安芸の小京都 竹原アルバム

このブログは私の故郷竹原のディーブな散策アーカイブです。 1996年から続けていた旧ホームページをブログとして継続中。 (ご注意:観光向けではありません)

2021年08月

 7月末頃から市内のスーパーなどに「たけはらぶどう」が置かれ始めた。消防署からハチ辺りまでの賀茂川近くには多くの竹原葡萄の直売所がある。本日は18時前に自動車で訪れたので写真が撮れた直売所は2件だったが、竹原商工会議所の「竹原葡萄直売所マップ」(PDF形式)によると、この付近には以下の直売所があるようだ。
  • 神田 紅陽園(消防署のはす向い)
  • 西部 七福園(「空」の交差点から呉線高架下まだの途中)
  • 貞森 尚果園(以下に写真あり)
  • 神田 精果園(以下に写真あり)
  • 川重(か)ぶどう園(一本道の突き当り)・・(か)は丸で囲まれた「か」
  • 古田 大果園(突き当りを右折して皆実橋手前)
このマップは現在地が「道の駅たけはら」になっているので道の駅に置かれているチラシであろう。(2017年のものだが入手できていない)

 もしも歩けば果てしないハチへ向かう一本道の始まりに有るのが「貞森 尚果園」。葡萄が実る時季になると有限会社サダ建企画の建物が直売所になる。(2021/08/21撮影)
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 一本道のワコー跡(現在はソーラー)の少し先にあるの「神田 精果園 直販所」。(「神田精果園直販所」の公式WEBサイトは竹原葡萄の歴史と情報が満載)
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 一本道中程にあるのが「貞森 ぶどう光園」。(この「クチコミ」のWEBサイトに多数レポートあり)
昨年は「貞森 ぶどう光園」の幟だったが、今年は「ぶどうキャラクタ」に変ったようだ。
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 ここから先は自動車では辛いので「ひやもと鉄工所」辺りで引き返すことにした。何度書いたか・・10年前頃まで「寝苦しい時の夢によく登場したこの光景」、いくら歩いても家に辿り着けず途方に暮れていると突然目が覚める。
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 広大なソーラーとなったワコー跡。西条の三永にあるワコーには今でも時々訪れている。
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 そして「貞森 尚果園」に戻る。
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 車の窓を開けても心地良い葡萄の香りがしないし、未だ出荷の最盛期ではないのだろうか?この辺りの殆どの葡萄園では房に袋が被せられた状態である。この長引く大雨のため農家の知人からキュウリの出来が悪い(逆にナスは良い)と聞き、野菜の流通も仕入値が高騰し始めたようだが、この悪天候の葡萄への影響はどうなのだろうか?今年は未だ竹原葡萄を一粒も食べていない・・・・。

 約10日前に古庭橋を渡った時、両側の欄干に黄色い札が掛けてあった。その札には「照明修繕中」と書かれており、何らかの原因で欄干の照明が壊れてしまったようだ。ここには確か暗くなると明かりが灯る行灯風の照明装置があったと記憶。もしかしたら7月の豪雨災害で破損したのか?よく見ると6台の全照明装置が取り外されていた。(2021/08/09撮影)
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 その後、ここを通った時には「3年前の豪雨を超える最大級の大雨」との警報が出たことで、多くの車両が歩道上へ縦列退避していた。警報が解除された後に再びここを通った時には「修繕中」の札が取り外され、全ての照明装置が元に戻されていた。
 どのような照明がここにあったか、修繕後の写真は撮ってはいないが、見た限りでは過去の写真と比べて外観上は特に変わった様子は無かった。

橋が造られた当時に撮った欄干の照明。(2015/12/30撮影)
20151230a
今年に撮った写真の照明。(2021/02/12撮影)
20210216a

 古庭橋の両欄干に取り付けられている数台の照明装置は、両サイドの歩道隅に立てられたソーラーパネルからの給電にて暗くなると自動点灯する仕組みのようだ。(橋の周辺には街路灯は無いのでソーラーは欄干の照明用と思われるが確証は無い。)
 6台全ての照明が取り外されて修繕されたということは外観上の破損では無さそう。装置はLEDランプ式に違いないから長寿命なのでランプ交換も不要であろう。欄干内の給電ケーブルか行灯が水漏れして漏電していたのか、どうでも良いことだが、電気・電子工作のD.I.Yが趣味である私にとっては、ここを通る度にどうしても修繕内容が気になってしまうのである。
 帰郷する前は、電気・電子D.I.Y工作やジャンク漁りをしたくて通勤定期で月に一度はアキハバラを訪れていたが、竹原に戻ってからはコロナ禍で遠出できないのでジュンテンドーやナフコ、西条のユーホーに代わった。コロナが落ち着いたら学生時代に通学定期で毎週立ち寄っていた広島市の松本無線パーツを再び訪れてみたいのだが、現在はさらに遠くの西区へ移転しており、定休日が日曜なのが非常に残念である。残るは通販!だがこれにハマると面白そうなものを気軽に色々と買ってしまい散財になりかねない。

 本川と賀茂川の数ヶ所にいて水位と静止画カメラ画像が閲覧できるサイトがあるのだが、国(国土交通省)と県(広島県河川防災情報システム)とで、その観測場所の情報は共通ではないようだ。

川の防災情報 - 国土交通省」サイトでは、
・賀茂川:小早川神社BS付近の水位計
・賀茂川:西小学校横の賀茂川大橋横の水位計
・賀茂川:賀茂川荘手前の相生橋のカメラ画像
・本川:下野町宮原のカメラ画像と水位計

広島県河川防災情報システム」サイトでは、
・賀茂川:小早川神社BS付近の水位計
・賀茂川:竹中手前の朝日橋の水位計とカメラ画像
・本川:下野町宮原のカメラ画像と水位計

 以上、本川についてはどちらも水位と画像が閲覧できるが、豪雨災害時に先ず確認したい賀茂川については小早川神社付近の水位以外が情報共有されいないようだ。

 今回は、その本川にある唯一の観測場所を実際に訪れてみた。場所は中通簡易郵便局から本川を北上した辺り、下図に示した国土交通省サイトの閲覧画面に赤色を塗った部分である。なぜか水位計と河川カメラの設置場所は離れており、厳密には水位変化状況と川面の様子が同一場所ではないことを認識しておく必要がある。
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 本日、夕方にその観測場所へ行ってみた。中通変電所の向こうには薄暮の朝日山。(2021/08/19撮影)
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 今回の豪雨によるダメージがあったのか、緊急維持工事中であった。
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 先の橋(尾道商店があった場所)の手前に見える電柱(アンテナ柱)と箱(キュービクル)が水位観測設備だった。
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 この法面の筒が水位計のようだ。隣りの白い部分を2019年に見た時はスケールが有ったが、豪雨で剥がされ流されてしまったようだ。
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 これが水位計計測設備である。
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 正式名称「下野水位局 広島県水防テレメータ」
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 このアンテナで測定結果をどこかへ飛ばしている。
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 橋から下流を眺めた様子。
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 本川が溢れると向こうに見える宮原県営住宅跡地は深刻な浸水被害となる。その為の水位観測設備と思われる。
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 続いて更に先の河川カメラ設備を確認へ。
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 河川カメラ撮影画像に映っている橋が見えてきた。(この橋を渡って今井ネームを過ぎると中通小)
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 このソーラー発電による自立型電源の装置がカメラのようだ。
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 水位計の場所より川沿い土手が狭く、対岸からしか箱の説明パネルが撮れなかった。
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 撮った写真を拡大してみたが粗くて正確には読めない。箱には以下の内容か書かれているようだ。
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 河川の閲覧画像を撮影する設備です。
 「川の水位情報」サイトで画像を閲覧できます。
 URL:https/k_river.go.jp
 「川の水位情報(河川監視カメラ) QRコード」
 広島県土木建築局河川課
 本川 竹原市下野町
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 さてカメラ装置は?
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 これ以上は近寄れず、装置メーカー名の銘板が読めない。ソーラーパネル下に黒い筒があり、ドライブレコーダのカメラ部分を大きくしたような物でレンズの周りには赤外線LEDのライトがある。そのカメラの下にも別のデバイスがあるのだが詳細は不明。川面の水位を測る超音波センサなら真下に向けているし、パルス電波式にしてはコーン状になっていない。そもそもこの装置は撮影用なので水位は測らないハズ。カメラの赤外線ライトでは光量不足なのか、これは大型の赤外線ライトのデバイスと思われる。
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 QRコードをスマホで読めないこのような中途半端な位置に設置されているのは、この辺りが一番荒れやすいのだろうか?
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 水位センサまでは橋ひとつ離れている。
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 本川にこの水位計と撮影設備がここだけなのが惜しい。水位計はここと同様な装置と思われるが、竹中、西小、小早川神社と賀茂川荘の装置にいても機会が有れば確認してみたい。

 缶ビールのプルトップが全開する「アサヒ生ジョッキ缶」という面白そうなものがあると職場の同僚から聞いていた。これまで缶ビールが飲みたくなった時はローソンなどで買っていたが、そのような変わったものは見たことは無かった。どうやら限定販売らしく、竹原で買える酒屋も限られているとの事だった。同僚の知る限りでは藤三スーパー酒類売り場(前川酒店ではない)と住田屋で、多量に安く買いたいなら藤三、住田屋では1人6本まで買える。
 自宅から徒歩でも行ける住田屋を訪れたのは久しぶりだ。帰省土産としての地酒やニッカウィスキー「竹鶴」を何度かここへ買いに行ったのは住田屋が竹原に開店してから数回であろうか。それまでは本川沿い生協近くの藤田で缶ビール24本入り箱を何度か買っていた。

 その生ジョッキ缶を住田屋へ買いに訪れたのは仕事帰りの8月7日夕方。駐車場には数台が停まっていた。店内に入ってみて冷蔵ケースを探してみたが置かれていない。再販されたらしい「竹鶴」もなく「余市」だけ。店内を何度か回ってみて、そろそろ店員に聞いてみようとしたところ、通路の角にバラ売りで「皆様が買えるよう1人6本まで」と書かれた「生ジョッキ缶」が積まれていた。味が分からないので、とりあえず試しにと2本を購入。ツマミのコーナーにてイカ天菓子も購入。(以下写真の撮影は2021/08/10)
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 壁に描かれた麒麟はこんなに薄かったっけ??
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 これが「生ジョッキ缶」。店内販売品が無冷蔵だったので、冷蔵庫で4時間冷やしてから風呂上りに初トライ。いつもはプル穴部分からすするように「ズビズビ」飲むのだが、ツナ缶のようにカパ~ンと開いて一気に飲み干してみた。なるほど!これは旨い!!泡立ち具合は見なかったが、コロナ前によく居酒屋で「とりあえず」注文していた「生中」を久しぶりに飲んだような気分であった。普通の缶と大差ないだろうと疑っていたが、2本目も同様に「カーーッ、フーッ」と大満足であった。
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 その後、改めて撮った壁の麒麟の「薄さ」が気になったので、新規開店当時の写真を探してみた。これは2002年の開店直前(未だ仕上げ工事中)に撮った様子である。壁の麒麟はクッキリであった。(2004/08/03撮影)
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 これはニッカ「竹鶴12年」や「竹鶴17年」が未だ自由に買えていた頃に撮った写真である。(2012/05/05撮影)
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 8月の連休明けから雨続きだが、来週には夏空に戻りそうな天気予報。雨が降る最中に夏の終わりを告げるヒグラシやツクツクボウシか激しく鳴いていたが、夕方にはコオロギの鳴き声が聞こえ始めた。昨年はオリンピックで警備員が取られて開催できなかったと聞いた花火大会は今年も無いようだ。8月もそろそろ下旬、未曾有の線状なんたらによる豪雨の次は、未曾有の猛烈台風が次々と竹原上空に進路をとるのだろうか・・・。

 久しぶりのストリートビュー。今回は忠海町から県道59号(東広島本郷忠海線)回りで田ノ浦までのルートである。忠海駅から「道の駅たけはら」までは、本ルートと国道185号ルートの2通りがあるが、どちらも最速で約15分はかかる。本ルートには途中に信号機が全く無いが、急勾配のワインディングで三角形の2辺となるので結構時間がかかる。これまで走った経験上、国道185号ならば教習車や低速走行車に遭遇しなければ本ルートよりも所要時間は短いようだ。

 走行ルートを下地図に赤矢印(トンネルは黄色/青線は竹原市境界)で示した。 
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 それでは、三原市小泉町からスタート。(2021/08/15撮影)

 三原市圏内から竹原市の境界がある小吹山トンネルへ突入。
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 小吹山トンネルの入口に竹原市を示す満月の竹藪で産まれた「かぐや姫」の看板。
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 このトンネルの中程辺りが丁度、三原市と竹原市の境界。
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 トンネルを抜けると竹原市の境界標識があるが、本来これはトンネルの壁面にあるべき。
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 竹原市に入ると急な坂道となるので登坂レーンが設けてある。
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 まだまだ坂が続く中途半端なところで登坂レーンが消滅する。
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 坂道の峠から瀬戸内海がチラリと眺められる。
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 しばらく下り坂(三原方面は登坂レーン)を走るとバンブー公園への分岐標識がある。
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 ここを左折するとバンブー公園を通って国道185号へ出ることができる。
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 そのまま進むと急な下り坂の急カーブが始まり、この辺りからはエンジンブレーキを強いられる。
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 ここで旧道と交差。左は小吹地区、右は田ノ浦への旧道。
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 下り坂は更にキツくなる。ブレーキを多用していると後続に慣れた車が詰まることになる。
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 朝日山が見える場所もある。
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 最後の急な下り坂の直線(橋下には旧道が交差)。減速せずに放っておくと速度は更に増す。
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 そして最後の急カーブ。
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 ここから右は小梨地区方面への県道368号起点(現在、途中から通行止)。ゆるやかに左カーブを曲がると田ノ浦地区となる。
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 この辺りから勾配は緩やかになる。
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 右は三井金属社宅。左は「時かけ」に登場した旧斎場(永楽院)があった墓地への坂道。
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 右は中央こども園(旧中央幼稚園)。信号左へ入ると竹原小学校。
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 国道75号が田中区や共栄区を貫いた辺り。
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 二重焼「松屋」を過ぎた辺り。
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 「道の駅たけはら」の交差点。ここで県道75号終点(起点)となる。
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けけけ

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