安芸の小京都 竹原アルバム

このブログは私の故郷竹原のディーブな散策アーカイブです。 1996年から続けていた旧ホームページをブログとして継続中。 (ご注意:観光向けではありません)

2021年06月

 コロナ禍で長らく休止中だった豪華寝台列車「TWILIGHT EXPRESS瑞風」が6月21日から運転を再開。竹原駅停車の日は6月29日の早朝のようだが時刻までは分からず。Twitter にて「瑞風 竹原」で検索したところ2019年は 06:48 着だったことが分かった。幸運にも29日は仕事が休みだったので自転車で早朝の竹原駅を訪れてみた。(2021/06/29撮影)
 初運行時のような珍しさが薄れてしまったせいか、再開時の竹原駅待合室やホームは予想外の閑散。だが、私にとっては実車が見られるのは初、それも竹原駅ホーム上での「お出迎え」撮影ができるのである。しばらく待合室に座ってエトセトラ初停車時のような旗を振っての「お出迎えイベント」が始まるかを待ってみたが、列車到着の放送が流れだしたので入場券150円を買ってホームへ。
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 ホームには2番線到着待ちの通勤・通学らしき乗車客が数人程度。辺りを見回すも「瑞風」を撮りそうなカメラ重装備の客は見当たらず。本当に本日に「瑞風」が来るのだろうか?心配になってJR西日本アプリで列車走行位置を確認したところ、06:45現在、大乗方面からもうすぐ到着の快速しかいない。
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 06:26、2番線の広方面行の列車接近メロディーが流れだした。
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 ・・・なのだが1番線のLED表示器にも「列車がまいります」が流れている。Twitterで再度検索すると川尻付近を走行中の瑞風を撮ったツイートを見つけた。来る・・・来る!1番線にもうすぐ来る!!
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 06:47、2番線にレッドアローが到着。そこへ駅員と3名が横断幕を持って1番線に現れた!
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 6:48、来た!あの特徴あるヘッドライトは瑞風!
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 実車を見るのは初めて!減速するもかなりの速度。
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 列車が長い!あっという間に目の前を先頭車両か通り過ぎた。
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 先頭車両がホーム立入可能区画の柵を越えて停車。これでは先頭車両を撮りに行っても写せない。
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 撮っていた場所には8号車が停車。中ではラウンジや客席で寛ぐ客などが多数。
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 先頭車両が写せないなら後端の展望デッキへ行ってみよう。後端は跨線橋下なので、もしかしたら柵を越えていて撮れないかも。
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 一応、ここでも「たけはら」であることの証を入れての撮影。
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 2番線待ちの列車から2,3人かスマホで撮影。どこにも鉄撮マニアはおらず瑞風を撮る旬は過ぎていた模様。
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 後端車両は跨線橋の階段手前。これ以上先へは行けないので、展望デッキ客が居なくなるのを待って撮影。
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 6:50、瑞風が竹原駅を発車。
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 祭のあと・・のような気の抜けた気分と、初めて竹原駅停車の瑞風が撮れた満足感のまま竹原駅を出て駐輪場へ。2番線で待たされていた電車が発車した。
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 早くてもあと数年後になるであろう。もしも、年金生活に余裕がもてて健康でいられたならば「瑞風」を予約して夫婦で豪華な旅行をしてみたい。その頃には予約数年待ちのような状況は解消されているであろう。

STANDING SAKE BAR Clima730日(金)OPEN
・instagram --- スタンディング酒バー Climat クリマ
・Facebook --- スタンディング酒バー Climat クリマ

 現在、開業工事中の「立飲みスタイル日本酒バー Climat(クリマ)」のグランドオープン日が確定。(2021/06/29撮影)
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 外装工事は外灯の取付を残し、店舗のガラスに店舗名と営業時間のシートが貼られるぐらいで完了かも。
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 外壁やサッシは隣りの「ラパシオン」と統一。
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 オープン告知用の拡大チラシが窓ガラスに貼られていた。
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・オープンは7月30日(金)。
・営業時間は 1500~23:00(定休日:不定休)

竹原駅前で、竹原の、竹原の地酒限定した立飲みスタイルの日本酒バー

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 7月30,31日に限り、開店までに配布される本チラシの持参で「ラパシオン」と「クリマ」が10%off と書かれている。全ての酒は60mlで販売。お猪口での提供ならば少し大き目の4勺程度サイズであろうか。日本酒に合う軽食メニューもある。自分用としては普段買えない高級な銘柄を、ここで気軽に楽しめるのは非常に有難い。自宅からならば徒歩で15分~20分程度なので酔い覚ましにも丁度良い。安芸津などの竹原近郊の駅から来られるなら、竹原駅に電車で訪れて次の電車時刻まで飲んで帰れる場所なのである。

 竹原駅ロータリーの西側の観光案内板と駐車場半分がフェンスに囲まれて工事中。(2021/06/13撮影)
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 近寄ってザッと工事名を見たところ「竹原・・・新型コロナ対策・・・解体工事」。この時は読み取れなかったが、後ちに撮った写真で再確認すると「・・・忠海駅総合案内板他解体整備工事」。竹原駅なのに何で?忠海駅の名が・・・たぶんだが「案内板他」の「他」が竹原駅の観光案内板の事を含んでいるようだ。
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 施工図には観光案内版が解体工事物になっていた。案内板の解体とコロナとの関係は分らなかったが、撤去後の区画にコロナ感染対策の「何か?」が造られるようである。
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 しもーた・・解体される前に観光案内板を撮っておけば・・・。最近のではこれしか見当たらない。(2020/10/03撮影)
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 かなり古いが後ろ側はこれ。(1998年撮影)
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 観光案内板はこれである。(2003年撮影)
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 これらが解体撤去されるのだが、案内板やタイル碑は別の場所へ移設されるのかもしれない。いや!内容が古過ぎるので、ぶちめぐにちがいない。ならばこれらが最後の写真となるであろう。

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 そしてその2日後、忠海駅の観光案内板手前の区画にも竹原駅と同じ工事名でフェンスが張られていた。残念ながら撮ったのはこの看板と施工図のみで工事フェンス等は撮ってはいない。(2021/06/15撮影)
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 忠海駅にも竹原駅と同様の「何か?」が造られるようである。これに伴い観光案内板とその裏にあるトイレも解体撤去対象であった。
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 これは工事前に撮った写真だが、工事フェンスは信号機外灯から1m程度通路を空けて郵便ポスト辺りまでてあった。
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 この案内版を解体撤去しなければならないコロナ感染対策とは・・・一体・・・
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 そこでネット検索で「竹原市施設 新型コロナウイルス感染症対策 忠海駅総合案内板他 解体整備工事」を調べてみたところ本工事の「公示」(PDF)に解体対象物が書かれていた。また、本工事とは別に「竹原市指定避難所 新型コロナウイルス感染症対策 空調整備工事(A)(B)(C)」が市内各地(人が集まる場所等)にて実施されるようなのだが、これには竹原駅と忠海駅は見当たらなかった。コロナには関係せず単に解体撤去だけなのかもしれず、工事フェンスが撤去されるまで気長に待ってみよう。

 忠海港への呉線踏切を渡った目の前にある常夜燈(常夜灯では何だか写真とミスマッチな気がするので常夜燈で記述)。この灯籠は忠海が舞台&ロケの映画「エデンの海」のワンシーンにも登場する。いつもなら踏切と鉄橋が気になって見過ごすのだが、今回は敢えて常夜燈の全面をズームで撮ってみた。(2021/06/15撮影)

 学校を飛び出した女学生を担任の新任教師(鶴田浩二)が探すシーンに常夜燈が映っていた。(1950年松竹映画『“エデンの海”より青春の告白』より)
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 これが現在の常夜燈。踏切の遮断機も入れて撮れば良かった・・・。
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 大久野島を背に斜め左から。
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 冠崎方面の灯台を背に正面から。
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 文化13年(西暦1816年)に當町の錦屋清左衛門と胡屋茂兵衛氏によって建てられようだ。
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 では呉線鉄橋を背に東側面。
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 「諸天諸菩薩」。5文字で「ぼさつ」と読むのだろうか?
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 東から北に向かって更に45度以上回って見ると海側から見える面となる。足元に気を付けないと海に落ちるのでこれが限界。
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 「金毘羅大権現」。港にあるので航海の安全を祈願する灯籠のようだ。
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 「石工尾道?、塚脇和暁」氏によって造られた灯籠。
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 更に回ってアヲハタを背に撮ると「大地海童一切諸神」。この意味はサッパリ・・。
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 知らなかった・・どうやらこの常夜燈は日本遺産に認定されているらしい。灯台巡りのHPにて「4479忠海港東防波堤灯台」や、ここから船で行ける国民休暇村HPでもこの常夜燈について少し触れられている。

 忠海駅から忠海港へ向かう途中にあるレインボー食品株式会社。広島のレトルトカレーの代表的な商品「かきカレー」の製造販売元である。何と!これまでここを撮った写真は1枚だった。隣りのアヲハタや芸南食品との関係、明神の江戸堀にある工場が芸南食品からアヲハタに変っていたり、ジャムのラベルに中島薫商店と書かれた時期が有ったりと、帰省する毎にそのややこしさに未だ追い付けていない。アヲハタのWiki、旧HPの読者から頂いた情報と「アヲハタの歴史・創業ストーリー」からそれぞれの関連性については大雑把に把握できていたが、竹原市内にある事業所や工場、本社などが何処なのかまでは曖昧なまま。今回の忠海散策にて、やっとレインボー食品株式会社の本社であろう建物が特定?できた次第である。(2021/06/15撮影)

 そのレインボー食品株式会社らしき建物は写真中央とその東隣りである。
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 ショーウインドゥ内の商品紹介と看板がその証かも。
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 だが、レインボー食品株式会社の住所やGoogleマップでは更に東隣のこの建物の番地になっている。ここの道路沿いにはアヲハタ株式会社のR&Dセンターとテクノエイド株式会社の看板があったが、レインボー食品株式会社は見当たらなかった。
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 建物の名称が確認できる玄関へは駐車場内へ入る訳にも行かず、レインボー食品株式会社の本社建物の特定状況は今回ここまでである。だが、数多い商品が製造されている工場や倉庫などの場所は一体何処?もしかしたら明神にある芸南食品からアヲハタになっていた場所なのかも。

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