昨日の雨天の中、礒宮八幡神社の「夏越の大祓い祭」が開催された。「人形車形の焼祓」は雨天順延だが「茅の輪くぐり」は個々にできそうだったので6時に下見。境内には誰もいなかったが神輿小屋に焼祓いの受付らしき席が設けられていたので、引き返して家族で行ってみることにした。何だかアニメ「夏目友人帳」の世界に入ったみたいでワクワク。
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#01-02:夏越の大祓い下見(2020/06/30撮影)

 6時半過ぎだったが近くの駐車場は満車状態。仕方なく岡本食料品店先の踏切傍にある第三駐車場に駐車。開始から30分過ぎていたせいか境内にはお祓いの参加者は自分たちを入れて2組のみ。
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#01-03:夏越の大祓い(2020/06/30撮影)

 せっかくなので「茅の輪くぐり」だけとせず、人形車型焼祓いの受付へ。ここで車形と家族全員分の人形を貰い、車形へはナンバーと住所氏名を、家族人数分人形それぞれには氏名と住所を書いて渡した。焼き祓いは後日に神職によって行われるとのこと。玉串料を払って焼祓いをお願いした。
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#04:焼祓いの受付(2020/06/30撮影)

 これが受付で頂いた一式である。お札とミニ茅の輪、そして「夏越の大祓い祭」についての解説書きである。ミニ茅の輪は玄関へ下げておくことで災いの侵入を防ぐもの。説明書きには「夏越の大祓い」と「茅の輪」の由来について詳細が書かれいてた。
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#17-19:焼祓いで貰ったもの(2020/06/30受領)

 本殿への石段を上がると巨大な茅の輪が設えられていた。くぐり方の説明では、先ず輪をくぐって左脇へ回って再度くぐりり、今度は右脇を回って最後にくぐることで8の字を描くとのこと。他に誰もいなかったのでたどたどしく8の字を描いてくぐってみた。
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#05-08:茅の輪くぐりへ(2020/06/30撮影)

 本殿には宮司と先客の1組が参拝を終えて「茅の輪くぐり」の説明を受けていた。礒宮八幡神社を参拝したのは昨年の初詣ぶりか。
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#09,11,12:茅の輪くぐり後本殿に参拝(2020/06/30撮影)

 私たちが最後だったのか、本殿境内には宮司ひとり。茅の輪をくぐった後、どうやって石段を下りればよいのか尋ねてみると、またくぐって出てしまうとお祓いの効力が消えるので、脇を通ってお降りくださいとのことだった。焼祓いの煙を仰いで寄せて被る人もいるそうで、この場合も厄を逆に集めて被ることになるので間違いだそうだ。お寺の境内にある線香の煙とは違うのである。
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#13-16:茅の輪くぐり体験終わり(2020/06/30撮影)

 私たちが最後だったようで受付は解散。昨年に同窓会で実施された還暦のお祓いへは参 
加できなかったので、今回の「茅の輪くぐり」と「人形・車形や焼祓」の体験は貴重なものとなった。しかし、人形(ひとがた)は治癒したい部分を撫でる。車形(くるまがた)はエンジン部分と修理箇所を撫でることを事前に知っていたのに何もしないまま袋に詰めてしまったことに後で気付いたのであった。