安芸の小京都 竹原アルバム

このブログは私の故郷竹原のディーブな散策アーカイブです。 1996年から続けていた旧ホームページをブログとして継続中。 (ご注意:観光向けではありません)

2020年02月

2020.02.24

 扇町の生協が更地になったことを思い出して訪れたところ、駅への十字路がカーブし易いよう拡張工事をしていた。(歩道橋へつながる八幡橋があるのでT字路ではない)ここは県道246号竹原港線であり、竹原港や三井金属への運送路となっていることから、大型のトラックやトレーラーが激しく通行している。途中、一方通行や汐入踏切への直角登坂路もあり、かなりの難所であろう。
 例えば国道185号線から三井金属の正門へ向かうにはマクドナルドの交差点を竹原駅へと向かい、駅前を通過してこの生協跡地を右折、そして汐入踏切を渡って一方通行を直進、竹原港桟橋手前でS字カーブを曲がって正門へのルートとなる。
 今度は正門から国道185号へ出る場合は、正門から左折してS字カーブを曲がって三井金属の敷地横の一方通行を直進、線路手前で右折して、坂道を上がりながら汐入踏切へと左折、そして生協跡地を左折して駅前からマクドナルド十字路のルートとなる。
 汐入踏切は仕方がないが、生協跡地の直角が緩やかになれば全長18mのトレーラーは楽に曲がれることになる。駅前を通らずに神田餅店まで直進できそうなものだが、何か規制でもあるのだろうか。同時に汐入橋が工事中だったが、これは拡張工事とは関係はなく橋の修繕であった。日本橋を拡張するのも良さそうだが、八幡橋の歩道橋を撤去してダイレクトに竹原大橋へつながる橋へ作り変えればベストといえよう。どちらにしても汐入踏切と先の一方通行路が難所であることには変わりはないが。

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#01-07:県道246号拡張工事(2020/02/24撮影)

2020.02.23

 本日は三連休のせいなのか、普段に比べて観光客がやけに多かった。道の駅Pは満車、保存地区にも観光客が溢れていた。いつものルート楠通りから「敢えて」楠神社を曲がって菊寿堂から旧プリンスへと自転車を流していたところ、途中で駐車場に「BOTANICA」の名を見つけた。この辺りのどこかに新たな店ができたようで見回してみると「Drew」に灯りが灯っていた。ここは二階の窓から普明閣が眺められる仕掛けがあって「カレーライス」を食べに訪れたかった店だったのだが長らく営業されている雰囲気がなく、庭も手入れされていなかった。今日、その店舗の壁の「Drew」が「BOTANICA」に替わっていたのを見つけたのである。単に店名が変わったのかを調べると、1月末で「Drew」は閉店となり、2月5日から新店舗「オーガニックテーブル ボタニカ」としてオーブンしたとの記事がブログ(Cafe Hoxton/Drew)に書かれていた。概観には特に変更はなく、店名ロゴと店舗敷地入口のメニュー・イーゼルの内容と「OPEN」のアクリル板が新調されたぐらいとか感じた。
 オーガニック料理店といえば笠井邸隣の「スローランチなかざわ」を訪れたことがあるが、本日、店舗前を通った時に大きな垂れ幕が張られいつもと雰囲気が違っていた。確か上新開の旧セブンイレブン跡地にもオーガニック系レストランが有ったような・・。(ナチュラル オーガニック キッチン 紬 →→→ こみゅにてぃ笑店 つむぎ~紬~)
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#01-03:BOTANICA(2020/02/23撮影)

2020.02.22

 普明閣のライトアップに使用されていた仮設のLEDライトがどのように設置されているのかを確認しに西方寺を訪れた。夕方5時過ぎだったせいか訪問客なしだった。西方寺を訪れたら先ずは本堂を参拝。今回も護摩木を奉納した。参拝して振り向くと観光客が山門をくぐる最中であった。
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#01:西方寺の本堂(2020/02/22撮影)

 倒壊の危険で上がれなかった普明閣の舞台は立ち入り禁止が解除されていた。舞台に上がったが特に修復された箇所は確認できず、3方の欄干の擬宝珠に「手すりに触れないで」の注意書きが貼られていた。ここで分かったのがLEDライトの設置場所である。また日没前で明るかったが配電盤の上に白く輝くCOB式LEDライトが舞台に向けられていた。ここに有ったボタンを押すと普明閣の開設テープが流れる装置はいつのまにか撤去されていた。
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#10:注意書き(2020/02/22撮影)

 仮設LEDは2基だったがもうひとつが見当たらない。もう1本のポールには旧水銀灯ライトが消えたまま残されていた。この明るさでLEDが点灯中ということはライトアップ用タイマ(配電盤内)は相変わらず設定が狂ったままのようだ。もしかして消費電力が少ないため常時点灯式となったのかも。
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#11:境内のライトアップ柱(2020/02/22撮影)

 久しぶりの普明閣だったが、誰もいなかったはずが次から次へと訪問者が普明閣へとやってくるではないか。17時半頃なので参拝制限時間まであと30分だというのに・・・。私が普明閣付近にいた時間は10分程度だが、その間10人程度が境内と舞台を歩き回っていた。私には「仙台四郎」的なパワーがあるのか、誰一人居ない場所を訪れると急に客が増え始め、私が立ち去るといつのまにか誰も居なくなるという現象が起こるのである。そのせいで月に一度訪れていた秋葉原へは今年はまだ一度も訪れていない。誰もいないジャンク店に入ってガラクタを吟味し始めると、左右背後から人の手が集まって横取りされる。その殆どが「×国からの観光客の方々」なのである。そろそろ日没なので山門越しに沈む夕陽を撮るうとしたら別訪問者の「チヨコレイト」が石段で始まった。その山門の横に綺麗なしだれ梅を見つけた。この季節に西方寺を訪れたことは無かったので初めて見る光景である。この世のものか?と見まごうほどの美しさだ!
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#02-08:しだれ梅(2020/02/22撮影)

 そろそろ18時になるのだが訪問客は普明閣舞台を散策中のようだ。
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#09:参拝時間(2020/02/22撮影)

2020.02.21

 本日から所用で竹原へ(最後の)帰省中である。街へ出るのが遅くなって夜景しか撮れなかったので、以前から気になっていた普明閣のライトアップを確認することにした。遠くから普明閣がライトアップされていることは分ったのだが、西方寺の参拝制限時間は18時まで。他の至近距離からは無理だったが思い出したのが広銀跡地にできた公園「酔景の小庭」である。ここは普明閣を眺める為に造られたポイントだ。さっそく訪れてみると時計修理の最中であった坂田時計店の上にクッキリと普明閣が見えている。ちなみに解体されていないか心配だった「一冨士」がまだ公園背後に存在していた。
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#01-02:酔景の小庭より(2020/02/21撮影)

 普明閣をライトアップしている装置がこれである。100V用電源のCOB型LEDライトが境内に2基置かれている。これまでの水銀灯に比べると明るさに欠けるのでは?と懸念していたが、明るさには全く遜色なしで白壁も真っ白に照らされることが今回確認できた。このライトは昨年10月に撮ったものだが仮設状態だった。普明閣の相輪(尖ったところ)までクッキリ照らされていたので仮設時とは別の場所に設置されているのかも。しばらく滞在するので忘れずに確認しに行こう。
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#03:ライトアップ用装置(2019/10/20撮影)

2020.02.20

 竹原駅前商店街で最大級の店舗だったのがモード大岡だ。普段着ならばモード大岡、よそ行きならばオリオンで・・が竹原での日常的な暮らしであった。昭和30年代までは「玉屋」などの小規模店舗もあり、洋服や肌着選びにはある程度こだわれる選択肢があった。1982年頃のモード大岡のロゴマークは「OK」で「モードの大岡」だったようだ。漢字読みそのままだと「オオオカ」なのだが「オオカ」が正式な読みなので「丸=オオ」+「カ=K」で「OK」なのだろう。
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#01:1982年時のロゴマーク


 2000年頃は「噂の店 モード大岡」となっている。夏になると店頭に浮き輪が置かれたり、水着コーナーも外から見え易い場所へ設置されていた。
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#01-02:モード大岡(2001/08撮影)

 2003年夏に撮った写真では「OOKA」となっており、メンズ館とレディース館の配置が変ったような憶えがある。的場へ泳ぎに行きたくて、ここで海パンを買う時に店員と色々話したと思う。
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#03:モード大岡(2003/08/11撮影)

 2004年夏に撮った写真は定休日でシャッターが閉じた状態であった。シャッターに描かれた「モード」のフォントがなぜかレトロ調なのだが、いつ頃のものなのだろうか?2009年頃までは特に変わった様子はないが、「ももねこ通り」となる前からピンク調の店舗であったことが分かる。
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#04:モード大岡(2004/08/04撮影)
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#05:モード大岡(2009/08/02撮影)
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#06:モード大岡(2009/12/26撮影)

 2011年の年明けの様子である。まだテレビ放映される前だが店頭には「たまゆら」(OVA版)のポスター(宮原版)が貼られていた。
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#07-08:モード大岡(2011/01/04撮影)


 2014年年明けでは更に「たまゆら」化が進んでいた。あいふる316アーケードの加盟店舗看板が「ももねこ」看板に取り換えられ、照明は無段階カラーLED型へ、BGMは「たまゆら」関連となった。モード大岡の看板は「リードする総合ファッション モード大岡」へと変った。
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#10:モード大岡(2014/01/04撮影)


 そして2017年4月末に「モード大岡」は完全閉店となった。消防法改正に適合させる設備費がかかりすぎるため廃業となったと聞いたことがある。スプリンクラーの設置義務だったと思う。
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#11-14:モード大岡閉店(2017/04/30撮影)

 もうシャッターが開くことは無い。
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#15-16:モード大岡(2017/12/29撮影)

 2019年夏では「モード大岡」の店舗半分が更地となっていた。1982年、就職で竹原を離れる前に「モード大岡」でスーツとネクタイを買ったが、ネクタイが正しく結べるまで丁寧に教えてくれた女性店員を思い出す。結び方には正式と簡易があり、その図解シートも頂いて今もその簡易の結び方を続けている。 
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#17:モード大岡(2019/07/25撮影)

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