安芸の小京都 竹原アルバム

このブログは私の故郷竹原のディーブな散策アーカイブです。 1996年から続けていた旧ホームページをブログとして継続中。 (ご注意:観光向けではありません)

2021年12月

昨日、飼い猫がキッチンで「いたずら(わるさ)」をしていた際に、棚のどこからか転げ落ちてきた空箱がこれである。空箱は折り畳まれてはおらず、中には何も無くてフタは内側へ折り込まれていた。(2021/12/20撮影)
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 正面
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 右側面
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 左側面
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 背面
 品名は「風味しょうゆ」、製造者は「森原醸造株式会社」。新町の観光駐車場近くに在った森原醤油で造られたものだった。
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 「瀬戸の小京都」と書かれてはいるが、描かれているのは確実に「安芸の小京都 普明閣」。捨てずに何処かに仕舞われていたからには箱を切り開いてみるわけにもいかず、3面撮った写真を画像合成して接なげてみたのがこれである。
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 この「普明閣」を見て思い出したのが、2003年に旧HPに書いた「0365 風味しょうゆ(森原醸造)」である。コメントを読み返してみたら、捨てられる寸前だった醤油瓶と剥がしたラベルの写真についての記事であり、何処かに保存していた空箱を紛失してしまったと書かれていた。その空箱を18年後に飼い猫が「発掘」してくれたのであった。

 旧HPは利用しているサーバの終了で、そろそろ閲覧ができなくなる可能性があり、以下に転載しておくことにした。
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0365 風味しょうゆ(森原醸造)
#06#07
撮影月日:2003.03.20
 昨日使い切ってしまい、捨てられる寸前だったのを台所で偶然見つけて慌てて写真撮影した後にラベルを剥がしたものがこれ。 この醤油は「普明閣」が描かれた森原醤油の珍しい醤油であり、このラベルの作成を依頼されたデザイナーから直接お土産で頂いたものである。
タイトルが「安芸の小京都」ではなく「瀬戸の小京都」となっている理由は聞きそびれてしまったが、竹原に関する貴重な収集データのひとつとなった。  この醤油は別なデザインの「普明閣」が描かれた白い箱に入っていたが、大切にしまいすぎて行方不明となってしまった。 このラベルが貼られた醤油が現在も販売されているかは判らないが、 「森原醸造」でネットサーチ(infoseek or Goo)すると竹原商工会議所殿のホームページ内の「ふるさと産品宅配便」に掲載されているのを発見した。 但し、注文の有効期限が平成10年となっており、トップからはリンクされていないようである。 このページには、他にも「JA竹原」の馬鈴薯、「レインボー食品」のスープ缶詰セット、「御幸」のお好み焼きも掲載されている。
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以上

 雲間から太陽光がサーチライトのビームのように延びる幻想的な現象「天使の梯子」。夕刻の仕事の最中に時おり見掛けるも写真を撮る訳にもいかず、これまでただ眺めているだけだった。だが、休日の午後に何となくその「天使の梯子」が起きそうな兆候(陽が沈む西の空に隙間が多い厚い雲が流れている)が見られたことから、道の駅にて夕刻を待ってから絶景ポイント忠海の「エデンの海P.A」を訪れた。(2021/12/19撮影)

 途中、高崎の国道沿いからその兆候を確認。この撮影ポイントでは高崎洞門辺りに隠れて全景が見えなかった。
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 エデンの海P.Aに着いたところ、運よく展望台には誰一人居ない。
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 16時25分、寒風が吹き抜ける東屋でカメラをセッテングし、刻々と変わるビームを眺めながら撮影。
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 ・・・おお・・・これが「天使の梯子」だ。これまで何度か見れたものの撮影できたのは初めてだ。
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 この頃、展望台に仕事帰り風の男性がやってきてスマホで何度も撮り始めた。
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 撮影を始めてから20分程度経った頃には雲が分厚く拡がって夕陽は見えなくなってしまった。
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 何となく島々の上辺りの雲が夕焼けになり始めた。もしかしたら沈む夕陽が顔を出すかもしれないので待ってみることにした。
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 そして16時50分、沈む夕陽を撮ることもできた。この時、超望遠レンズを付けたカメラ持参の男性が展望台にやってきた。もう少し早く来ていれば「天使の梯子」も撮れていたのに・・・いや、別の場所で撮っていたのかもしれない。17時には完全に太陽が見えなくなった。
#12

 次回は、昭和時代の青春ドラマや「あしたのジョー」に登場する巨大な夕陽(普段の1.5倍程度)を撮ってみたいのだが、これまで見られたのは年に2度か3度程度。夕陽がオレンジ色に染まるのは既知のフィルター現象なのだが、なぜ大きく見える時があるのかは未だ私には分からない。空気の湿度や気温によっては凸レンズになるのであろうか。

 本日は竹原市長選挙へ投票後に自宅で寛いでいたが、午後からは厚い雲が散り始めたことから沈む夕陽を撮りに外出した。途中、道の駅に寄ったところ観光客も多く「道の駅ぴあの」を連弾されている人がいたので、生温かい缶コーンポタージュをすすりながら30分程度鑑賞。16時になったので外へ出て見たら、どこからか香ばしいソースの香りと童謡風のBGMが漂ってきた。そう、今日は道の駅の裏にある「たこ焼き 天ちゃん」が営業中だったのである。(2021/12/19撮影)
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 店が開いている!!
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 湯気で曇ったガラス越しに見える「たこ焼き」は大玉だった。小窓を開いて8個入(450円)を注文すると「ごめんなさいね、今日は材料切れで8個パックができないんで、残りの6個を無料サービスします」との事。それは申し訳ないと300円払おうかと思ったが、せっかくなので「近くなんで今度道の駅に来たら買いに寄りますね」と御厚意に甘えて有難く頂くことにした。
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 今考えれば道の駅に戻って食べても良かったのだが、何も考えずに自車内にて食べることにした。
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 本日の最後の6個、先ず1つを口に入れるとアツアツ!!甘いソースとホワホワの大玉が口の中でくずれた。コーンポタージュを飲み終えたばかりで空腹では無かったが、気が付けばあっという間に6個全てを食べてしまっていた。
#05

 次回、道の駅に寄る際は先ず「天ちゃん」で「たこ焼き」か「たこせん」を買ってからにしよう。

 本日朝7時、玄関を開けると朝日山が初冠雪。通勤途中に荒れ地に車を停めて撮ってみたのがこれである。この時の車外気温は零下1度であった。(2021/12/18撮影)
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 竹中校舎をズームイン。
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 その後、9時過ぎには朝日を浴びて朝日山の冠雪は消滅していた。

 昨日朝ではyahoo雨雲レーダーによる竹原市の雨降り開始時刻が18時頃となっていたが、10時の更新では15時開始、11時では14時開始に変り、12時では既に降っており降りやむ予測は14時頃。だが13時には晴れたので確認すると本日はもう降らない予測に更新されていた。だが、14時からポツポツし始めたので再度確認すると22時まで雨になっていた。だが、夕方には雪は降らないはずだった竹原町(中央)にチラチラと雪が舞い始めた。そして本日朝、自動車の屋根には3cm程度の雪が積もっていた。
 最近のyahoo雨雲レーダーの精度は30分後でさえも降雨予測が外れる頻度が増しており、個人的に予測の精度・信頼性について更なる疑問を感じている。
 このところ暖かい日が続いていたが、2日前の16日朝は見事な・・・いや現像的な・・・いや不吉な朝焼けを目撃。朝焼けは雨が降るとの言い伝えの通り、14時と16時過ぎから雨が降り始めた。朝に確認した雨雲レーダーには降雨予測はなかった。

 これは16日朝方の「朝焼け」である。(2021/12/16撮影)
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 さて、今後の積雪に備えて滑り止めチェーンを買っておくか、スタッドレスにしようか、今年も降らないと決め何もしないでおくか、その判断材料のひとつであるyahoo天気予報は「長期予報では降雨は平年並みの40%」とあるが、天気予報まで「信じるか信じないかは貴方次第!」の血液型・星座・オーラ占いレベルになりつつある。

 老朽して継ぎ接ぎだらけだった旧国道185号線の舗装工事が行われている。現時点では住吉橋から新町交差点先の区間まてが再舗装を完了しており、ここ一週間見た限りでは休工中のようだ。工事期間は今年度末までとなっているので、続く新町交差点から更に西側の竹原市役所北交差点(珈琲館珈根)までの区間も再舗装されるのではなかろうか。(2021/12/14撮影)

 ここは新町交差点、竹原で信号機が初めて設置された(変形十字)交差点である。
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 その信号機には「新町」のプレートがあり、電球型の旧式信号機のまま。
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 交差点の西側は横断歩道先までで再舗装が完了している。交差点角は森島毛糸店。
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 交差点に北側は大広苑方面。現在の国道432が開通するまではこちらの道路が国道432だった。開通当初は432号バイパスと言われていたのに、いつのまにか国道432号になっていたが、現在の大広苑前の道路は"名無しの道路"になってしまったのだろうか。
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  こちらは交差点東側で住吉橋方面である。写真左は増田商店で右側が吉井理容。
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 交差点角の吉井理容。
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 この交差点から東へのルートが現時点の再舗装完了区間である。
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 それでは再舗装された住吉橋手前までを移動してみる。
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 この辺りは旧亀尾書店があった辺り。
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 一冨士跡は更地のまま。
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 舗装されたのは住吉橋西詰までであった。
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 この工事のプレートには「市道新町2号線1路線道路舗装工事」と書かれているのだが、この「外」は「2号線」なだろうか?それとも「1路線」なのだろうか?どちらにしても「旧国道185号線」ではなく馴染みが全くない「市道新町2号線」という正式名称になっていたのは予想外であった。
ちなみに再舗装前の路面状態は過去ブログ記事の以下を参照してみてほしい。
新町旧国道沿いの書店跡を探して
新町交差点辺りの超芸術
この路線を自動車で走ると等間隔に繋ぎ目があり、カタン・・・カタン・・・と軽やかな音がしていたが、再舗装されてからは無音・無振動となった。現在、市内各地では再舗装工事が行われており、この旧国道185号線と同様の快適な舗装路に生まれ変わるであろう。

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