安芸の小京都 竹原アルバム

このブログは私の故郷竹原のディーブな散策アーカイブです。 1996年から続けていた旧ホームページをブログとして継続中。 (ご注意:観光向けではありません)

2021年04月

 国道185号線沿い、竹原町大井から毛木を抜けて吉名町に入った辺りの右手に「マート吉名」という店舗かある。自動車の走行速度でこの先に急カーブが待ち構えていることから、これまでじっくりと店舗を見る余裕が無かったのだが、昭和59年頃に吉名小向い辺りに大規模な「コミュニティ・マート構想」が有った事を知り、その「マート」つながりで思い出した「マート吉名」を撮ってみた。(2021/04/27撮影)
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 これまでは店舗看板を一瞬しか見ていなかったので、店舗右隣りに置かれたトレーラー荷台同様の右書きで「トーマ名吉」だと思っていたが、撮った写真を見て「マート吉名」だったことに初めて気付いた。また、ここを通るのは午後が多く、いつも店舗が閉まっていたのだが、本日10時頃に通った際に扉が全開になっている様子が確認できた。
 吉名町の知人から先日に聴いていた話では、若かった頃はここへ野菜などをよく買い物に行かれていたそうで吉名地域の農産物を直販する「朝市」のような店だったとのこと。帰郷するまで私はここを「オート吉名」と見間違えていたことから自動車板金修理店だと勘違いしていことが分かった。

 撮った写真を拡大してみると看板下に「竹原市吉名町 郷地区生産野菜販売店 農水省安全使用基準 農薬使用」と書かれている。営業時間は6時~11時半なので現在も「朝市」型の店舗で間違い無さそうである。

ネットで探してみたところ以下の情報が見つかった。
・「マート吉名の焼き芋」(PDF形式)・・・マート吉名の紹介と焼き芋について
・「竹原市の学校給食紹介」(竹原市公式HP)・・・マート吉名からじゃがいもや旬の野菜を供給

※お詫び・・本記事が下書き設定のままだったので2021/04/30は非表示になっていました。

 以前のブログ記事「上成井橋 橋梁災害復旧工事(新橋脚完成)」のその後の経過である。4月5日の時点では濁流で壊れた橋脚が解体された場所に「新たな橋脚」が完成していたが、その15日後には新橋脚の上に鉄骨製の「橋桁(はしけた)」が架けられていた。(2021/04/20撮影)
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 この橋の名称だが、工事看板では「上成井橋」と書かれていたが、重量制限14tの看板は「西上条成井1号橋」になっていたことを思い出した。 
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 残っている橋桁の塗装色に合わせて朱色が塗られている最中のようである。一見、錆止め塗料のようにも見えるが、接合面に下地塗装の灰色が見えていたので違うかも。
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 工期は6月10日までなのだが、残る工事としては橋桁上に舗装道路面を敷き、切れていたガードレールを元に戻すのだろうか。よく見ると3本ある橋脚の内、西側の1本が箱に囲まれたままになっている。補強工事が施されているのか、この橋脚も新たなものに取り替えられるのか。
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 この上成井橋は、車両重量14tのままで歩行者専用橋に変ったのだが、今回の復旧工事で元の車両通行可能な橋に戻されるのであろうか。この橋が車両通行可能となれば、成井地区の住民にとってはパルティフジへの有難いショートカットになるであろう。
 次回は梅雨最中の6月中旬頃に完成した状態を見に行く予定である。このように橋が造られていく過程が見られる機会は一生に一度有るか無いかなので撮り残して(遺して)おきたい。

 砂浜でのんびり過ごしていた際に、ホクストン裏側をカープ列車(正式名:カープ応援ラッピングトレイン)が忠海駅方面へ走り去った。この列車を見たのは初めてだったので何とか撮ってやろうと三原駅を折り返して忠海駅に戻ってくるのをホームで待ってみた。(2021/04/27撮影)

 忠海まで折り返してくるには最低でも30分はかかるハズ。JR西アプリで列車走行位置をモニタしながら、須波到着時に長浜から忠海駅へ移動。待合室?で数分待っていると接近メロディが流れた。だが・・・5分待っても列車はやってこない。駅舎から国道側へ出てイライラしていると、突然「カタン、コトン・・」と車輪が線路の継ぎ目を跨ぐ音。慌ててホームへ出てみたら既にホームへ到着していた。なので運転台側を撮ることができず、赤ランプが灯る後ろ側の撮影になってしまった。
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 乗降客がホームに居なくなった後に真横のラッピングを撮ってみた。
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 そうだ!ローソンと駅の隙間へ行けば運転台側が撮れるかも・・・と駅舎から出ている最中に安芸長浜方面へ出て行ってしまった。
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 自動車でどこまで追い付けるだろうか?安芸長浜駅沿いに着いた時には既に列車は居なかった。大乗駅でも見えなかったが、高崎町の広大な田畑の向こうを走るカープ列車がいた。バンブー裏の制限速度25キロ区間へも間に合いそうにない。ならば竹原駅がラストチャンスとなるので、汐入橋から警察署前を抜けて竹原駅に到着。だが、運転台側を撮るには線路沿いに車を停める場所が無い。ならば西小手前の賀茂川土手から鉄橋へ行ってみよう。鉄橋傍へ車を停めるには東側土手にしか余裕がなく、やっと先回りできて鉄橋傍でカメラを構えた。せっかくの鉄橋なのだが、鉄橋を走る全景を撮ろうか、鉄橋は諦めて三井の煙突と一緒に運転台を撮るか・・・色々悩んだ挙句、景色優先で鉄橋上の走行を撮ることに決めた。
 JR西アプリで列車位置を確認すると、吉名駅側にも列車が到着していた。竹原駅にてカープ列車が待っているに違いないと待つこと5分、やっと対岸の踏切警報音が鳴りだした。先ずは吉名側から列車が来るはずなのだが、何と!後ろ側から「カタン、コトン」。振り向くとカープ列車が急加速で鉄橋へやってきたのである。結局、慌ててしまいタイミングが合わず撮れた写真は中途半端。

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 カープ列車が吉名方面へ行ってしまった後に、のんびりと吉名側から列車が鉄橋にやってきた。
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 苦労した割にはまともな写真は1枚も撮れず。結局、忠海駅へ行く途中で床浦住宅(忠海高校裏)から撮った写真、それも普通のレッドウイングの運転台が写ったものがベストショツトになってしまった。
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 カープ列車は走行日が公開されているので竹原圏を走行する時刻さえ分かればリトライはできそうだが、そこまでしてカープ列車を撮っておく価値はあるのだろうか・・・追い回してみたもののモチベーションは完全に冷めてしまったようである。カープ列車の撮影写真はこれで良しとしよう。

好天に恵まれた休日(火曜日)はのんびりと砂浜で過ごした。(2021/0407撮影)

 晴天の空に微かに見える月は普段より近くに見えている。どうやら今週は大潮のようだ。

 今日の昼食はひとり的場で豪華な「外食」をすることにした。礒宮のローソンでオニギリとカップラーメン(店内で熱湯を注いで)、食後にとコーラとチョコモナカを買って自動車で訪れた。的場に着くころが食べごろであろう。

平日だったせいか的場海水浴場には釣り客ぐらいしかいない。折り畳み椅子を抱えて砂浜に立て、穏やかに打ち寄せる波の音を聴きながら、のんびりと瀬戸内海の絶景を独占できた。さすがに普明閣の舞台ではカップラーメンはすすれないから・・。
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 徐々に潮が引き始めて普段の波打ち際が沖へ退いている。ならばホクストン前の長浜も普段とは違った砂浜になっているはず。折り畳み椅子を畳んで次はホクストン手前の駐車場へ。

 正式名称は「長浜自然海浜保全地区」。ホクストン前の国道沿いガードパイプの切れ目から砂浜へ降りると、ここも砂浜全域を独占・・・いや、砂浜西端に先客あり。上半身裸で寝転がって焼いているようだった。砂浜中央に折り畳み椅子を広げてFM広島を聴きながら小一時間過ごしていると東端に釣り客が現れた。
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 島々と程良い距離感と遠近の深さ、この穏やかな波打ち際は何時間観ていても飽きないのだが、竹原市は瀬戸内海でも特別な位置にあるようだ。テレビの天気予報地図を視ていて気が付いたのだが、広大な瀬戸内海でも竹原市は無数といえる島々でぐるりと囲まれた中心部にある。尾道のように海なのか川なのか分からないような狭い距離でもなく、行き来する船舶も遠い沖なので寄せる波は一時的。
 本日のように砂浜に広げた椅子に座ってみて初めて「竹原の海の素晴らしさ」に気付く今日この頃であった。かなり前にテレビで視た何かの短編映画で女子中学生が街中でヤケクソに歌う南沙織の「17才」、「誰もいない海、二人の愛を確かめたくって~」、どうやら海が無い埼玉が舞台のようで、何だかその意味が分かったような気がした。気になってネットで探してみたら『そうして私たちはプールに金魚を、』だった。
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 前回、ホテル大公苑を訪れたのは、実家がリフォーム中で未だ風呂が使えなかった2019年末だったと記憶。実家から歩いて行けた銭湯の地蔵湯はとっくの昔に無くなっていたが、大広苑に「ヴィーナスの湯」という大浴場ができたことから、初めて風呂へ入りに訪れた時であった。
 今回は、今年春に大広苑内にオープンした「るなマシェ。」を訪れてみた。「るなマルシェ。」については道の駅内の情報棚に置かれたチラシで知っていた。3月下旬にオープン、販売品は地元産野菜、地酒や土産物などのようで、道の駅の売店のような販売形態か、朝市のようにワゴンに品物が積まれて生産者が直接接客しているのかまではチラシでは分らなかった。
 正面玄関と駐車場の道路沿いには「るなマシェ。」の幟が並んで風になびいていた。(2021/04/25撮影)
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 市場(マルシェ)には「るなクレープ。」もあるようだ。
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 玄関にはイーゼルに置かれたOPEN看板(営業中)が2枚。後で知ったのだが、営業日によって販売品が異なるようで、定休日が月曜、野菜・パン・総菜とクレープ&ジェラートの販売日は金土日のみ。訪れたのが日曜だったので「るなクレープ。」がOPEN(後述)になっていた。
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 玄関右側には、以前からビアガーデンもしていて気になっていた「テラス(オープンデッキ)」があり、出入口には「イヌ・ネコ同伴可」の看板が掛けられていた。
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 さて「るなマルシェ。」だが、館内だったので写真は撮らなかった。玄関を潜るとホテルのフロント手前の左側スペースに「海の駅」と同スペース程度の売店が新設。冷凍もの、サンドイッチや各種弁当、パン、民芸品、地酒、竹原銘菓などが「コ」の字の通路に並べられていた。一通り販売品を見たのだが品物は地元産と「るな」ブランドの2種のようであった。
 タマゴサンドが欲しかったのだが、自宅での昼食直後だったのでガマン。ジェラートがあることを知っていたのだが、冷凍ケース内にはコロッケしかなかった。館内を見渡すと「るなマルシェ。」(玄関西側)とは反対(東側)の「レストラン花車」の前に「るなクレープ。」の販売コーナーがあり、そこへ行ってみると各種ジェラートが置かれていた。既製品ではなく店員が注文されたアイスクリームをすくう器具(ディッシャー)でカップに入れるスタイル。「るなマルシェ。」横のレジで注文&支払い済ませると担当者が「るなクレープ。」で専用カップによそってくれた。念のため気になっていたテラスで食べても良いか訊いてみたらOKとのこと。玄関に「るなクレープ。」OPEN看板が置かれていたのは、この販売コーナーが「開いていた」からであった。

 注文したジェラートは数種類の中の正式名は忘れたが「酒粕」か「麹」味のを夫婦で2つ。価格は350円/個だった。穏やかな晴天のテラスに座って食べたのだが、味はかなり濃厚でスプーンですくうと粘りがある感じ。地元蔵元のものだったかは未確認である。 
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 スポーツセンター併設のボーリング場だった頃は、駐車場辺りから遠くに普明閣が見えていた気がするのだが、徐々に建物が建って見通しが悪くなった。我が家も昭和時代まで2階の窓から普明閣が見えていたが同様である。
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この日(日曜日)の来客数は、滞在時間約15分間に家族連れや夫婦同伴の5,6人であった。

なお、「るなマルシェ。」に関するWEBサイトやSNSは以下を参照。
ホテル大広苑の紹介(ひろしま竹原観光ナビ)
・出展者向けプレオープン現地説明会
「るなマルシェ。」オープンについて

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