よそ者がトロトロ走しりょうるけん、つついたろうか」と煽られること多々あるがあるが、見事!!ここを制限速度で減速せずブレーキをかけずにパスしたなら「しもうた地元出身者が帰省して乗っとるの」と車間を開けて認められる。もちろん、なぜ小早川神社の辺りをトロトロ走っていたかは地元民なら納得もする。バイパスができればこの「シケイン」を通らずにパスできることになるのだが、バイパスが完成したら大福地橋の端に新たな信号が設置され、バイパス側が優先となるであろう。よって、「地元出身者が帰省した車」として認められるのは、この先の上条橋の「シケイン」のみとなってしまうのが少々残念だ・・・いや、この都市計画図をもう一度確認してみてほしい。上条橋もバイパスして親耕橋の上流に新たな橋が造られる計画のようだ。(なんと国道432号から照蓮寺までの新道も載っている)

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 この「道の駅たけはら」から持ち帰った小冊子『たけはら うまいもんまっぷ&ぷらす(2016版)』の表紙をご覧頂きたい。載っている店や施設は竹原町中心地からは「歩いてはとてもとても・・・」という場所にあるものばかりなのだ。イラストが意味するものは「車でGO!」ということみたいである。

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自ホームページにてこれらに関係するページを探してみると「雨安居」以外は一応そろったので、残るこの難読な「雨安居」を追加することになった。

ココリコ
スペースアンソロジー(覗いてみただけ)
瀬戸内ゴルフリゾート THE GRILL(中には入っていないが、ゴルフを嗜なくても入れるようだ)
カフェホクストン
農家レストラン西野

『うまいもんまっぷ&ぷらす』13,14ページを見ると読み方は「うあんご」で場所は竹中グランドの北側のようだ。

ということで実際に訪れてみることにしたのだが、悲しいことに蕎麦アレルギーなので店自体には入れない。竹中とグランドを外周する道を3回廻ってみたが「雨安居」の看板がどうしても見つからない。地図の辺りから入る路地をひとつずつ確認したら、このスロープ先に駐車場らしきものが見つかった。ここに車で入ってみたら「雨安居」の看板が見つかったのてある。

撮影月日:2016.08.07

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 車を停めておりてみたのだが店らしきものが見当たらない。『うまいもんまっぷ&ぷらす』には「隠れ家的な自宅での手打ちそば屋」とあるので、容易に見つかるようでは・・・とはいっても路地入口に看板が無いし店舗自体そのものが無いとは・・・と諦めかけていたところこの石段が目にとまった。

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 「足元にお気をつけて下さい」と看板に書かれているので、たぶんここだろうと恐るおそる遠慮しながら階段を上がってみると、笹の茂みのはるか先に平屋の民家らしきものが見えてきた。道に沿って進んで「自宅」の傍まで来れたのだが、これ以上入ると「いらっしやいませ」になりそうなので、今回はここまでとすることにした。後から写真を確認したところ、どうやら店舗入口はY字路左側で、右側の自宅入口に入ってしまったようである。

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 場所は特定できたので、これでヨシとしよう。ここに訪れたい場合は、この路地の向かいにある県営住宅10号棟を目安にするとよいだろう。駐車場はかなり広く、スロープを登る側からみたら右側に石段があるので、10m程度の曲がりくねった笹藪の小径を抜けると「隠れ家」がみえる。今回はここまで分かったのだが、店の入口がどこかまでは未確認となった。
 看板や『うまいもんまっぷ&ぷらす』にも書かれていたのだが「天ぷら」もあるので試しに店に入ってみても良かったかも。

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