安芸の小京都 竹原アルバム

このブログは私の故郷竹原のディーブな散策アーカイブです。 1996年から続けていた旧ホームページをブログとして継続中。 (ご注意:観光向けではありません)

2020年07月

 本日のブログを書こうとしたら飼い猫がキーボードに乗っかって離れないのでしばらく放置。なにやら画面に「やややや」「ややこしい」が表示され始め、何かのアプリの実行許可画面。慌てて退けたのだが新規作成したフォルダ名が別名となっていた。すっかり忘れていたが猫を飼い始めて今日で一ヶ月が経ったので、本日はそれについてのブログ記事としよう。

 竹原に帰って暮らし始めたら仔猫を2匹飼うことを数年前から決めていた。これまではマンション暮らしでペット禁止、これからは戸建暮らしとなるので念願が叶う。但し、外飼いはせず出したとしてもリードで散歩させるぐらいとする。それでもネコ嫌いならば「臭いでノラ猫が寄ってきて庭に糞をするけんのぉ!」と叱られそうだが、一日中吠え続ける近所の愛玩犬の鳴き声で熟睡できない毎日が日常となるよりは良いとして許してほしい。
 当初は動物愛護センターで引き取る予定だったが、岡田動物病院にて里親探しの仲介をされていることを知り、5月に仔猫2匹を予約しておいた。その後、野良の仔猫がいると連絡が入ったが母猫がどこかへ連れ去ったまま戻ってこずとのことで泣く泣く見送り。そして6月中旬に再び連絡が入った。庭で産まれた野良の仔猫2匹の里親を探しているとのこと。場所は吉名町、親猫は黒猫で仔猫はキジトラのような模様と黒猫で、岡田動物病院で診てもらってどちらも健康。生後2週間程度のメスで親から離して2週間程度部屋内で飼っていたとのこと。さっそくナフコで犬猫用のキャリーバッグを買って吉名へ引き取りに・・・。

 依頼主宅を訪れると野良の親猫が庭で顔を洗っていたが、産んだ仔猫を見せても全く興味なし。既に離乳してトイレの躾も済ませてくれており、使用していたトイレも頂いた。キジトラ模様はキジトラをネガポジ反転させたような雑種で、黒猫はわずかにキジトラ部分が見え隠れする灰色だった。依頼主が室内で飼っている猫がキジトラで、庭にいた野良の母親猫に近いのが灰色。キジトラのほうが少し大きく活発だが、灰色は遠慮気味で一回り小さい。さて名前だが、カミさんの妹が飼っている猫が「空(ソラ)」だったので、陸空海の「陸(リク)」と「海(カイ)」にしたいとのこと。だがメス猫に「リク」はチョット・・ということでキジトラを「カイ」にし、灰色は痩せたからだが福々しくなるよう「福(フク)」とすることになった。

 仔猫を引き取って一週間後に岡田動物病院で身体検査と蚤除け薬、二週間後にワクチン注射を済ませた。引き取った時の瞳はどちらもキトンブルーだったが、徐々にアンバーイエローに変わってきている。「カイ」は相変わらず活発で見ての通り「べっぴんさん」だがずる賢くツンデレ、なぜか?見ての通り「フク」は写真写りが酷く悪いのだが甘えん坊で不器用。だが、姉妹の取っ組み合いでは負けてはいない。いつも二匹は一緒の行動で、食べて寝て遊んでの繰り返し。さだまさしが歌う「にゃんばく宣言」には賛同できないが、あと20年は一緒に暮らして行きたい。
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#01-11:フクとカイ(2020/06/28-07/21)

 7月13日のBS11にて「太田和彦のふらり旅 新・居酒屋百選 #33 広島・竹原 "安芸の小京都"で名店巡り」の再放送が放映された。この回で選ばれたのが「とん吉」と「ますや」で、別番組で紹介された「ますや」のドーマル重が食べたくなって以前に訪れた記事を書いた。そして次回は「たこ天重」と宣言していた。
 今回も昼食を抜いてひとりで訪れたが、13時過ぎでも座敷は満室だったのでカウンター席に座った。実は知人が4.2kgのタコを釣ったとのことで、急に「たこ天」が食べたくなって「ますや」の「たこ天重」を思い出したのだった。その「たこ天重」がこれである。フタが浮くほどのボリュームさ。座って待っている間に厨房から漂ってきたタコ天の香りも「たこ天重」の品の一部といえよう。番組でも紹介されたカウンター正面に掛けてある娘さんが描いた家族の絵を見ながらトーナツの歌詞を読んでいると、たこ天重のお盆が運ばれてきた。いただきます。
(2020/07/19撮影)
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 これまで足1本の巨大なタコ天ばかり食べては飲み込めず苦労していたが、このタコ天は程よい厚さに切られており、柔らかくて噛みやすく口の中に留まることはない。休むことなく重箱を掻き分けながら箸がどんどん進むのである。

ごちそうさまでした、とてもおいしかったです。

因みに本番組は観ていないとので録画したものは多数貰っているとのこと。

次回は「たけはら魚飯」にしてみよう。
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 広島ホームテレビの番組「5up!」の月曜コーナー「広島23」にて3週にわたって竹原特集が続いているが、7月13日に登場したのが「ハンバーガー&タコライス O2」である。場所や概要については「ひろしま竹原観光ナビ」か「Hamburger & TacoRice O2 Facebook」を参照してほしい。
 その場所が地元民でさえ殆ど訪れない絶景スポトットのひとつである梅ヶ浜海水浴場とネットワーク竹原の製塩所の間にあるようだったので、居ても立ってもいられず営業日の土日に訪れてみたのである。昼食は既に「ますや」で14時前に済ませたが、概観を撮るだけでは物足りないことから超満腹ながらもハンバーガーを注文してみた。
 竹原町からここへ到達するには、国道185号から吉名駅入口方面への信号交差点へ入り、農協から更に先の竹原マリン方面への山道を越えて海沿いを進み、山陽煉瓦から竹原マリンがある梅ヶ浜へ。そこから更に海岸沿いを進むと右カーブを抜けた場所の東亜煉瓦前に本店舗が建っていた。オートバイ10台程度のツーリング客や自動車での来店者で賑わっており、駐車場がよく分からず防潮堤脇へ車を停めて店に入ってみた。
 因みに本番組での訪問レポートでは、今年3月に開店で実家が「こんにゃく製造卸 大津谷食品」であることから「O2(オーツー)」にしたとのことだ。バンズにもこんにゃくが練りこんであり、あいふる316にある「お好み焼 鉄焼人(てやんちゅ) 」に続く2店舗目になっている。

 以下からが実際に訪れてハンバーガーを食べた報告である。(2020/07/19撮影)
店前から入口までの眺めだが、黒基調のウッドデッキ付き建物とレンガチップが敷き詰められた庭となっている。
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 これが店頭メニューである。番組ではベーシックを注文していたが、どのハンバーガーもパテは峠下牛であり、今回はベーシックと同価格のテリヤキ・バーガー・セットを注文することにした。
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 店内ではグッズ販売もされており、さっそくレジ・カウンタでテリヤキ・バーガーとドリンクのコカコーラを注文&支払い。空席だったウッドデッキに座って海と島波が望める景観を楽しんだ。西側の向こうには製塩所が小さく見えており、そこでは釣り人が数人歩いているのが見えた。
 テーブルには番組でも紹介された「ハンバーガーのおいしい食べた方」ガイドが置いてある。考えてみればハンバーガーを食べるのは久しぶりだ。竹原に帰郷する前に「道の駅たけはら」で食べた峠下牛バーガーがラスト。竹原にもマクドナルドが有りながら未だコーヒーしか飲んでいなかった。
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 そしてこれが注文した「テリヤキ・バーガー」とコカコーラである。まずは写真を撮ってから串を抜いて優しく圧縮。「いただきます」と唱えてからカブりつく。テリヤキのたれが脇から手のひらへ滴るも、ハンカチで口と手を拭きながら一気に完食した。しまった!ナプキンを貰っておけばよかった。
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 今日は自宅での昼食はせず、「ますや」のたこ天重を食べた直後だったので超満腹。さて、このあとはカロリー消費のためどこへ出かけようか・・・。デッキ席から立ち上がると、なぜか滑り台とブランコがある。子供連れ客の遊び場なのかも。また、ドッグランのような囲みも有った。
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 気さくな店主へ「テレビで観たので来たんよ」と告げると「ああっ5!UPじゃね」。東に見える竹原マリンの先にも別店舗を建設造成中とのこと。広大に敷き詰められたレンガチップが山陽煉瓦で販売されているものだと分かったし、他にもタコライスやバーガーが有ることから夏の天気の良い時期に再び訪れてみることにした。
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 そしてこれが次の店舗が建てられる竹原マリン先の岬である。どうやら「O2」に続く3店舗目がここにできるようだ。実際に重機が動いているのが分かるのだが、私有地とのことなので現場近くへは行けなかった。
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 仁賀ダム貯水側(芙蓉湖)の満水限界視点辺りに「賀茂川の清流」にふさわしい場所が一か所ある。この付近は仁賀ダムが建造される前に賀茂川に沿った旧県道が通っていた場所であり、ダム完成後も多目的広場の輪郭として左程手が加えられない状態で残されている。ここにはなだらかな巨石上を水流が滑り落ちる自然の滑り台があり、ダムができる前の夏には子供たちが水遊びしていた声がどこからか聞こえてきそうだ。
 ここにはこれまで何度も訪れてはいるが、当時は傍に仁賀ダム工事の事務所が有って「絶景スポット」としては不満足。デジカメ解像度も低くかったので目で見た雰囲気が撮れなかった。今回は大雨の後で水流が激しくなっており、川面に手が浸けられる巨石上へも渡って立つことができたので、じっくりと撮影することができた。
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#01-22:賀茂川の清流(芙蓉湖多目的広場沿い)(2020/07/05撮影)
 
 ダムに水没してこの景観が失われるのでは?と心配していた頃の旧ホームページ記事「1097 さようなら?賀茂川上流の景観」と比べてみてほしい。
 

 テレビ番組で紹介された「珍しい牡蠣の自販機」を見に「たけはら海の駅」を訪れたのだが、放映時の状態のまま「調整中」の貼り紙。売店から海側ドアを開けると「珍しい顔ハメ看板」が置かれていた。くり貫かれていた絵は「うさぎ」であり、大久野島に因んだ看板であることは間違いなし。右下には「あなたが顔を出すと広島が元気になる 顔出しんさい!広島県」と書かれており、ハッシュタグ「#顔出しんさい広島」もある。これは2018年の豪雨災害から立ち直った広島県の元気な姿を全国に広めるために広島県各地に設置された看板で撮った写真をインスタグラムへ投稿するイベントらしい。(その詳細についてはここのHP参照)
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#01-02:顔出しんさい!広島県(2020/07/05撮影)

 ところで竹原で「顔ハメ看板」といえばこれであろう。頼山陽とその妻である梨影(りえ)である。以前は村上ベーカリー前の広いスペースに頼山陽像とこの顔ハメ看板が有り、立ち寄った観光客がよく顔を出して記念撮影していたが、後に新港橋横にある現在の場所へ引っ越し。
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#03-04:頼山陽と(2020/07/12撮影)

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