安芸の小京都 竹原アルバム

このブログは私の故郷竹原のディーブな散策アーカイブです。 1996年から続けていた旧ホームページをブログとして継続中。 (ご注意:観光向けではありません)

2017年05月

 竹原帰省時には何度も訪れる「道の駅たけはら」なのだが、施設入口に貼ってあるチラシに「竹原バーガー・セール 3,4日、通常¥600が¥500!!」が気になってしまい、この惹かれる広告に値下げならば・・・と野外の売店にて5月4日の昼前にとうとう買ってしまったのだ。

 小銭入れから¥500玉を1枚取り出して窓口へ。どうやら購入は券売機でチケットを買う仕組みのようである。券売機の前でバーガー選択ボタンを探すと「牛コロッケ・バーガー」と「牛スジ煮込みバーガー」の2種類があったので、¥600と書かれているほうの「牛スジ」を押したのだがボタンが効かず¥100足らないのだ。「今日は¥500じゃないの?」とたずねようとしたが、店員は奥にいるし、自分の後ろにはなぜか人が並んでいるし・・・・。券売機なので設定が変えられず購入後に¥100バックが有るのだろうと勝手に解釈し、¥100追加してボタンを押して発券した。店員に券を渡すと番号札と交換され、イートインのように番号が呼ばれるようだ。
 稲荷神社の前で3分程度待っていたら番号が呼ばれ「竹原たけのこ牛スジ煮込みバーガー」ができあがったのだが、心の中で「あれっ?¥100返してくれんが、もしかしたら店内のレストランでもバーガーが売られており、そちらが¥100引きだったのかも・・・」と、半ば諦めて空いていた野外の椅子に腰掛けた。
 そのテーブルには「ハトにエサ(食べ物)は絶対に与えないで下さい。ハトの糞は小さい為、乾燥すると風に舞い、病原菌が人体で増殖し、病気を引き起こします。」と書かれたプレートが置かれている。そのテーブルの下には数羽のハトが目を合わせずうろうろしているのだ。心地よい乾いた風がどこからか吹いているのだが・・・・別な場所で開けようかと悩んでいると、「ジイジ」と孫を連れた家族に空いていた席が占拠されハトにせっせと何か食べ物をやり始めた。孫を「ポッポ~、ポッポ~」とあやしながら・・・である。意地でもどいたらんけんのぉ!!とバーガーの写真を撮ってから包装をちぎって開け、炭酸ジュースで一気に胃まで流し込んだのであった。

 券を買うときに「全国ご当地バーガーグランプリで4位とか7位とか・・なんじゃと」列の後ろから聞こえてきたけど、ところで味はどうだった?と聞かれたら「ポッポ~、ポッポ~」としか言えない。

・・・で肝心の¥100はどうなった。次の日の5日に未だ貼られていたポスターの隅々まで読んで分かったこと。

 ・竹原たけのこ牛スジ煮込みバーガーのみ通常¥600を¥500で販売。
 ・道の駅では3日のみ。
 ・海の駅では4日のみ。
 ・10~15時までの間。

というオチであった。因みにバーガー買った後に掛町の「村上ベーカリー」の13時開店を待って峠下牛揚げカレーパンを買い、海の駅まで行ったけど時刻は15時過ぎだった。次回の帰省時には「峠下牛肉、竹原筍、吉名産じゃがいも」をじっくりと味わって食べたいのだが、筍入りは季節限定なのか、買う前によく読んで確かめてからにしよう。

竹原たけのこ牛スジ煮込みバーガー購入月日:2017.05.04
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ポスター撮影月日:2017.05.02
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 今年のGWは竹原帰省ができたので、ある程度のHPネタがたまった。とはいえGWのメイン・イベントは恒例の「竹まつり」なので、毎回同じ様子を撮って載せてもつまらないと考え今回は「オープニング・セレモニー」を見物しに出掛けてみることにした。
 オープニング・セレモニーは9:45頃からで場所は竹楽の裏庭、私が訪れた時は竹夢楽団が演奏中であった。見物人は思ったよりは少なかったが、デジイチ・カメラを持ったカメラマン風ジャケットを着た者がカメラをぶら下げて垣根のように並んでいたので、空いている仮設の椅子に座ろうにも割って前にも行けない。仕方がなく人の垣根の隙間から覗こうとしたら隣にいたオヤジが私の身形を足元からスキャン。いつも直ぐに撮れる持っているアキバのジャンク屋で買ったカシオ・コンデジに視線が止まり一瞬鼻の穴がヒクと膨らんで「フン」と空気が漏れた音がしたのをしっかりと憶えておくことにした。何を撮ろうとしていたのか演奏そっちのけでジュラルミン・ケースの中にある嗜みの機材についてニワカ仲間と語り始めたのである。何のこたぁ無い・・撮りたかったのは「ミスかぐや姫」だけだったようであった。

 以下にオープニング・セレモニーの様子を撮った写真を3枚載せた。来賓紹介と挨拶の後に行われたテープカットと竹夢楽団の演奏の様子である。来賓挨拶時に非常に気になったのが、ある複数の来賓の挨拶が始まるやいなやあからさまに椅子から立ち上がって逃げるように立ち去る観客が数家族いたことである。偶然のタイミングだったのかもしれないが来賓には大変失礼であろう。竹夢楽団の演奏は子供の日に因んだ選曲で、その中に何故か「やさしさに包まれたなら」が入っていたのを懐かしく聴きながらニンマリ。この曲は竹原舞台アニメ「たまゆら(OVA)」テーマ曲でもあるのだが、演奏後に「この曲はジブリの魔女の宅急便のテーマ曲」とのことだけだったので苦笑い。オープニング・セレモニーで圧巻だったのは竹夢楽団と佐渡仁美さん(舞書家 Chad./竹原出身)との「舞書パフォーマンス共演」であった。

オープニング・セレモニー撮影月日:2017.05.03
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 昭和時代に竹原の街に居た魚屋さんに「もぐれる野良猫」のように鼻の穴を膨らませたオヤジ・カメラマンが大量発生するのが「子どもかぐや姫とかぐや姫パレード」なのだが、一応、私もハタから見れば同類項なので撮った写真を数枚載せておくことにする。偶然その場にいてスマホで撮ったものばかりなので「竹まつり」の臨場感がにじみ出るほどのものは1枚もないのが辛いところである。
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 昨年は帰っていないので分からないが、今回一番気になったのがコレ。来賓挨拶にて観客に掲げられたパネルが車両進入禁止の標識にも取り付けられていた。中国語・韓国語の混在ではなく日本語のみなので、このところ保存地区に増えてきた日本人観光客のマナーが悪いのか、保存地区内で普通に暮らしている住民との間で何かトラブル等が有ったのかを感じてしまうのである。来賓の説明ではこれをそのまま読んだだけで特に経緯等には触れられなかった気がする。この意味深なパネルが登場したことで「このイベントがこれからどうなるんかはのぉ、あんたらの態度次第じゃけぇのぉっ」と言われる日がそろそろ来そうである。

プライバシー配慮パネル撮影月日:2017.05.03
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