安芸の小京都 竹原アルバム

このブログは私の故郷竹原のディーブな散策アーカイブです。 1996年から続けていた旧ホームページをブログとして継続中。 (ご注意:観光向けではありません)

2021年07月

 昨年9月に竹原福祉会館を訪れた時は、パルティのテナント内へ移転した竹原書院図書館跡を見ただけだった。その奥の1Fには社会福祉課があったが、分庁舎への水道課と下水課の移転にて空いた市役所本庁舎別館へ移転したことで福祉会館全体は廃墟になってしまったのだろうか?図書館跡は物置代わりになっているし、奥の建物は地域福祉センターになっているが平日でも玄関が閉じられて人が居そうな気配が無かった。(2021/07/20撮影)

 竹原書院図書館跡の玄関は以前にも訪れたが、ガラズ越しに見える中の様子は特に変わりなし。
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 そして地域福祉センターとして使われていいる奥の玄関。平日の14時過ぎだったが玄関は閉じられていた。
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 ここにも移転の貼り紙。
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 窓から見える障子窓は痛々しいほどに荒れている。
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 この際、外周の外観も撮っておいた。
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 敷地内の池田勇人前総理大臣立像も一緒に。
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 竹原市役所の老朽化も激しいが、この竹原福祉会館跡の痛みもかなりのようだ。

 久々の家族全員での外食ランチ、連休初日は「トラットリア・エム」へ、末日は緊急事態宣言が明けた週の6月23日に営業を再開した「ボタニカ」となった。これまで「ボタニカ」へは何度も訪れているが家族揃ってのランチは今回が初めて。
 本日のランチは初めての店にしてみようかと昼前に「ビストロ・シン」へ予約の電話をしてみたが、何度も「只今移動中・・」との留守電応答。昨日土曜はOPENしていたので日曜日もOPENのはずだが?ならばと直接店へ出掛けてみたがCLOSEの看板が窓に置かれていた。店が出来て日が浅いのか、食べログなどのサイトには営業時間や定休日が未だ書かれていない。現時点では不定休のような感じだ。竹原への移転後からの公式サイトが未だに見つからず、どおりで私が先月書いたブログ記事「Bistro Shin(ビストロ シン)」のアクセスがトップになるはずである。
 ならばフレンチ・ディナーで一度だけ訪れた「アナシュ」にもランチが有ったはず。・・・ここも不定休だがダメモ元で電話してみたが誰も出ない・・・。
 と言うことで、行き付けとまでは訪れていないが「ボタニカ」なら13:30頃に空席となる可能性があるとのことで予約を入れたのであった。

 13:40に店を訪れると1階の窓際席へ案内された。いつかは座りたい普明閣を観る専用窓がある2階席には既に8人家族が食事中。蒸し暑いオーブンデッキを除いてこれで1階にある4テーブルの3つが埋まった。(2021/07/25撮影)
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 2階の窓からは「普明閣」が眺められるが、1階の掃き出し窓からは「喫茶プリンス」跡が眺められる。
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 玄関に貼られて「閉店中」の貼り紙も随分色褪せたなぁ・・・。
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 ランチメニュー3枠「一汁三菜」「ホンプレート」と「パスタ」のうち「パスタ」は売り切れ。家内が注文した「一汁三菜」の何か・・・この日の種類は脳内メモし忘れた。確か素材はソイミート(大豆肉)だったと思う。(10日程度で各ランチの種類は変わるらしい)
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 自分と息子は肉のボリューム感がある「ワンプレート」の「ロコモコ」である。
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 食後のデザートとドリンク付きを注文した。杏仁豆腐+ホットコーヒー、レアチーズとアイスカフェオレ&オレンジュース。これは焼きリンゴ?のスライスが被せてあるレアチーズ(ケーキではなかった)である。ストローはマドラーにもなるステンレス製だった。
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 スープのように見えるが、これが杏仁豆腐である。
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 15時前に頭上て蝉が鳴く店外へ。「人々は私の事をDrewと呼ぶ。」が彫られた赤壁が懐かしい。
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 フジテレビの「純喫茶に恋をして」を視ると、いつも在りし日の「喫茶プリンス」の店内を思い出してしまう。
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 ちなみに「BOTANICA(ボタニカ)」とはイタリア語で「植物」を意味するようだ。

 連休初日の7月22日、「トラットリア・エム」でのランチの帰りに竹原駅前から「あいふる通り」に入ったのだが、いつもと何処か雰囲気が違う・・・。運転席から一瞬だったがシオタ跡のシャッターが開いているように見えた。23日は所用で散策はできなかったが、本日の仕事帰りに再確認してみた。(2021/07/24撮影)
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 やはりシャッターが開いていた。
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 シャッターは全開だが、22日とは少し様子が違うようである。一瞬だったが見えていたはずのショーウインドの半分がパネルで覆われていた。だが、これも見覚えのある懐かしいパネルではある。
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 帰省時に店舗前を何度か通ったが、いつもシャッターが閉まっていた。帰郷後、シオタが閉店していたことを知人から聞いて知る。
 シオタの想い出としては、母親が同級生のシオタ社長からシオタ主催の芸能人コンサート・チケットを頂いてよく観に行っていた事。ラストのチケットは「千の風になって」の秋川雅史コンサートであった。昨日、自宅倉庫の不用品を整理していたところ、シオタのメガネケースに入った母親の老眼鏡が出てきたのも偶然であろうか。私が婚約指輪と結婚指輪を買ったのがこのシオタであった。鑑定書と一緒に袋に入れられていが分厚い「かぐや姫スタンプ」の束であった。そのスタンプは最終的に家内に譲ったが未だ使わずに持っているようである。

 これは2010年頃、「あいふる通り」が「あいふる316」だった頃の改装閉店セールの写真である。
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 これは2011年頃の開業52年感謝セール貼り紙。
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 今回のシャッター全開は定期的に行われているのか、店舗が再利用される兆しなのだろうか。それともモード大岡跡のように駅前商店街の再開発計画に伴う解体の準備なのだろうか。

 「トラットリア エム Trattoria M 肉 x ワイン 竹原のイタリア食堂」。ここを家族で訪れるのは今回が4回目であろうか。長かった緊急事態宣言がやっと解け、家族全員のワクチン接種が少なくとも1回目を終えたことから、7月の祝日移動型連休初日は家族揃っての地元竹原での外食ランチとなった。
 コロナ感染対策のため席数が限られ、祝日連休初日もあってか、朝のOPEN時刻直後に予約の電話をするもランチタイムは既に満席。テーブル予約席が空きそうな13時以降でも宜しければ・・・ということで予約を入れ、後ちに空席連絡を頂いてから14時前に店を訪れた。この日の朝食は9時過ぎだったので何ら問題なし。
 猛暑の中、残り1台分になっていた店舗横の駐車場に車を停め、玄関を開けてスリッパに履き替えて店内に入ると他のテーブル席は満席状態。前回訪れた時には予想以上にガラガラで逆に心配だったが、このコロナ禍の最中でも客足が伸びておられるようで喜ばしい事である。(2021/07/22撮影)
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 案内された予約のテーブル席は一番奥。
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 これまではいつもコースランタを頼んていだが、今回はサラダ付のランチ(パスタとピッツア)を Set A(デザートと飲み物)にしてみた。
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 これがパスタランチとピッツアランチに付くサラダである。サラダが付くことを知らなかったが、メニューを見ると枠上部に小さく書かれていた。よくある「サラダ付き」にしてこのボリュームと美味しさには驚きであった。
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 これは息子が頼んだ「自家製ベーコンと竹原産玉子のカルボナーラ」である。
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 家内が頼んだ「本日のパスタ(渡り蟹のトマトクリームソース)」。食べ切れない量とのことでフォーク2巻分を小分け皿に頂く。
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  そして私が頼んだのが「本日のピッツア(自家農園バジルのピッツァ・マルゲリータ)」である。
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 ピザカッターで6枚切り。生地がドッシリと厚くて5枚目で満腹になった。
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 食後に頼んだ Set A の飲み物(ホットコーヒー、オレンジ・ジュース)とデザートのシフォンケーキ。
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 ランチタイムは 11:00~15:00。食べ終わって店を出た時は15時前だった。
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 カウンター席に並べて置かれていたワインやウィスキーの空瓶の中に「竹鶴」を発見。店主の方に「竹鶴はブレンドするモルトが無くなって生産終了のはず。どうやって入手されたのですか?」と訊くと、「新たな竹鶴が発売されたので前川酒店でも買えるようです。」との事だった。しまった・・・先週、前川酒店で「龍勢(黒箱)」を買った時にウィスキー棚も確認すれば良かった。「竹鶴」の元になる前川酒店で買った「余市」と「宮城峡」のボトルは半年前に飲み干してしまい空瓶を玄関横に並べておいたのだが、この度の豪雨による玄関前の激流で1本が何処かへ流されてしまった。

 「竹原市施設 新型コロナウイルス感染症対策 忠海駅総合案内板他 解体整備工事」における解体物となっていた総合案内板と竹原案内図タイル碑が屋根ごと消滅していた。(2021/07/22撮影)
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 1998年当時の屋根付き総合案内板と現在の写真を並べてみた。
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 撤去された総合案内板と竹原案内図タイル碑もまとめて載せておく。20年以上前の案内だが、なるほど・・・これは内容が古い。このタイル碑は現在も町並み保存センターや地蔵堂にもあったハズ。旧警察署にあったものには江戸時代は代官所だったとの説明がされていた。(2003撮影)
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 タイル地のみの敷地となった場所にどのような「新型コロナウイルス感染対策」の設備が施されるであろうか。忠海駅の工事が先行しているはずなので、近々訪れる機会が有ればその設備が確認できるであろう。

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